ポラリスストーブを簡易FF暖房として使えないものか、という企み。
前に考えた例ではPig stoveの筐体の中に入れ込んで、っていう方法だったわけだけど「低い位置で炎熱を保ちつつ、
排気さえすればいいってことはダンパー/煙筒のジカ載せでいいのでは?」というさらにモノグサな案に辿り着く。

Tiトライアングルに載せるには勘合の加工が必要か、と思いながら試してみたところ割とカチッと収まった。
このままだとダンパー側が沈み込んでいく可能性があるのでピンか何かでストッパーを噛ませた方がよさげではある。

バタフライも含めるとダンパー内で三段に敷居が内蔵されている構造なので、
これで煙筒基部を赤熱させる程度に運用できれば割と理にかなってる…筈。
暖気が確保できるのであればガスストーブ併用って手もあるだろう。

押忍 快速旅団

昨日は気温が上がって雨がちな一日だった。雪はまた随分融けてしまったなあ。そこから一転、今日は朝からTV等で「北日本で大荒れ吹雪」としきりに注意を発していた。「それならまた雪も復帰するからヨシとしとくか」なんて思ったものの、この近辺は風が強いばかりで10cmも積もることがなかった。…明後日には林道に走りに出ようか、って予定だから肩すかしではある。

とまあ、そんな荒れ荒れの予報だったこともあって今日は“これまで先送りにしてきた事務仕事”に手を付けた。まずは海外向けクリスマスカードを作ってから、開発中の4つ折りコットのスタッフサックのプリント意匠を制作するなど。久々に扱うイラストレイタは思ったとおりなかなか厄介だった。トレースするだけに近い作業だけど「もっと上達せんと」と使う度に思う。

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先週店先に現れたエゾタヌキ。しばらく姿を見せなくなったから穴倉にこもったかと思っていた。したところ昨日の夕方、舗装の上に薄く乗った雪に足跡がついていた。しかも二頭分。「夫婦だったりするのかね?」と幹事長に語ったところ「親子じゃね?」との見解。そ…そうか。まあ、どっちにしてもおとぎ話の一場面が思い浮かぶようではある。
暮れてからたどって見たところ、タヌキの足跡を追うようにキツネの足跡もついていた。キツネがタヌキを捕食する、ってわけじゃないみたいなのでどこかでバカし合いを段取りしてるのかもしれんぞ、これは。つるかめつるかめ。
さらにその後には脇道に向かってシカが足跡をつけていた。キツネやシカが行き交っているのはもちろん知っていたが、その跡をこうやって目視化されると「なんともネイチャー」でござる。

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雪はあいかわらず積んで溶けてを繰り返してヤキモキさせられてはいるが、12月初頭だからまあ積んでるだけマシか。して、かねてより予定していた冷水林道出走へ今シーズン一発目として往復してきた。出発地点では氷に近い路面で暴れるハンドルを押さえ込むのに苦労したが、山頂~山裏と雪質は段々よくなっていって初走行としては上々だった。
と、それはそれでヨシとして。先日作ったアイホン動画撮影用のボディマウントを試したんだけど角度が随分下向きだったのでスポンジとかで調整しなくてはならないし、オフ用メットをかぶったままだと操作が見えないのも改善したい。もひとつ、冬の給湯でチョイチョイ使ってるmKettleがなかなか着火せずに苦労した。真冬でも確実に給湯できるのがいいところなんだけど燃えカスの処理が面倒だし、次からはガスにした方がラクかもしれんなあ。

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昨日、スノウバイクで走りに出る前にはフロントスキーにワックスを塗ってみた。「今まで塗ってなかったんかい?」とツッコまれそうな話だけど、強大な出力に任せて走れば大丈夫だろうという安易な考えもあったもので…。
とかくフロント側は相当な抵抗があるため、発進時につんのめるようになってそれが発進直後の不安定さにつながりやすい。まずはそれを低減しようと考えたのと同時に、滑り抵抗が減ることで雪の深い状況での埋まるリスク低減にもつながるんでなかろうか、と期待して。
実際に走ってみた感想としては、走りそのもので劇的な改善は感じられなかったっていうのが正直なところではある。それでも取り回ししやすくなったような印象だったから、走行時の抵抗も当然減っている筈。ともあれ、今シーズンはマメにワックスを塗ることにしよう。

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先の日曜、スノウバイク初出走では昼食にちょっとお高いカップラーメンをおごってみた。有名ラーメン店さんとのコラボ商品で、丼型ゆで時間5分っていうゴージャス品。これが思わぬ失敗で、450ml給湯を要求されて時間がかかる上に5分待ってる間にヌルくなってしまった。
割箸を燃料としたmKettleの処理も億劫に感じて楽しめるランチとは言えなかった。雪上露天でノンビリゆったりっていうのもツライわなあ、というわけで次からはガス+鍋にしようと決めた。一周回って基本に立ち戻った感じ。
イオンマイクロ+110ガスだとソロクッカー(136mm高)にバラさずに収納できてジェットボイル的なモノグサ運用に近い。風除けで緊密に覆うことで着火さえできれば自己発熱で出力低下を防ぐ、っていうあたりも含めて「アッちゅー間にアッチンチンのランチ」を目論む。

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構想中の簡易FF暖房テストのため、エントラント系生地で庵/I-oriを一張り試作してもらった。薪stvを使う際には立体シールドを張り出して設置スペースを確保するところ、灯油stvであれば消火後の取扱いがしやすいので居室側に煙筒ポート孔を配してある。これにより居室容積をさらに縮小して暖房の効率としても向上させられたら、と期待している。
かねてよりSimpleで使っている生地で遮光性の高さがご好評いただいているわけだけど、同時に裏白のコーティングは照明効率もバツグンにいい。かつてTi Goatさんの裏銀シェルタを使った際に「室内が明るいと暖房温度が低めでも暖かく感じた」っていう経験の流用、とも。
一方、「朝暗い」っていうのは日の出の早い夏場の朝寝に、っていう思惑も含む。タープ態様で設営した際にも影が濃くてより涼しい…筈。

押忍 快速旅団

【このトピックへのコメント】
  • おかかおむすび夏にお邪魔したときに「この生地で」とお話をさせて頂いた者です。
    目的は違えど実際に形になっている姿を見るのはうれしいです。
    製品化を楽しみにしてます。
    (2016-12-07 22:03:15)
  • Gen.おかかおむすびさん
    その節はご意見ありがとうございました。いただいたアドバイスを元に、一工夫加えたものにしてみました。
    テスト検証や生地選定等、少々お時間いただくことにはなりますが是非カタチにしていきたいと考えています!

    Gen.
    (2016-12-08 10:32:44)

昨日のエントリは思った以上の反響でちょっとビックリでござる。して、調子に乗ってというワケでもないけどもう少し庵/I-oriネタ。
…写真はこの5月に小屋張りを始めとして色々試した際にやってみた合掌造り。この時点では「単に広くなるだけじゃ芸がないわなあ」と思ってた。が、簡易FFストーブを含めて今回の取組みがうまくいくならこの手の連結設営に実用性が出てくるような気もしてきた。単独行や暖房効率を最大化させるのであればハーフシェルタ態様で、ある程度穏やかな状況下で2~4人の宴会であれば小屋張りや合掌造りでおもてなし、というイメージ。

それもこれもポラリスによるFF暖房の成否がカギを握る。今週末、ひどく荒れなければいよいよ隣の“空き地ラボ”で検証に入りたい。

押忍 快速旅団

写真はシステム寝袋AI-102の原点となったマットイン寝袋「夕張」。夏の使用を意識してダウン200gの設定だったのはいいとして肩周りがスカスカだった。これを中綿400gに増量してダウン50gの肩掛けを増設してみた。マットイン型450gってことで-10℃を中心とした対応見当。
また、裏面に仕込んであるマットはALPSというメイカーの4シーズンマットでR値は4.5、すなわちこれも大体-10℃対応。従来から扱っているNorrskenの供給が不安定なので雪上での使用に問題なければ切り替えていこうかと考えている。プッシュポンプ内蔵、っていうのも魅力。

ここまでで屋根、寝具、火器と役者は揃ってあとはテストに出るばかり…ってところなんだけど、明日の予報は吹雪とな。もう平日でもなんでも出られるときに出るかいなあ。

押忍 快速旅団

今朝、ラジオを聞いていたら「豪華散弾銃」について熱っぽくアピールしていた。「彫金とかハデハデの散弾銃?」なんて思い浮かべていたところ、お節料理のラジオ通販でしたとさ。「三段重」ね。…かつて「備蓄倉庫」を「びちくそウンコ」と聞き違えて以来のソラ耳で独り苦笑してしまった。

そんな小ネタはさておき、今日はこれより雪嵐の予報。朝から札幌がワヤになっている様子が報じられていたが、我が町は朝のうち少し降っただけで割と平穏ではある。が、天気図を見ると明日にかけて荒れ荒れ必至、ってんで外泊はパス。正味、怖くなるような気圧配置だわ。
写真は近所の酒屋さんで手に入れた一食用のパスタソース。紅白ソースが揃ったので次の泊りは久々に簡易ラザニアをいただくべし、と乾燥ベーコンも準備。足らない食材はこれより買い出しへ。

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