アウトドアメディアで取り上げられることは滅多にないけど、EBY265に110gガスがスッポリ収まるのは他にない利点だと思っている。ガスを持つだけの容量で400㏄カップを同時に携行できることになるわけで。
して、我が店のマルヒータも何気にEBY265のフタとなる寸法でこしらえてある。が、残念なのはガスを同梱しようとするとバルブの首から上が少しオーバーしてしまうこと。「それならば」と旋盤の親方にお願いして首上が通るように孔を開けてみてもらった。これならまさしく“110gガスとほぼ同寸”。
本来ならマルヒータは炎熱が上に逃げるのを抑えるために中央を塞いでいたわけで、孔を開けるっていうのは暖房器具としての効率が下がることになってしまうかもしれない。そのあたりは一度実地で試して様子を見るとしよう。