團長日誌

今日は朝から草刈り。タンポポは元より、イタドリやフキの勢力が増しつつあるところ出鼻をくじく。雪投げもそうだけど、最初が肝心だと思っているので結構念入りに刈ったった。特にタンポポは「これでもか」っていうくらい進出してくるのでもう目に付いたら徹底的にチョンパだで。
気温の上がらないうちに開始するわけだけど1時間半も作業すると汗びっしょり。しかしまあそこは運動と割り切って鎌を振るう。これより2ヵ月ばかり草刈りのスケジュールに腐心する日々がついに始まったか。
6月にはスノウバイク走行ルート近辺のヤブを刈っちゃろう、という考えもあって鎌を背負ったままトンボに乗ってみた。相当窮屈なので走行にはかなり気を遣う。特に左側に傾くときにソーサーが地面に触れるので少なくともこの備えでヒャッハ―な走りは無理というもの。

美瑛 千代田の丘より帰投。先週後半は初夏を思わせる陽気となって、ってそれはいいんだけど遠景が随分かすんで見えて黄砂が来ていることに軽い不安を感じていた。しかし悪いことに往路の途中で雨。ただでさえ雨中走行はジャリジャリになるのに、黄砂混じりの雨でスナスナになってしまった。
雨の養生で三段の滝で一旦停車した際には黄砂雨でよく見る“水たまりが黄色くフチ取りされている状態”になっていてウンザリ。幸い美瑛での設営・撤収の間だけは雨は免れたものの、帰途も細かい雨。…普通の泥と違って粒子が細かいから洗車するにも用心せんとマズイわなあ。

帰ってきてみると先に触れた“横付けC場”のマッピングについて版元さんからNGのご通達。あー、やむなし。自力で訴求する方法を考えるとしよう。

“横付けサイト“のマッピング、「Cガイド広域図に」という案は立ち消えで、それならツーマプにヒモ付けしていこうかと考えた。と、その新版を購入しようにも我が町にはすでに書店がないので栗山の書店を目指した。
が、栗山の市街地に二つあったはずの本屋さんがどちらも閉まっていて購入できず。特に片方の本屋さんは外から見て多少の商品は陳列されているものの「売店舗」の札がかかっていて不気味な雰囲気だった。もう一方は春前に訪れた際にブラインドを下げていて今回も同じ状態。…もしかしたら栗山も無書店地帯になってしまったのかと思うと気分は暗い。
やむなし、ツーマプは通販手配。と同時にグーグルマップを使ってみた。現時点では単にプロッティングしただけなので少なくともツーマプとのヒモ付けまでしたところでアピールの方法を考えたいと思うております。

美瑛から戻ってきてコッチ、日が出ない状況が続いて肌寒い。最低気温は10℃前後ということでこれは平年よりもやや上ってことになるようだけど日中の気温が上がらない。なにより、先週の季節外れな温度上昇で相対的な落差がコタえている感じでストーブを使う日々に逆戻りしてしまった…。

写真は美瑛泊の際にマルヒータ改/ポラリス灯油運用で暖房としての状況を見ている際の一枚。Tiトライアングル改造ゴトクだとヒーターとの干渉があまりよくないのかCO排出が多め。検知器とにらめっこしながらだと大して暖を採ることはできなかった。
今だに肌寒いのは生活上ラクではないが、次の週末にストックのゴトクに戻してもう一度様子を見ることにしよう。それが済んだら夏向き装備に改変。

ツーリングマップル(以下TM)新版着。先にプロッティングしておいたグーグルマップ「Ride Inn」とTM地域図のグリッドについてヒモ付け作業を開始した。ついでなので自分自身が訪れたことのあるC場については【快速旅団 所感】という形で編集付記しておいた。
と、TMでも巻末でC場の索引ができるようになっていてそこでは「乗り入れの可否」も示されている。が、今回Cガイドから拾ってきた「横付け可」と結構な食い違いがあることに気が付いた。おそらく“芝の上まで乗り入れられる”というのと“駐輪場等に停めて横付け”といった設営の許容範囲に差がある、ってことだろう。 従って“横付け”の定義については現地確認要。
ともあれ、作業は道南・道央・日高/富良野・道東まで終えて、後は道北を残すのみ。画面と紙面の行ったり来たりで精力が尽きてしまった。

横付けC場マップ「Ride Inn」のTMヒモ付けが大方完了、ってことで改めて先日訪問した千代田の丘C場の所感。…利用料￥1,500っていうのが道内フリーサイトとしてはお高めで、ネットでの評価は必ずしも高くない。「芝の草足が長い」とか「炊事場がイマイチ」とか。しかし実際にはちゃんと刈り込んであったし、炊事場は単純な構成だったにしても洗剤とスポンジを置いておいてくれたりで個人的には好ましい態勢ではあった。
買い出しに出た際にはセブレブしかなくて自炊するには物足りないが、併設レストランの美瑛和牛をふんだんに用いたメニューで“ぼっち晩酌”も金次第、という様相。周辺には展望良好な丘が複数あるし、夜になると街灯の少なさが幸いして星が良く見えるに違いない。穴場扱いされてるC場だけに、フトコロの余裕と写真撮影の気合次第では有利なC場だと思った。

美瑛泊では普段JKTの胸に吊っているトレイルドロップを室内に吊るしてみて便利だった。…トレイルドロップ、廃盤となって久しいが“時計とタイマーと温度計”っていう自分にとって必要十分な機能が備わっていて重宝している。
ただ、ナースウォッチと同じように文字表示が天地逆なので単純に吊るすには見るのがちょっとメンドイ。したっけ、ランヤードの取付け部が壊れた個体も一つ持っていたのでこれにピアノ線で簡単なフレームを作ってショックコードを通してみた。シェルタの竿に固定してみるにマズマズようそろー。単車のハンドルにも固定できるけど振動と防水が心配…かな。

「腕時計 温度計」で検索すると最近では1万円以下でオサレっぽいのもあるようだから、トレイルドロップがイってしまってもまたこさえたらよかろうて。

昨日から今日にかけて雨。外泊は早々にあきらめて滞りがちだった業務をクリアにすることにした。加えて、買い物の用事で岩見沢へ往復。一つには前から気になっていたプロノさんのカッパについて現物を見に行った。
写真はストレッチ素材によるカッパ。サンドという色味で表記されているんだけど、ほんの少しオリーブがかっていて普段使いのウィンドブレーカーにもできるルックスで気に入った。最近では作業着の大メーカーさんもライダー向けに力を入れていることが話題になったりするが、カジュアル作業着に早くから取り組んでいるプロノさんの製品には一日の長がある。
この夏はスウェットや防具ウェア上下にカッパを羽織って出かける、というスタイルで通してみようかと考えているので帰りにはしまむらさんで値下げになっていたスウェットパンツも買っておいた。

この水曜にはスノウバイクで走ったショバの無雪状態を確認すべく山に入る予定。これまで様子を見に入った際に残雪に行く手を阻まれていたのを改めて検分してみよう、と。その時点ですでにヤブが迫ってきていたので昨日の買い物に出たついでに折り畳みのカマを購入。
刃渡り約9cm。波刃で「研がずに使える」っていうのを売りにしてるようだけど、逆に言うと研ぐのが難しいから切れ味が悪くなったところで交換、っていうシロモンではある。しかしまあ、こんなコマモノでヤブに対抗することができるものだか…。お守り程度の“蟷螂の斧”感たっぷり。それでも「強行突破してダニまみれ」は避けたいので、できるだけのことはしておこう。
先々週の草刈りの際に刈払機を背負ってトンボに試しに乗ってみたわけだけど、普通に走るのに危険があるようじゃ非現実的でござる。

プロ野球は今日から前半の山場、交流戦が開幕。今や交流戦廃止論も出てきてはいるが、セ・リーグからすればペナント奪取の試金石、パ・リーグからすれば商売繁盛チャンスってことでまあそうなくなるってことはないだろう。読売新聞の爺様がブーブー言いそうだけど、9人でやる野球と10人でやる野球で物理的にセ・リーグが劣勢なのは織り込み済みとすべき。
我等がカープは今日からL軍戦。L軍の男女混声メロディのチャンステーマは12球団の中で一番カッコいいと思っているのでちょっと楽しみ。
写真は来週のF軍戦観戦に向けて準備したビジターユニ。「ホントは#58 JJのが欲しかったのに、在庫がなかったから#57オスカルにしたんでしょー？」という核心を突いたツッコミをしてはあきません。F軍の岡ひろみとオスカル様が対決したりすると何か素敵やん？

天気予報では昨日の午後から下り坂、っていうつれないものだったけどどうにか今日一杯まで持ちこたえた。して、予定のとおり冬のスノウバイク活動で入った山中を車輪状態でおさらい。まあ…林道というよりはほぼ廃道といった方がいいかもしれない(一応、市には一言入れてある)。
まかないはパワーエイジさんの“着る防具”の上に先日プロノさんで購入したカジュアルカッパ。「不意の雨水に備えて」と言うのももちろんあるけど、マダニ対策でディート大盛りの防虫剤をふりかけての突入という前提にて一張羅だと痛む恐れがあるので、そういった意味での“カジュアルさ”が心強い。
また、今日のために準備しておいた折り畳み鎌も持参したが笹の茎が思いのほか固く、取り付き近辺を刈り払う程度の使い勝手。ノコか鉈、あるいは剪定ハサミの方がむしろよかったかもしれない。