昨日触れた室内整理の意向を受け、荷姿を07年頃にSDRで実践していた “増槽スタイル”に再構成してみた。トップに載せたバッグも当時と同じくマジソンバッグ。エンデュリスタンとペリーヌパックによるパッキングは一見して機能性を主張できて気に入っているが、スポーツバッグでツーリングっていうレトロなスタイルにも拭いきれない魅力を感じている。
かつてはサイドワインダで吊ったスマートコンプレッサの防水養生に腐心したが、春前に取寄せていたALPSさんの防水コンプレッサに換装して解決できれば、と期待している。無雪期にはさすがにコケることを前提とした走りはしないので強度的にもまあ何とかなるんであるまいか。
シェルタ設営後、室内でサイドバッグが場所を喰っていたのをバッグに一まとめにできるようにした、という次第。

押忍 快速旅団

幸か不幸か今日は雨、ってんで防水コンプレッサによる増槽スタイルの耐水性を試すべく走りに出た。1時間走り回ってから荷をほどいてみたところ、一部に結露とも漏水とも取れる湿りはあった。が、15m/sを超える風雨にさらしっぱなしにするほどの強度設計じゃないだろうないからむしろ上々の成果だとは思う。完全を期するならばさらに内部で養生するのがベスト。
他にも超撥水風呂敷による積載カバーと外出着として定着しつつあるカッパの様子を改めて見ることもできた。結果、超撥水風呂敷はよほどの大雨でない限り問題ないと見た。
カッパについて、JKTは対向車の水はねを浴びても平気なほどで信頼するに足る。ただ、ズボンは見た目重視でファスナフラップ一重のを履いていたものでシワにたまった水が浸入してきて股間ダダ濡れ。…まあ、やむなし。

押忍 快速旅団

外泊時には大体ワイン一本飲むのが定例、ってことで詰替え運搬用に白波0.9L紙パックを買ってみた。ウォーターキャリアだとコシがないから飲み進めるにつれてうなだれるのがあずましくない。酒たるもの、ビシッと直立する存在であって欲しいもの、と。耐久性はちと懸念されるが。
まあ、ボトルをそのまま据えるっていうのが一番スワリがいいんだけど、ゴミ捨て不可のサイトだと後が面倒だし購入時の運搬にしても詰替えておいた方が扱いやすいので習慣づけるのが吉。
一旦中身を抜いて改めて容量を測ってみるとイッパイイッパイで1L入ることがわかった。従ってワインを仕込んでさらに甲種焼酎ワンカップであらかじめブーストしておけるわい、ウヒヒ。「それ…もうワインじゃないじゃん?」とツッコむなかれ。カクテルですよ、カクテル。

押忍 快速旅団

先週末はスカッと晴れて、今週半ばには雨。「これはようやく週末雨のサイクルから解放されたか」と思っていたら今週末はまた雨とな。…一昨日くらいまでは雨マークのない予報だったのに。
この週末は定休連休、ってんで軽トラにトンボを積んで稚内まで出向くつもりだったんだけど予定はパァ。土曜のうちにとにかく北へ寄せて軽トラ泊、日曜は朝のうちに稚内入りで宗谷丘陵近辺で撮影して宗谷ふれあい公園でシェルタ泊、のち、月曜にトンボ返りっていう“二泊一日”行程。…強行したとて特に明日の天気が一番悪いみたいなのですっかり意気消沈でござる。
写真は先の大沼野営場で作ったジンギスカンのカレー煮込み。先週末が近場ながらかなり楽しめたこともあって、この連休はモノスゴイ期待していただけに虚脱感がかなりシンドイ。

押忍 快速旅団

楽曲「き・い・てMy Love」の中で「雨の日のすごしかた♪」と歌ったのは現在野々村真さんの奥さんであるところの坂上とし恵さん。と、それはさておき今日は予報に違わず一日中雨。小康状態になったところで草刈りでもしようかと準備している間にまた強く降って、の繰り返しでもうお手上げ。
やむなし午前中は草刈り機の整備。のち、案を暖めていたlXl積みの簡略化を試してみたりして時間をつぶした。積み方としては縦方向を仮留めしてからXの接点をカラビナでつなぐことで全体のテンションを高めて本締めする、という方法。やってるうちに「Rok Strapってやっぱよくできてるわ」と思った。
…自分が旅先でここまで降り込められたらどうしたもんだろう、と考えるなら“町に近い安宿に沈して散策&昼から一杯”っていうのが落としどころかなあ。その町の住人になった気分で。

押忍 快速旅団

今日こそ天気は好転の予報…にもかかわらず朝は雨。どうしたものか、とヘキエキしつつも朝食後にとりあえず雨は上がったので草刈りを敢行。予定は詰まってない、というよりもほとんどパァになってしまったもので憂さ晴らしよろしくいつもより念入りに2時間近く作業したった。
いつもならこの時期に草刈りをすると汗ダクになるところ、今日は作業後にもまだ体が暖まりきらない。と、気象庁の記録を見てみると13時時点で12℃にも満たない状況だったらしい。正味、寒い。昼を過ぎてもスッキリした天気になる風じゃなかったので結局今日も単車を動かすのはあきらめた。
午後には事務仕事を一通りこなしてから帰宅して「空飛ぶ鳥の折り紙」に取り組む。写真はムクドリとツバメ。かなり凝った造りになっていて「ジャリの頃よくこんなのに挑戦していたもんだ」と我ながら感心した。

押忍 快速旅団

先の大沼野営場で試してみてかなり気に入った庵/I-oriダークオリーブの裏白張り。一応念のため、と思って「裏白を天日にさらすとどんなでしょう?」って生地屋さんに聞いてみた。したところ「消耗が早まります」という至極まっとうなお答え。…そ、そりゃそうだ。
エントラント生地によるFR JKT等を使っていると寿命は5~6年といった感触。ウェアとしてはコーティングの劣化よりもコスレ穴やカギ裂きといった物理的な消耗で交換することが多い。そう考えると「天日にさらしたから寿命が半分になりました」ってことにはならないんじゃあるまいか。
しかし調子に乗って裏白張りをメーンにと考えない方が無難か。「裏ワザはほどほどに」ってところで。少なくとも雨水や結露による濡れをしっかり乾燥させることの方が重要だとは思う。

押忍 快速旅団

増槽積みにすると何故かトップに載せるバッグをユニークなものにしたくなる。ってわけで久々にダッフル・スポーツバッグの頃合のいいのが欲しくなってしまった。しかし、検索して見てみるに45~50cm幅でピンとくるものがなかった。あんまり流行りの寸法じゃないんかしらん。
まあ…散財せずにすんで幸い、と手持ちの45cm幅カバンの類を引っ張り出してきた。左からマジソンバッグ、真ん中は「ラッキー13」っていうオラついた系ブランドのダッフル、Vaudeさんのメッセンジャーバッグ。無雪期の常用装備(屋根・寝床以外)を詰め込んでみたところどれも一応問題はナシ。
どれを使うかってなると、ラッキー13のが一番コキ使っても惜しくないように感じる。サイドの鉄十字がWW1複葉機の尾翼みたいでカッチョエエし、またしばらくコイツにしてみるかねえ。

押忍 快速旅団

本日奄美地方で梅雨明けとの由。いよいよ本州方面の梅雨明けも近づいてきてるってことになるんだろう。そうなると前線は北上していくわけで7月中旬あたりから北海道が雨がちになる、と。今年は6月の降水量が例年よりもかなり多めだったらしいから蝦夷梅雨はカンベンしてほしいなあ。
週明け頃の予報では今週末の土曜も雨マークがついていてウンザリさせられたが、少し上方修正となったようで土曜は「どうにかもちそう」と変更。ただ、日曜から来週明けにかけてはまた悪化する見込でもあるらしい。少々の曇りでも出かけないことにはまたストレスになるぞな、こりゃ。

写真は近所で咲いていた野生のルピナス。気温があまり上がらないせいなのか、今年はセミの鳴く期間が長いように感じる。

押忍 快速旅団

最近の荷姿改変の取り組みには超撥水風呂敷レインカバー活用の資する所が大きい。かつては30Lザック用のレインカバーを流用していたものの、必ずしもジャストフィットしないし畳んだ際にゴロンとするのも使いづらく、そのため増槽積みから離れてしまった観は否めない。
それが風呂敷ならばキッチリ締め込めて対応の幅が広く、フラットに畳める。結果、カバン選択の自由度が上がってヤル気向上、ということになる。ただ…商品としては結構お高いので万人にオススメするのも難しい。そこでエントラント生地で同様の構成を再現できるものか試してみた。
左は“対角を結ぶ”一般的な包み方、右は“隣の角を結ぶ”便宜的な包み方。当座試してみて具合がよさそうならフチをかがった試作に入りたい。…って、また雨の中走らんといかんのね。

押忍 快速旅団