ここんとこ凝っている“カッパ着たままツーリング”、いよいよ高じてカーゴポケットのついたカッパズボンがどーーーしても欲しくなった。して、辿り着いたのは富山のワークウェア屋、カジメイクさん。先の留萌行ではサロペットを着用して雨中300kmを不安なく走りきってイッキにお気に入り。
写真のズボンはこちらもカーゴポケット付の“仕事合羽”。生地は結構ゴツくて「ツーリングウェアから乗り換える意味あんの?」という気もするが、オッツァン・フレンドリーなゴムパンがありがたい。ボンタン・ドカン風の太さもシビれるゼ! …って、さておきスノウバイクで使えそうなのも期待感たっぷり。
ついでなのでピラルクブランドとしてリリースされているドライダッフル(赤)も一つ買ってみた。一応防水を謳っているものの、説明書には「完全防水ではありません」と注意してあるのがご愛嬌。まあ、「過信すな」と。

押忍 快速旅団

本日これより稚内へ向けて一番星作戦発動。今夜は軽トラで行けるところまで北上、できれば美深(びふか)の道の駅あたりで一旦トンボを降ろして軽トラ泊。次いで明朝トンボを積み直して宗谷ふれあい公園まで行ってからトンボ出動、オロロン線や白い道を散策撮影、のち外泊という目論見ナリ。月曜朝には早々に撤収して一気に南下して戻ってくるっていう二泊一日の強行軍。

6月7月と週末ごとに雨が降るようなサイクルに入ってなかなか実現できなかったプラン、8月の定休返上営業に突入する前にやってしまいたかったのをようやく実現する運びとなった。正味、今週末の予報もパッとしないものだけど、どうやら北の方だけはどうにかもつらしい。まあ、この出動からして強行と言えば強行ではある。願わくば撮影映えのする天気になればありがたい。

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06時に美深の道の駅を発って稚内には09時着。まずは宗谷ふれあい公園で軽トラを停め置かせてもらってトンボを降ろす。そこからまたR40 を一旦南下してオロロン線に入る。N45モニュメントを目指してお約束の撮影。
写真は道中、漁港にて利尻富士を望む。のち、北上して白い道~宗谷丘陵を回って宗谷岬へ。総じて天気は良かったが宗谷丘陵近辺のみ雲の中だったのは惜しかった。風は涼しく停まると暑い、まさに北海道の夏を感じる。軽トラで走っているとひたすら移動している観があるが、単車だと旅気分に一変するのが当たり前のことながら新鮮で気持ちいい。

所期の目的は一応果たして14時にはシェルタ設営。この後ロケハンしておいた場所で夕陽を撮ってアガリ。なんだか一日中クライマックスやでー。

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シーズン前半最後の連休、軽トラでブワーッと北上して稚内近辺をトンボでパイーンって回ってオリャーっと帰ってくる二泊一日行程から無事帰着。稚内0630発、夕張1200着。軽トラ走行780km、トンボ走行220kmでのべ1,000km走ったことになる。軽トラ一番星作戦は移動時の天候をあまり心配しなくていいのがメリットだけど、延々走りっぱなしはやはりくたびれた。
あと一泊できる余裕があれば美深アイランドに泊まって函岳に登って、っていうのもできたろうなあと思うと心残りはあるが、それはまたいずれかの機会に取っておくとしよう。豊富(とよとみ)のあたりでクマが道路を横切っていったのを見たのは驚いた。初めて見たでー。
写真は昨夕、風車の丘にて。夕焼けに染まる絵を期待したが運悪く落日を覆うように雲が出てイマイチ空振りだった。

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横付けサイトRide Inn、宗谷ふれあい公園を訪ねた備忘レポート。パークゴルフ場併設で芝の整備は万全、シャワーやコインランドリーもあり。これでフリーサイト¥500は破格の高規格だと思った。
フリーとは言うもののセミオートサイトといった風情で芝に乗り入れはできず、設営サイトにヒモ付けされた駐車スペースに停めることになる。設備が行き届いているほどに制約やルールが多くなるのは致し方ナシ。土地柄、常に風が吹いているので結露が少なかったのはラクだった。
ただ、なんとも説明しがたいナワバリアピールもあったのには消化不良感が残った。走り回った後に翼を休めるために投泊、というよりも13時の受付開始とともにチェックインしてまずはショバを確保。のち、ゆっくり稚内近辺を周遊するといった使い方をするのが吉か。

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先の稚内行ではオロロン線への往来の途中にある兜沼公園C場も見に行ってきた。兜沼…初めて訪れたのが98年で「こんな素晴らしいC場があるのか」と感激し、次に03年に訪れた際にはゴミの処理についてケンもホロロにあしらわれて失望したり、と良くも悪くも思い出深いC場ではある。
平坦な芝地は自分が記憶していたのほどには広くないものの、時間に余裕があったのでゆっくり見て回ると林間サイトの奥深さがスゴイ。日差しの厳しい時期には林間に陣取ってしまえばタープ不要ですっかり森林浴気分になれることだろう。名前の通り、近所に沼があるので虫には注意。
高規格C場の草分けということになるんだろうか、美笛C場に似たノスタルジックな雰囲気も漂う。R40とDD106の両方から少し入り込んだ位置になるので買い出しは早めが吉。

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宗谷ふれあい公園での泊まりは翌日にトンボ返りの予定だったので一秒でも速く撤収ができるようにしたかった。なので庵の設営バリエーションで遊んだり焚火でノンビリなんて余裕はなく、夕食もセイコマ惣菜でひたすら酒を飲むばかり。結果、夜のお楽しみ時間は随分持て余してしまった。
と、一杯やりながら「小型のプロジェクタで動画をシェルタの裏白に投影したら楽しいのでは?」と思いついた。調べてみると段ボールで幻灯機のようなのを作るシロモンがお安い模様。
しかし、プロジェクタとしてパッとしたものとも言えなさそうなのでアイホン4s用の型オチ、しかも中古のプロジェクタ¥3,980っていうのを手配してみた。アプリの都合でネット上の動画を観ることはできないみたいなんだけど、これで楽しめるようなら少し奮発したプロジェクタにアップグレードしちゃろう。

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肝臓の数値が気になるお年頃にて昨夜は休肝日、NAビールで疑似晩酌とあいなった。これまた恥ずかしながら痛風の影響で基本的にビールは避けているのでNAビールのマズさをあまり気にしなくていいのが幸いと言えば幸い。休肝日を中二日のペースで確保しているのが我ながらエライ。
アテはサバ缶にトコロテン、あとカット野菜のサラダで腹を膨らませる。最近ではサバの水煮缶を冷蔵庫で冷やす、という手法を編み出した。これにより塩気が強調されて、特に最後の煮汁をすするときに冷製スープよろしく味が濃く感じる。サバ缶好きの方ならわかってもらえる筈のイノベーション。
休肝日をしっかり取るっていうのは酒の消費量が減ることもさることながら、相対的な感じで“弱く”なっていくようで、飲酒日のアルコール量が減っている(ような気がする)のもメリットではある。

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先般手配したプロジェクタ、POPJ-I4を受領。さっそく死蔵していたアイホン4Sにつないで見た。何と言っても黎明期のシロモンなのでバリバリ高画質というわけではなく、古びた8mmフィルムに毛が生えた程度なのは致し方ナシ。お外で遊ぶ分には十分という言い方もできるか。
サイズは1.5mほど離れて映写して24インチくらい。シェルタの背面に投影するには角度が必要になるから満足いく大きさになるものかどうか試してみないことにはどうとも、という感触。どうせヨイヨイの状態で観る、と考えれば真ん中あたりでピントが合ってればいいんでないかー? なんて。
ときに、今更ながらアイホン4Sのハンディ感っていうのが素晴らしいもののように感じた。日進月歩の技術の元、改めてこの寸法に現行スペックを詰め込んでこさえてくれたらいいのになあ。

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昨夕は「シーズン前半の打ち上げは花火でしょー」とかなやま湖へ向かった。が…思った以上のにぎわいで何でも15時には受付をしめきったほどの混雑ぶり。写真を撮ろうと入場した際には受付の兄さんが「ソロで張れる場所があったら入っていいよ」と言ってくれたものの、平らな場所はほぼ満席。
Crew's Inn一丁でゴロ寝っていう最終手段もあるにはあったけどそこまでしても快適なものになろう筈もなく退出することにした。受付の兄さんに富良野に向かうか日高に向かうか相談したところ、富良野は富良野でへそまつりで混雑しているだろう、との由。やむなし、日高に転進することとなった。

まあ、去年の災害で切なくなるほどドロドロだったかなやま湖の水がまた澄んで清い状態に戻っているのを確認できただけでもヨシとしとこう。

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先の泊りで持ち出したプロジェクタ上映、スノウバイク動画とは別に旅人さん出発の絵が楽しかった。出発動画は単調になるかと思っていたので少し意外。車体がより大きく写り込んでいることもさながら、お一人お一人のウキウキ感が伝わってくるのが心に響くんだろうという気もした。…と、そんな思惑もあって動画「Ride Hokkaido 1706-07 旅人出発篇」を急ぎアップしております。

現地では場内灯を正面から浴びる位置となってしまって懸念されたがマズマズシャープに映って満足。小一時間遊んでアイホンのバッテリは60%残、プロジェクタが熱暴走することもナシ。少し奮発したプロジェクタにすればネット上の動画も観られるんだろうけど、電波の届かない状況もありうるしパケットパンクも避けたいので当座は十分。音は無線イヤホンでドゥンドゥンやで。

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