いよいよ6月。4~5月の外泊には日高沙流川C場さんと追分ファミリーパークさんに甘えて“置き薪”をさせてもらっていたが、これまでの過程で徐々に消費量は減っていった。それなら自前で運んで、っていうのもできるんじゃないかと小分けのパッキングを用意してみた。
ブリケット3種は約10cmに折ってペリーヌパックに、オガライトは25cm程度にして入れ子式煙筒の空きスペースに仕込む。現地での拾い柴と合わせてこれで3時間もてば燃費運用大成功。ちなみにブリケットは厚手のアルミホイルで巻いて運んで、撤収時に灰をまとめるのにも流用する思惑。
日高では思わぬ低温が二度続いたわけだけど、さすがにもう薪ストーブの暖房運用は過剰な季節になりつつある。明日使って以降は「気が向いたら焚火台」というスタイルにスイッチするかいなあ。

押忍 快速旅団

5月までは置き薪させてもらっている日高と追分を常宿にしていた。が、これより先は“携行できる量で薪を持つ”というスタイルに振る思惑にて行動範囲が広がるものと考えている。
して、次のテーマとして浮かんできたのがWi-Fiが使えるサイトの検分。まず今日は試しに直近の穂別へ。去年黒松内で動画見て遊んでてパケット通信消費の早さに肝を抜かれたので「それならWi-Fiがあればどれほどイイのか」をまずは経験してみたい。
具合がいいようであれば今シーズンは定休連休がからむ週末にはWi-Fiサイトに軸足を置いて道程を組むことにしよう。…そうなると、かなやま湖を始めとする“そこに泊まるだけで満足”といったC場への足が遠のくことになりかねない。その懸念は単発泊で精選されたC場に向かうことで解決。

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Wi-Fiの使えるC場めぐり、まずは近場の穂別へ。受付をしながら聞いてみたところ、使えるのは管理棟の近辺のみとの由。そりゃそうよなあ。広大な敷地全域をカバーするほどの設備は負担が大きいに違いないから、こういったケースの方が多いと思っておいた方がいいとは思う。
…と、ここまでは想定内。「管理棟近辺で使えるだけでもいいか」と設定を進めようとしたところ、使えるのはWi-FiサービスのFree Spot。ひやー、田舎にこもっているもんでこの手のサービスに疎くて認証から始めなきゃいけない。何だか興ざめしてしまって設営に移動したわけだけど、考えてみればアレだ。我が店でもフリーWi-Fiの導入を検討した方がエエな、こりゃ。
写真は乾燥がてらのタープ重連。灰の処理から始める撤収には20分11秒かかった。タイムを気にするあまり何度かミスして二度手間が多かったわ。

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穂別では設営を済ませて一息ついてから落ち柴拾い。10分ばかりウロウロして焚きつけ小枝と30mmφ程度の枝を拾う。日暮れまでには随分余裕があったが持ち出しの成形薪もあるから、こんなもんでいいでしょー。
ティッシュにスピリタスを含ませて小割りにしたブリケットと小枝に着火。拾い柴は完全に乾燥しているわけじゃないので燃え残りが懸念されたが、成形薪の燃焼が安定しているので翌朝にはサラサラの灰となって始末がラクだった。太目の枝を拾うことができたのも幸いして、持ち出し薪と合わせて3時間の運用には充分だった。…イヤ、正確にはダブつき気味だった。
最低気温は9℃。暖房に頼る温度じゃないけど、ダラダラとアテを温めながらの晩酌には便利。今回の運用で夏季に向けての薪消費量をつかむことができた。またチョイチョイ持ち出すとしよう。

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「あのバイクのところを回ってくるんだヨ~」と声がしたのは5時の方向。少しイヤな予感はしたが「半径20m以上の余裕はあるし、アタックをしかけられることはないだろう」とゴザに寝転んでいた。と、ほどなくして3時の方向から「あァッ」と気の抜けた悲鳴が聞こえた。
子っこが走り回ってる様子でもないのに? と見やると3~4人の子っこを乗せたリヤカーがウィング後縁の張り綱にかかっていた。少し二日酔いでボンヤリして、というより突然リヤカーを目にして驚いて怒る気力も湧かず。転倒でケガされるよりはマシ…にしても、リヤカーかいな。。。
遮音性の高いイヤホンを使うようになって音に対するストレスはかなり軽減されたけど、キッズアタックはなかなか防ぎづらいものではある。夏に向けて設営の位置取りや張り綱自粛で自衛強化すべし、と思いは新た。

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最近の晩酌で重宝しているのがリケンの海草サラダ。増えるワカメちゃん同様、水で戻すヤツね。増えるワカメちゃんだと割と味が薄いところ、コチラはほんのり塩味が残っていて歯ごたえもしっかりしているので満腹感につながる。と同時に翌朝のお通じもすこぶるようそろー。
自宅でアテにする場合には半量の乾燥海草を戻して、これに小分け惣菜を混ぜてカサ増しする。今回買ったのはニラのおひたしと子和えコンニャク。これだけだと“単に腹に詰め込んでる”感が強いので、何か肉々しい一品を添えることで酒のアテとして満足度はいや増す、と。
これから先、暑くなっていく外泊の折にも買い出しで入手できるようであれば積極的に採り込むことでボッチ晩酌も豊かになろうというもの。そういった観点から、元よりシソのドレッシングが付属しているのもポイント高い。

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5月の上旬から使っている合成皮革のアンちゃん靴、完全防水とは言えないまでも履き脱ぎのしやすさは思った通り。ズッシリするほどの重量じゃなくって柔らかいので意外と歩きやすいのもいい。何にしろ最近の外泊ゴザ生活にマッチして重宝している。
が、耐久性については宿命的にショボい。まずはシフトペダルの当たる左の甲から痛んでいくかと思っていたんだけど、気が付いたらトンボなりKikkerなりでキックを踏んだ際の傷で右内側の表皮がはがれ始めていた。
まだ穴があくほどの損傷ではないにしても、短命は覚悟しとかんとなあ。この手の靴ってある時勝負だろうからもう一足買うか? しかし、一方では「そこまで入れ込むほどのシロモンか?」という考えもあって悩ましい。

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新作手拭準備中。ここ数年は新たなデザイン案がイマイチ湧いてこなかったので旧版流用を繰り返してきたんだけど、道庁広報室さんのご協力を得て北海道キャッチフレーズを取り込んだものにしてみよう、と。
当初「試される大地 その先の、道へ。」という形で少しアレンジして打診してみたところ、「試される大地“。” その先の、道へ。“北海道”」とキッチリ訂正された。単車のシルエットやウチのロゴも入れる腹積もりなので句点「。」が多いと丸だらけ、文字数も多くなる分重くなってしまう。けど、そこはそれVI=ヴィジュアル・アイデンティティに従ってこそ、というもの。
「試される大地。」というフレーズは道内では評価に賛否があるんだけど、「“試す”主体は飽くまで自分」という見方をすることでメッセージ性は色褪せないように思っている。…うまくいけばお盆納品。

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先週の積載姿の写真が随分タイトにまとまっているように見えて正直自分でも驚いた。それまでと違うのはスマートコンプレッサ懸架をドライサック懸架に変更した点。「絞った容量自体はスマートコンプレッサの方が若干小さい筈なのに…?」と思って改めて比較写真を撮ってみた。
二者の違いといえば主に直径。引いては縦寸にも違いが生じるわけだけど、トップに積んだ風呂敷と一体化してドライサックの方がまとまっているように見える。もうひとつ、ドライサックは黒い生地でカバーされている面積が大きいので座面等の色に同化している影響もあるらしい。
積載・乗車等での使い勝手に大きな差はなく、写真ならではの二次元的錯覚というのがタネあかし。それでもスタイリッシュに見える錯覚っていうのは侮れんわなあ。かなり自己満足案件ではあるが。

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ここ3週ばかり週末は外泊に充てていたので今日は草刈り。とは言っても店の周囲は割とマメにタンポポ殲滅戦に取り組んでいたので隣の空地ラボを重点的に刈って回った。
これからの季節でラボ設営してテストする機会は少ないかもしれないけど、イザ何かのテストとなった際に一から草刈りする手間を軽減しておこう、と取り組んだ。積雪期の雪踏みに比べると足元がしっかりしているので、草刈りの方が若干ラクかしらん。
と、午前中のうちにイイ汗かいて今日はこれから洞爺湖を目指す腹積もり。前回の穂別同様、Wi-Fiが使えるらしいグリーンステイ洞爺湖を訪ねる。しかし、草刈りで結構体力を使ってしまったから天気が下り坂だったりするとへこたれて引き返してくるかもしれん。

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