角雪平が完成した暁には出先で素麺を好きなだけ食べられる、と期待の膨らむ日々。が、乾麺を茹でるとなるとダシを別途手配しなくてはならない。「ソロで麺つゆの瓶を持って歩くのもなあ…」とためらいつつ思い付いたのがエバラさんの“プチッと鍋”をダシ代わりに使うという方法。
と、セイコマで買い物をしていたところ“とうふそうめん風”という商品があったので「これを素麺に見立てて」と試してみた。結果としてはマズマズ良好。濃縮された鍋のダシだから塩分が多めだけど、晩酌のアテとともに外でいただく分には気にならないものとして目をつぶる。
問題は…次に外泊に出る頃にはもう涼しくなってしまって素麺を食べたいと思わなくなっているかもしれんことよなあ。まあ、そば・うどんでも代用できるアイデアだからヨシとしよう。

押忍 快速旅団

「ありがとう夕張支線」のポスターを入手。8月に入って販売開始、との情報は得ていたもののどこで売ることになるのかが判然とせずに焦った。が、市内ホテルでの販売(¥1,350)との情報を得てどうにか手に入れることができた。映画タイトルを模した字体のリードが泣かせる。
松本零士先生の作風の変化か“黒い帽子をかぶった金髪の女性”は大人びた顔立ちで描かれ、時の流れが込められているようにも見える。と、同時に「さらば少年の日よ」というナレーションの一言が蘇る。
購入時に聞いた話だと売行きは好調で早ければ今週中に200枚完売かも、との由。「売り切っても増刷すればいいんでしょー?」と尋ねてみたところ、増刷は一切しない前提で制作されたんですと。ご入用の方はホテルシューパロかホテルレースイまでお問合せください。

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メスティンを使っていた経験から「角型のクッカーであればパッキングの中でスワリがいいのでスタッフサック不要」と思っている。単に覆うだけならバンダナ等で風呂敷のように包めばいいだけで。
どうせなら付加的な機能のあるカバーであってほしい、という考えで角雪平のアクセサリとして準備しようと思っているのは“簡単な保温調理、のち、ワシ掴みできるカバー”。縫製の親方には最初にやや厚手のフリース生地で巾着状に作ってもらったが、思った以上にゴワつき・ダブつきが気になる。と、親方が提案してくださったのはネオプレン生地を使ってみる案。
なるへそ、ネオプレンだとかなりスッキリする。現状だと熱い状態の鍋を収めるのが難しいので、ネオプレン生地を分けてもらって改善案を縫ってみるつもり。すなわち、夏の手芸工作。

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昨日触れた角雪平のカバー、縫製の親方が早々にネオプレン生地を送ってくださったので早速アイデアを形にしてみた。所謂キャラメル箱の応用で、熱くなった鍋も据えてしまえば素手でも覆っていくことができる、という算段。
簡易な保温調理…具体的には湯を沸かしつつ袋ラーメンを投入、全体がほぐれる程度まで茹でたらカバーで覆って予熱で茹できる、といったところ。スープ等で調味した後はフタを上げてそのままドンブリよろしくいただく、と。まあ、カップラーメン調理の移植という言い方もできる。寒い時であればハンドウォーマーがわりにもなるべし。

何せミシンがオモチャなみなので造りはピリッとしないが、親方にアイデアが伝わればいーのいーの。

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角雪平が完成の暁にはオカズ調理の幅が相当広がる筈、と期待は大きい。そうなると白飯も食べたくなるかも、とチタンカップで0.5合ばかり炊飯してみた。使ったEBY265はかつてNS加工を施して販売していたが「コーティングを施したとて、熱伝導の問題でコゲは免れないだろう」とお蔵入りしていたシロモン。今回は厚手アルミ箔で底部の熱伝導を向上させてみた。
米は研いでから20分吸水。沸騰~中弱火でのべ10分加熱、のち手拭で5分蒸らした。出来上がりは割とあっけなく普通。ちょっと硬かったかな。…まあ、最初としては上等でヨシとしよう。
アルミ箔が着火と同時にただれてしまって危険を感じたのは要改善。今度はワイド五徳+アルミ板で炊いてみて不安なく炊飯できるようであればEBY265のNS加工を再開してもいいかもしれない。

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チハ、私くし兵隊にこ。早いもので明日には立秋にて「暑中お見舞い申し上げます」と言えるのは本日まで。まだまだ陽射しは強いもののそれだけに影は濃く、幸い8月に入ってからというもの風が乾燥しておりまして随分過ごしやすくなってまいりました。
聞けば“爽やか”という言葉は秋の季語だそうで。これより日本海を渡る台風が南風をもたらさない限り、このまま秋に突入しそうな風情でございます。イヤ、むしろ今朝にかけての最低気温は11℃と旅のお客さんは長袖を追加ご購入になるような情勢に足早な秋を予感させられます。
ただ…2月の立春を過ぎると目に見えて日が長くなるのとは裏腹に、立秋を過ぎると見る見る日が短くなっていくのには寂しさがボデーブロウのように身に滲みてくるのでございます。

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角雪平、塗りサンプルアップ。基本セットとしてはフタ裏にコーティングをかけないのとハンドル別体となる点について、NSメスティン同様の仕様移植をご期待だった方にまずはお詫びしなくてはならないかもしれません(フタ裏コーティングはオプションとして準備)。
もちろんコストの問題もあるものの、「フタはコーティングの養生に気を取られることなく使えるタフな皿・フライパンにしたい」と考えたのと、「ハンドル別体とすることで自由な調理姿勢をとれるように」という考えもあって“質実剛健を追求したクッカー”とご理解いただけたら幸いです。
使ってみて油ハネの少ない調理のしやすさは元より、カット野菜をまるまるブチ込んでサラダ丼にできる豪快さにはビビビと来ることウケアイ。コスト計算し次第早期受注できるよう準備してまいります。

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【このトピックへのコメント】
  • おかかおむすび台風が心配ですが、今週末から渡道予定です。
    その時、現物を見ることができればこれ幸い。
    購入意欲もぐんぐん増すかもです。
    (2018-08-07 20:11:27)
  • Gen.おかかおむすびさん
    ご期待ありがとうございます。現物はすでにありますのでご覧いただいて
    今週中には受注できるよう準備を進めたいと思います。
    …天候、いい方に向かうといいですね!

    Gen.
    (2018-08-08 11:13:07)

角雪平、割と個人的興味によるスタッキングのテスト。まず、EBY265(チタン400ccカップ)が収まることは確認済みのところ、これにマルヒータをかぶせてエクセラレイタを組み付けたまま収められるかを見る。これがウマくいくと冬場のパッキングが随分ラクになる。
と、もう一つ。寸法としてはメスティンのハンドル無モデルを収められる筈、という様子も見てみた。似たような機能を持つクッカーを二つ重ねることに意味があるのか、という気もするが…まあ、飽くまでテストとして。メスティン・ハンドル無を扱うかどうかはちょっと悩ましいところではある。
どちらも「一応収まる」というのが結論。「一応」と但し書きが付くのは、どちらも内壁に擦れるため。手拭等での養生をした上、さらに筐体内で動かないようにツメものをするなどの工夫が必要とは思う。

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オリジナル手拭「試される大地。」出来。昨日一昨日と店頭で「オリジナルの手拭があれば…」というご要望をいただいていたところに間に合わず恐縮至極ではあるけれど、お盆には間に合ってよかった。染めを依頼した現代手拭の大御所“かまわぬ”さんには納期調整いただいて感謝。
お馴染みの「試される大地。」に加えて新キャッチフレーズ「その先の、道へ。北海道」を活字体で染め抜いたデザインは一見“色気がない”と言われても仕方ない。が、道庁 広報課さんの監修を仰ぎつつ、「CIとして打ち出されたデザインっていうのは改変するものじゃない」という考えで本物ズバリのデザインフォントを使わせてもらった。
オレンジxブラックグリーンの色味がなかなか写真に出ないのがもどかしくも、ご検討いただけたら幸いです。

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角雪平の早期受注ページ制作に向けて、調理例となる動画「北海名物ラーメンサラダ」を突貫編集アップ。北海道の居酒屋でしばしば目にするメニューなのね。「ラーメンを茹でて水ですすいでサラダをノセる」…と、平たく言ってしまうと身もフタもない。
サラダ自体、調味次第で凝ろうと思えばナンボでも凝れるものなので飽くまでベーシックな造りとしてのご紹介でござる。何より、鍋一丁でできる調理のスムーズさは角雪平ならではの真骨頂、盛り付けの簡単さまで含めて他のクッカーではなしえない使いやすさを主張できる動画になったとは思う。
…余談ながら、撮影のための機材が届くのが16時くらいになってしまってメシ抜き待ちだったのと、明日は私用にて16時にはアガらせてもらう腹積もりにてケツカッチンで割とクラクラした。

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