今朝、目が覚めると雨。やや強く降る雨音は室内で聞くとFMのホワイトノイズに似ているなあ、とまどろみながら思った。と同時に、デジタルラジオの発達でレコード盤と同様にラジオそのものも工業製品の遺産的なものとして記憶の隅に追いやられるのかもしれない、なんて感傷的になった。
ふと思い立って、自分が常用しているラジオを撮影して回ってみた。就寝用、起床用、風呂用にはじまってラジオ体操用とか混雑時外泊用、閑散期外泊用とか…我ながらウジャウジャ持ってんなあ。安物のラジオをつい買ってしまう度に幹事長からはあきれられてしまう。
実際的に最も身近で局数選択の自由度が高いのはラジコのおかげで結局スマホ、っていうのは皮肉な話。が、鳴らしっぱなしにできる気軽さや緊急用途の面ではまだラジオに分があろうかと肩を持つ。

押忍 快速旅団