團長日誌

先の地震からやがて1ヵ月、セイコマではようやくニラもツナも買えるようになった。玉子の4個パックはまだ並んでないけど、これで昼のまかないは安定して快速丼を作れることに一安心。玉子4個パックは需要が少ないかもしれんから、これを機になくなるかもしれんなあ。
さておき、昨夕は予定どおり自宅に戻って家具の耐震処置を行った。が、作業を終えた直後にまた揺れて驚いた。さらに今朝もまた買い出しを終えて店の準備を始めるところで揺れ。多少なり慣れてきたのもあってか、今だに揺れるとおっかないというよりちょっとイラッとする。
どこかの学者先生が「9/6の揺れは本震ではなく、前兆に過ぎない」みたいなことを言うもんで、いつまでたっても安心できない。つーか「冬にまたアレが来るかも」と考えるのがむしろおっかない。

9月動画「Ride Hokkaido 1809」をアップ。先月は台風が来て、出張して、地震が来て、そんでまた台風が来て、とめまぐるしい一月だった。例年だったら秋分の日あたりに予定される消防団の総合演習がせっかく月末にズレていたのに、我等がカープの優勝も引っ張る形となって連休もパァ。
言うて、秋分の連休も安定しない天気だったから単車で出かけられなかったのはまあ仕方ない。動画を編集しつつ「地震直後の週末に泊まりに出るのって…」と気が重かったことも思い出される。事実、沙流川C場ではキャンセルが相次いだらしく閑散としてたっけ。
今日は今日とて深夜未明にゲリラ豪雨の強烈な雨音で目が覚めた。せっかく次の週末は定休連休なのに、またまた台風が来そうで予断は許さじ。気まぐれな秋の天候に翻弄される日々。

かねてより“普段履き風の長靴”に目がない自分。足袋メイカーの盟主、力王さんからワークブーツ・レプリカともいえる長靴がリリースされていたので辛抱たまらず購入。その名は「フェニックス・ウィング」。
普段履きより1～2サイズ小さ目を選ぶことが推奨されていたので、アマゾン表記の25cmを選んだ。が、届いたのはMサイズ25.5～26.0cm。履いてみるとかなりガボガボだけど、外泊時に使うのなら履き脱ぎがしやすくっていい、という見方もできる。とりあえずは厚手の中敷きでお茶を濁す。
30年前に友人から譲ってもらったRed Wingと並べてみると風格の差は歴然としてしまう。が、男性向け雨靴のバリエーション向上は大歓迎。具合がよければもう一足、という誘惑に早くも駆られている。…ちなみにコンバースもオールスター・アンチウェットというモデルをリリースしていてちょっと注目。

チハ、私くし兵隊にこ。一雨ごとに寒くなり、からの晴れ。その後放射冷却にて本日屋外では3℃を記録するようになっておりました。天然の毛皮をまとった私くしとて寒いのは同じこと。隅っこに陣取ってナメクジスタイルで寒さをしのぐ有様でございます。
このナメクジスタイル、団長が床に就いて眠りに落ちるまでに取るうつぶせ寝の姿勢を真似たものなのは人知れぬ事実。何でも団長によると「寒い折の外泊時には腕を巻き込んでうつぶせになることで体温を凝縮、眠気を引き寄せることができる」と理屈を申しております。
一方、幹事長はついに灯油ストーブの使用を決意。先の地震で配管が歪んでいるのをエイヤと直して豪気に点火しておりました。…私くしとしてはCO検知器での確認を推奨したいところではありますが。

新開発stvやえもん第二試作アップ。第一試作では変形を少なくするために全面バネ鋼で作ったのを、今回は通常ステンのパネル混合としてみた。もちろんバネ鋼の変形の少なさは評価に値するんだけど、逆に“少しの変形を手で矯正しづらい”という難点を感じて、今試作では変形を少なくしたい箇所はバネ鋼、それ以外はステンで構成して変形-矯正の様子を見る。
正直なところ、ステンレス材の併用でコストを下げる思惑もあった。しかし、完成度を高めていくプロセスの中で「雪原への持ち出しを考えるとチタン混合にした方がいいのでは？」という欲も出てきた。

と、本体試作に並行してダンパーの方では特許の出願を行った。リリースに際して、1ランク上のコンポーネントとして提案できれば幸いです。

やえもん第二試作の運用準備として薪を割る。最近では成形薪を愛用しているんだけど、今回は焚火台としての使用感と薪ストーブにスイッチした後の火の粉の飛散状況を見ておきたいのでストックのヒノキ材を使うことにした。と、普段使っている得物も撮影。一番右のハンドアックスが一番使いやすいが、今回はマサカリで大雑把に割ってから電ノコでカット。
本当だったらこの連休でクローズとなる富良野の「星に手の届く丘」に出向きたいところではあった。が、台風接近中なので見送り。年に一度は訪れたいC場なのに今年は引っ張りすぎてしまったか。
そうこうするうち、今日はついに雪虫を見ることとなってしまった。あー…。雪が降ること自体は抵抗ないんだけど、降って溶けてって期間の活動のままならなさがストレスなんよねえ。

最近の映画ではマーベル系と言わずピクサー系と言わず、「ココぞ！」というシーンで80年代のハードロックをBGMにするのをよく見受ける。一歩離れて考えると、まああざといと言えなくもない。が、それ相応に感情移入しているところにドンと来るとオッサンの琴線をかきむしるのは間違いない。
先日観たスピルバーグのレディプレイヤー1ではクライマックスでTwisted SisterのWe're not gonna take itが流れて正味シビれた。ツイステッド・シスター、ヒット曲は多くないもののオカマをモチーフとしたと言われる存在感が強烈。出オチ感たっぷりだけどコミックバンドじゃなくってよ。
と、最近はCS放送のライブを録画して見ることが多いんだけど、ツイステッド・シスターのライブも放映するとの情報も得た。そいつぁ要チェックだで。ジジイと化したディー・スナイダー=老オカマも味わい深い。

今朝は強い雨。「予報では今日は好転する、と言っていたのに…」と朝っぱらから苦い思いをさせられる。のち、曇ったりシブいたりを繰り返しながらも昼前には晴れ間も出てきた。そこで予定の一つとして考えていたドローン自撮りの練習でクジラを引っ張り出した。
昨日のうちにロケハンしておいた撮影適地まで出向いて諸般準備、「さぁ離陸！」と思ったところでまた雨。なんだよ、クソ。それでも少し離れた場所では晴れ間も見えていたので一旦態勢を整えるべく夕張まで戻ってきたらさらに強い雨でコッパに心が折れた。なんなの、このマダラ天気。
やむなし、雨が弱まるのを待って今度はクルマで出て少しだけドローン練習。ホントはこの後にやえもんの試運転を考えていたがさらに雨。つくづくお天気商売なのね、と実感した一日でしたとさ。こっぽし。

「空撮はロケハン命」…そう思って土曜には雨の中クルマで撮影に適した場所を探して回った。もちろん風景として絵になることも重要だけど、それ以上に“トラブルを起こすリスクの少ない撮影場所を選ぶ”という点でのロケハンがないと成り立たないと言ってもいい。
単にヌケのいい景色であれば幸いアクセスに苦労することはない。が、走行中の車体を撮影しようと考えると道路を挟みながら飛ばすことになるので、できるだけ電信柱や木立ちのない場所が望ましい。特に両脇に架線のない場所っていうのは北海道でもそうそう簡単にはないことを知った。
果たして昨日はクジラで雨に当たった後、クルマで出直して田園地帯で自動追跡撮影に挑戦してみた。したっけ、運転の方が上の空になりかねないのでよほど条件を揃えないとハードル高いわ。

前にも触れた廃番予定品、ベルモントさんの振り出し箸「ニューコンパクトスティック」最終ロットが入荷。廃番の理由は「幼い子とかがブッ刺して使うのに振り出し式だと不安」といったことかと思っていた。が、メイカーさんの説明としては「衛生面に配慮して」ということらしい。
箸の末端でつないでおける工夫は振り出し式の構造と相まって部品紛失の恐れが少なく、もちろん伸縮ワンタッチ。照明が暗くても安心して扱える点で他にはない価値があったと信じているんだけど、今っぽいスタイルへの方向転換には抗えなかったという風に見えてならない。
まあ…メイカーさんとして今の売れ線を追求する方向性を批判はできない。が、ブームが去ってしまった後には“かつて売れ線だった残滓の安モン”だけが生き残るような未来が待っているようで怖い。