本日Jiggerの冒頭量産分が入荷。少し早めの納品としてくださったCADの親方に感謝。さっそく先行受注いただいていた方に発送手配。並行して通販ページの写真を差し替え、これまで計算値950gとして記載していた重量を測った。と、想定以上の軽量780gを実現していたのは嬉しい誤算。
単車での運搬と考えると重量に神経質になる必要はあまりないという見方もある。けど、冬は他の道具がかさむし夏は夏で常備品として携行するのなら軽いに越したことはない。
ダンパーコア152g、短式煙筒980g、ワイド五徳572gにガラススライド155gを足して贅沢パッキングだと2,639g。庵/I-oriや夢殿だと煙筒は4段で使うこともできるので先端1段185gを引くと2,454g。ガラススライドは元より、やりようによってはワイド五徳も省けるので、そうなると1,727gか。

押忍 快速旅団

ここんとこ愛用している成形薪オビノマキ、前にも触れたティッシュと割箸一膳でも着火できるのが気に入ってるポイントでもある。が、当地で厳寒期ともなると「工夫を凝らしてノンビリ着火」なんて悠長なことを言ってる場合ではなく、即着火して一心地つきたいもの。
そういったわけで文化焚きつけベスタ―を愛用するようになったのは必然といえば必然。しかし…セコイことを考えているわけではないけど、一本まるごと使うのはムダが多い。オビノマキの着火であればせいぜい1/4もあれば充分、といったところで扱いやすいようにタテ割りにカットしてみた。
オビノマキのメイカーさんには「Jigger販売時の試供品に」という相談を投げかけてマズマズのご返答をいただいた。うまくすれば二本お試しセット、という形での販売も実現するかもしれない。

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雪が遅いと言われながらも、11月下旬のいきなり降り始めから昨日までの間にもう223cmの降雪を記録している。して、溶けたり圧縮されたりを繰り返しながら現時点での自然積雪では大体30cmといったところか。スノウバイク出動には悪くなかろうという頃合いにて、近所で使用許可申請を出している学校跡地の様子を見に行ってみた。雪のノリは想定通り。
ついでなので凍土にブッ刺すペグの比較も行った。従来使っていた鋳鉄製はいい加減持ち運びがイヤになってきたところ、Tiネイルでも充分効くことを確認。むしろ細さを利して凍土に通りやすいようにも感じた。
30も積んでいればスノウシューでしっかり踏んで15くらいになるから凍土への対処を通り越してもうプレートでもオッケー。にわかに“Tiネイルを軸にしたプレート”っていうアイデアも湧いてきた。

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昨日思いついた“Tiネイルを軸にしたプレート”っていうのをヤッツケでこさえてみた。さながらスコップ、高瀬舟。0.5mmアルミ板を50mmの短冊にして二箇所穴開け、一方をオリっていう単純な構造。Tiネイルを通すのに少し湾曲させることになるので短辺方向での変形は少ない筈。
状況が許すようであれば明日にも隣の空地ラボで庵/I-oriを設営してみるとしよう。細引きやS字フックを介さず、地表に覗くヘッドにループをかける…すなわち無雪期のペグと同様な使い勝手が実現できれば万々歳。雪上の設営撤収で雪に触れる機会が少しでも減るとホントありがたい。
凍土ブッ刺しの結果も良好だったことから、テストがうまくいくようであればこの組合せで冬場ペグの準備に迷うストレスから開放される、か? あわよくばもう夏もTiネイルで通したくもなる。

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昨日こさえたプレートで庵/I-oriを設営テスト。これまで使ってきたドッグボーンベースによるプレートとの比較として向かって右を新プレートで、左をドッグボーンで固定してみた。
して、結論としては「悪くはない、が、ベストでもない」といったところ。元より新雪での設営を前提としたドッグボーンの方が明らかに設営はしやすい、と実感。新プレートはTiネイル併用で「シンプルな備えで凍土も新雪も」という欲が中途半端さにつながったと言っていいかもしれない。
ただ、その違いはペグの頭にループをかける“夏設営”の横着さを再現しようとしたからであって、ドッグボーン同様に雪中からフックを引き出すようにしたら改善する手応えもある。とりあえずは設営状態で一晩放置、明日部材を準備してまた試してみるとしよう。

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今日は朝一から事務仕事。11時前にはキリのいいところまでやりおおせて昨日から設営放置していた庵を回収。新プレートは若干頼りないが、時間とともに雪がしまるのでそう心配はしてなかった。結果、倒壊はしなかったので一応ヨシとしよう。のち、プレートの改良工作を施す。
あわよくば「改良プレートで改めて設営」と思っていたが、今日はなんだかモヨンと暖気が入って雪が重い。新雪を踏んだ直後の使い勝手は再現されそうにないので、仮埋め程度で様子を見た。
のち、一旦帰宅してからいよいよスノウバイク出走。今回は学校跡地の平坦な場所なので赤ベコ。ここでも暖気の影響で雪はすっかり重く、フットワークがよくない。土建が砂利取りで掘った穴で三回コケて一回埋まりかけたところで早めにアガり。いきなりケガとかしたらシーズンを棒に振ってしまうわ。

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ここんとこご執心のTiネイルを軸にした雪用プレート、庵のテスト設営を受けて改良を加えてみた。ネイルの向きを天地逆にして雪中から引っ張る、っていう形。“逆転の発想”なんて息巻くにはおこがましく、MSRさんのタフステイクの効能を移植させてもらったシロモン。プチステイクとでも呼ぼうか。
言うて、雪の質次第ではネイルを順向きに刺してヘッドで留めるもヨシ、もちろんネイル単体で凍土にブッ刺すもヨシ、と“状況に応じて使い分けられる”のが独自といえば独自な発想。一般にペグと言えば地面に対して傾斜をつけて打ち込むところ、コチラの場合は横向きに引っ張られる力に耐えさせるように立ち気味に差し込んでいくのがいいんでなかろうか、と考えている。
昨日からの雨で雪面はすっかりワヤになってしまったけど、改めて積んだところでまた試すとしよう。

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引き続きプレート工作。これまで工作のしやすさを取って0.5mmアルミ板でこさえてきたけど、さすがに先の日曜のように湿っていきなり締まるような雪だと差し込む際に先端が曲がりやすく、もう少し強度が欲しく感じたのでTi板でやってみよう、という試み。ついでなので少し長さも加えたい。
まずは手持ちの0.5mm端材を短冊に切る。本来なら金ノコで丁寧にやればいいものを、横着してグラインダで荒切り。作業に入る前にディスクがチビていたのが気になったがエイヤで作業。刃が届きにくいためにときどきハネて危ない目に遭った。気が付けば火の粉で腰の手拭がコゲてるし。
ここから先は穴開けと金ハサミで整える行程だからそう危険はないけど、正味ニッチ過ぎて売りモンにならないと思われるシロモンにあんまり肩入れはしたくない。つーか二度とやらねー、クソ。

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プロ野球が終わってしまうと日々ダラダラと晩酌してしまうのが悪い癖。際限なく酒量が増えるのを抑えて冬の夜長をどう過ごすか、ってんでまた手遊びを準備した。先の帰省でペーパークラフト「世界の戦車」を発掘、「世界の軍艦」に加えてこの冬は少し幅が広がることが期待できる。
一方、冬季五輪フィンランドのスノーボードコーチがスタート地点で編み物をしていたのに影響を受けて自分も取り組み始めたものの、コースター状になったところから帽子として立体化させるためには新しい編み方を習得しなくてはならず頓挫している。
実益を考えるとホントは編み物をやるのが一番なんだけど、現時点では結局とっつきやすいフネもの“航空巡洋艦 最上”に取りかかった。果たしてこれで酒量が減るか、と言うと割と気休めの予感。

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朝一番のニュースで「昨夕からの雪は30cmを超える大雪となった」と報じられていた。なんでも12時間で30cmを超えると「大雪」と呼ぶそうな。現地にいるとその定義自体はどうでもよくって、「たくさん」か「そこそこ」かといった大雑把な捉え方でむしろ今朝の雪の重さにはヘキエキとさせられた。
週明けの時ならぬ雨には驚かされたが、さすがにもう降って溶けての繰り返しは脱することになるんだろう。むしろその方が整地・雪投げの作業としては助かる、というのが正直なところではある。
午前中には少し日が出て、Mt.レースイを見やれば40度バーンにトラックがついている。実際にはまだオープンではないらしいがこの壁が開けばいよいよ冬本番、という風に実感する。冬本番かー、ってワケで明日はスノウバイクで少し山に入ってみる予定にて日中不在にしております。

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