明けて新年。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。…年末のラジオでは道行く女の子に「今年の漢字は?」と問いかけていたのが興味深かった。曰く、「楽」だったり「遊」だったり、あっけらかんとした若々しさが出ているのはそう悪いことじゃない。
ふと、自分が20歳かそこらの頃に同じことを聞かれたら何て答えただろうと考えてみた。そこで思い浮かんだのは「励」。今になって30年前に何が起こったかを思い出すことはできないものの、ただ右も左もよくわからないままに「とりあえず頑張っとけ」みたいな暮らしぶりだったように思う。
しかしまあ曖昧な一言なのも確かなわけで、そう言ってしまうと毎年「励」になっちゃう。そこで今年はテーマとなる漢字をあらかじめ設定することにした。すなわち「健」。健康、健全に、できれば人間ドックを受けたいッス。

押忍 快速旅団

正月2日目、夕張の天気は降ったり明けたりでアヤシかったが、アイホンの天気予報で見ると峠下は荒れる様子ではない。そういったわけでかねてより予定していた追分ファミリーパークさんへ初走行・初外泊へ。
夕張発14時で設営開始15時、手袋を履いたままの作業で設営完了は約40分。年末来取り組んできたTiネイルを軸としたプレートはぶっつけ本番となったが、埋めた後で踏めば手軽で悪くない。もう少し設営時間はツメられるんでなかろうか、という手応えを得ることができた。
現地では他の泊まりのお客さんもおいでなのでグルグルブンブンは走れないけど、大人しく周回してこの写真が撮れただけでもモウケモン。めでたい感じがしてエエんでありますまいかしらん。

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昨日の外泊では本格的な冬に入る前に入手していた携帯扇風機をサーキュレイタよろしく使ってみた。結論から言えば「年初からいきなりMVG(The most valuable gear)が登場!」ってくらい圧倒的な効果。
据える高さが約130cmであれば弱風でも風を感じることができるのはあらかじめ確認していたが、薪ストーブの上で回すと冗談でなく熱風レベルの暖気が上半身を包んでくれる。あんまり直接当たっているとのぼせてしまうような感覚すらあるので幕体に風が当たる角度に調整する始末。
これまで損をしていた暖気を目一杯浴びることができるので燃費向上にも大いに役立ち、持ち出したブリケット90cmのうち10cmばかり残すこととなった。暖気のかくはんが上手く作用することで結露が少な目になるのもありがたい。電池の持ちも良好、一度の充電で一泊二日には充分使える。

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今日で年末年始お休みは終わり。「6日間なんて早いもんだ」なんて感じちゃう。けど、振り返ってみると休みの入りバナは連日ドカ雪だったり、一昨日昨日と泊まりに出たりとなんだかんだやることが多かったために早く過ぎていったに過ぎない。ともあれ、永のお休みをいただきありがとうございました。
今のうちに、とJiggerを次に備えて洗っておいた。単板の部品構成比を高めているので洗浄はもちろん、気になるソリも割と気軽に矯正できる。もちろんガラススライドも単にゴシゴシ洗うだけ。
追分ファミリーパークさんでの泊まりは雪中泊で難儀な水道やトイレの問題を一発で解決できるのでムチャクチャに楽しかった。今までスノウバイク外泊は事前事後の対処が面倒だったけどJiggerのメンテナンス性と相まって「次はいつ行こうか」と楽しみに思えるようになったのが大収穫。

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追分の泊りでは頭上に携帯扇風機を配置することで絶大な効果を得ることができた。して、外気+15℃あたりでも充分に暖かく感じられたことから温度計の存在意義に疑問を感じるようになった。「もう、寒いか寒くないかだけの問題で表示される数値には意味がないんでないか?」と。
冬前に買った無線式の内外温度計も一番役立っているのは時計部分だ、ってば。そこでエレキ装備を改変。時計表示が大きくってとりあえずの温度計が内蔵されているANDOさんのラジオを室内用に。一方、外気温は翌朝最低気温の手掛かりが得られれば充分なので冷蔵庫用を流用。
ANDOさんのラジオは遠距離受信の感度が悪くてお蔵入りしてたけど、今やラジコがあるからHBCとNHKさえ受信すればヨシ。スピーカの口径だけは大きいのでチャカチャカ音から改善されるゾ。

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年末年始の間は天気がひどく荒れることはなかったんだけど、休み明けからコッチ昨日今日とまた雪投げ。報道では千歳空港のマヒを伝えていてエライこっちゃ。そもそも、12月以降この近辺では晴天率が随分低いような気がする。半日以上続けて日が出たことがないわ。
今日はブラッとスノウバイクで流そうかと準備はしたものの、こんな天気じゃ面白そうな絵を撮影できそうにもないので断念。代わりといってはナンだけど幹事長の除雪機操縦練習に付き合う。のち、スノウバイク出走の取り付き地点4カ所を検分整備して回った。
そうこうしているうちにまた雪が強くなってきて、栗山のスーパーで今夜の晩酌アテを買って今日の活動は終わり。なんだか…年末年始のお休みよりも、消極的な意味でノンビリした一日となった。

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写真は追分での室内の様子。例年、雪の上での晩酌はどうしても尻が滑りやすくて難儀していたが今回は旅ゴザが尻の位置をホールド、見た目のアットホーム感以上にいい働きをしてくれた。季節を問わず荷物置きに使っているレジャーシートも安定の使い勝手。
一方、ベースとなる中敷きとして使ったタイベックは「雪が乗っても気にならない」というメリットの一方で、逆に「雪との境目がわかりづらい」という恨みもあった。色味のハッキリしたシートを使ったら使ったで逆の賛否が生じてしまうのは必定。しばらくは雪でひどく水浸しになることもないだろうからいっそ全体を覆う中敷きは撤廃してもいいんでないかという気がしてきた。
夏は夏で中敷きの準備・撤収が何気に面倒なのでこの冬のうちに中敷きを改革する手法を検討するとしよう。

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西日本生まれの自分としては1/15までが松の内って風習が抜けきらないところ、北海道では1/7までなんですと。して、松が明けるのに合わせてってことではないけどスノウバイク出走。ちょっくら山登りしてきた。
取り付き自体は日曜のうちに整備しておいたので出発時点で手間取ることはナシ。いつもながら、走り出しにヒイコラするだけで体力の半分くらいを使って満足なんだか不満足なんだかよくわからない状態になりやすいのでこの事前準備は素晴らしく効果があった。
しかも今回は経由路の多くをモービルが踏んでくれていたので労力半減。最もオイシイ場所までエスコートされるが如し。スノウボードの新雪狙いだと先行トラックが一本あるだけで“ヤラレタ感”があるけど、登りとなると共同作業性が高いのね。体力消耗は少なく、好き放題パウダーラン。

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11月から昨日までの累計降雪量が486cm。屋根に乗った雪は深く、お隣さんの電線を呑み込んでしまったり落雪が危険だったりで雪下ろしに入ってもらった。何より、そんな状態でまた地震が来るのがとにかくおっかない。例年だと立春前後にお願いしているから随分前倒しではある。
ここ数年、というよりも10年くらい降雪量は減る方向で、記録を見ると3月までの累計で800cmを超えたのは2回だけ。最も多かったのは2011-12シーズンの1,037cm。そこから比べても大体半分は降ったことになるから、これから先は多少なり楽になる…といいなあ。
2012年1-2月の降雪が478cmだからここを乗り越えることができるなら雪下ろしは一回ですむだろう、と胸算用。年二回の雪下ろしとなるとやっぱお財布がツライのねん。

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季節を問わず、外泊の折にはヘルメットをシェルタ内に持ち込むか単車に提げておくかを迷ってしまう。だって室内に持ち込むと無意味にデカい金魚鉢があるようなものでひたすら邪魔なんだもん。
メットの頂点を活用したテーブルっていうのは割と早くから検討していたんだけどどうもイマイチ。吸盤やアクションカムの雲台で平板を固定して…って発想は悪くはなかったものの、セッティングが面倒で活用度は低かった。して、去年の秋ごろから取り組んでいたA5簡易テーブルの脚をアーチ状に整形して乗せる、というのを試してみた。
アイホンやラジオ、ショットグラスを乗せるくらいならマズマズ。かつては脚の高さを75mmとしていたのを50mmに下げることで単独使用での安定性も向上しそう。これが上手くいくなら常用も期待できるゾ。

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