06時起床した時点で約10cmの積雪。予報で「今日は札幌方面が荒れる」と報じていたから「あらあら、大変ねえ」なんて悠長に構えていたら何のことはない、当地も日が高くなるにつれてドカドカ雪が降って往生した。ようやく雪が収まるまでに20cmばかり降ったろうか。
11時過ぎにはほんの一瞬、雲が薄くなってお天道様の輪郭を仰ぐことができた。「飛行機で雲の上に出るとそこは365日晴天」っていう松本零士先生の「晴天365日」という短編を思い出す。しかし、これだけ降ると次の週末こそ追分に行ってウフフ、なんてお楽しみ気分が吸い取られてしまうわ。
夕方になるとスッキリ晴れて茜が美しかった。が、それだけに明朝は冷え込むことになるんだろう。ちなみに1730現在ですでに-11℃。まあ…仕方ないよね、大寒だから。

押忍 快速旅団

普段の持ち出し道具を収納しているケースにタバコ一本分程度の余裕があったので「スリム/ライター」で検索してオイルライターを買ってみた。アマゾンのレビューでは「着火がショッパい」ってんで評価はあまり良くないけど、届いて3日経った現在でもそんなにヒドイ状態ではない。
しかしまあ耐久性が低そうなのは否めない。お値段¥1,944なので1シーズンもてば充分かしらん。ペラい外装は外気温の影響を受けやすそうで、着火しづらいという悪評は低温による揮発不足も考えられないでもない。逆に、良く言えば体温で暖めて着火回復しやすいかもしれない。
タテに長い形状はマッチよろしく薪ストーブの着火用に期待できる。が、これまで主に使ってきた新富士さんのスライドトーチだとバーナー炎が真横に伸びるのが利点だったのね、と改めて気づかされた。

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多かれ少なかれ雪が続いてウンザリしつつある昨今ではあるが、今日は中抜けさせてもらって河川敷を走ってきた。予報ではしきりに午後以降の荒天を伝えていたのであまりノンビリもできず、ひたすら突進。20kmばかり走ってパンを食べて帰ってきただけに等しいがウサ晴らしにはなった。
この1週間で我が町に降った雪は約90cm。気象庁の記録で見ると1月に入って降雪0cmだったのはたった3日しかなかったことになるらしい。林間に入るにはもはや取り付きすら胸くらいの積雪となってしまって進入するには時間をかけて整備しなおさなくてはいけない。
日々の雪投げはルーチンと割り切ってるし、他ではありえないような愉しみも少なくないので恨めしい気持ちになることはない。が、ご褒美的な晴天ナシで鉛色の空ばかり、っていうのは文字通り気が晴れないのも確かだ。

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個人的に「シェルタ内ではゴミを整然とまとめたい」というこだわりがある。それは折り紙ゴミ箱をレジャーシートで作るという方法で解決することができたと思っていた。が、使っているとそれなりに不満も出てくる。使えるコンビニ袋のサイズが限定的だったり、意外と設置が面倒だったりと。
そこで「コンビニ袋の開口を固定して吊るすので充分では?」と考えて刺繍枠(楕円:22x15)を取寄せてみた。あたかもウツボカズラの如し。正円の方が袋を固定しやすかろうけど、楕円の方が運搬時の収納性がいい。
箱型じゃないから見た目の安定感がないのは致し方ナシ。まあ、シェルタの隅や竿に吊るして見苦しくなければよござっしゃろう。ヘルメットの鉢に仕込む想定も。一つ余分を仕入れたのは軽トラのゴミ入れに使う思惑だったけど、シェルタ内で小物をまとめるのにもいいかもしれない。

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明日は年に一度の町内会総会、すなわち新年会。明けて明後日からまた追分に泊まりに出ようかいな、と準備を始めた。ここんとこ薪ストーブの燃料としてはオビノマキ(ブリケット)に頼りっぱなしだったんだけど、買いためておいた燃料も消化しようかと久々にオガライトを引っ張り出した。
寸法の調整や着火のしやすさ、そして強い火力といった点で辿り着いた自分的最適解がオビノマキ。だけど、シェルタ天頂付近に扇風機を配置することであまり火力にこだわる必要もないような気もしてきたのでちょっと径の細いオガライトでも様子を見てみよう、と。
ただ、オガライトだけで通すには不安もあるのでオビノマキとの混合で持ち出す。これまで比較したことがなかったのでいいチャンス。もしショートしても追分には予備を置かせてもらっているのでなんとかなるだろうて。

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ここしばらくコマゴマ進めてきた工作モノ。“ヘルメットの上にミニテーブル、鉢の部分に開口固定したゴミ箱を仕込んで”って、字面ではわかりにくいので模擬的に配置してみた。「この、テーブルの下にゴミ箱っていうのが文化的でいいんでしょー」なんて自画自賛。
テーブル自体はそんなに安定性がいいわけじゃないので、晩酌用のメインテーブルというよりもラジオやスマホの設置用として使うのが現実的だろうとは思う。が、夏場に荷物を絞って絞って、っていうスタイルの際にホンの少しでも平らな面があればいいという使い方にも期待している。
次の外泊はグラウンドシートレスに挑戦してみようと考えているので、このメットテーブル配置も含めて自由度の高いレイアウトができると面白い。実践使用を経て問題なければテーブルの図面をオコすことにしよう。

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昨夜は町内会の新年会。飲んで食って酔い機嫌。ここんとこ酒量を減らしているので以前のようにガバガバ飲まなくても回りがいいのが経済的、かつ翌日がラクでいい。
明けて今日は予報にたがわず天気晴朗。先日「ご褒美的な日があっても…」とボヤいたのが今日まさにプレミアムな上天気。当初の思惑どおり追分ファミリーパークさんに泊まりに出た。聞けば昨日は30張くらいお客さんが来てたとの由。すっかり人気サイトなのね。
いつもなら庵はダークオリーブ幕を使ってるんだけど、最近ではアーシーな色味のテント・シェルタが増えたので敢えてオレンジ黒を使う天邪鬼。

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追分泊。今回の泊りは割と時間に余裕があるので色んな撮影をしてみよう、とコンデジとドローンを持ち出した。
が、コンデジは充電を手抜きしたのがたたってアッという間にバッテリー減衰。ドローンはドローンでスチール撮りをした後で走行自撮りを練習したかったんだけど、走り回ってる最中には日が陰ってしまって断念。しかも、悪いことにドローンのカメラ設定が異常な露出オーバー状態となってしまって撮影を継続することができなくなってしまった。バッテリーがギュンギュン減っていく低温下でコチョコチョ設定の修正とかやってらんない。
結局のところ、一泊二日を通してマトモに稼働できたのはアイホンのカメラだけ、っていうのは何とも皮肉な話ではある。現地で小さい画面で見るのにはいいけど、PCで見るとキッツイんよなあ。。。

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追分で薪ストーブを運用するにあたって、ここのところ愛用しているオビノマキとかつてストックしていたオガライトを使って比較してみた。オガライトがオビノマキに準ずるような使い勝手なら少し荷姿を絞ることができてありがたいとは思ったものの、やっぱりオビノマキが一番というのが結論。
オガライトはギュッと圧縮されている分、ナリは細くても総合的な熱量は一緒かもしれない。が、中空のチクワ穴によるものなのか、着火後の出力に山谷がある印象。つまり、ガッと暑くなってオキになってしまうと寒い。その点、オビノマキは着火した後に一気に燃え上がることはないが、放置しておいても温度低下は穏やかで、外で扱うには慌ただしくない。
今後はいつもどおりオビノマキを主力として持って出て、オガライトを始めとするストック残分を予備として消化していくことにしよう。

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追分では「床全体を覆う床シートを省いてみる」という試みも実践してみた。撤収時に床シートの裏全面がヌレヌレになるのはもちろん、晩酌している最中にも細かな雪が乗ってきてあまり落ち着きがよくないのを一掃してみちゃろう、という取り組み。ついでに居住区のレベルを一段下げてみたった。
間にシートを介さない分、雪の上にジカ置きした座椅子の滑りも不意の挙動をしないのが快適だったし、長靴を履きっぱなしで活動できるのも面倒が省けてラクチン。一点、何かで雪面に手を着かなくてはいけないときには再々臆する気分にさせられる。普段使いの防寒手袋だと時間とともに滲みてくるので、ここは一番、巷で話題の防寒テムレス(黒)を一双頼んでみた。
春・秋の泥混じりとなる期間以外はできればこの居住まいで通したいが、夏はどうしたもんじゃろうかいねえ。

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2016年から試作に入った座椅子/ラウンジャーキット。量産試作までこぎつけてはいるんだけど、“骨”となる部材の手配が少し難しくて頓挫している。と、ここにきてシェルタの床シート省略に伴って改めて使い直すことにした。飽くまで自分にとってはこの上なく使い勝手がいい。
「○○チェアに△△カバーをかけて◇◇ヒーターを追加!」みたいなことをしなくてもR値の高い=断熱性の高い厚手マットをセットするだけで雪上といえども底部の冷気をシャットアウト。エアの張りを調節すれば座椅子のようにシャッキリ座ることもソファのようにゆったり包まれることもできる。
しかしなあ、、、今やイスの主流はバケット型であるかのような市場になってしまって訴求力はすこぶる弱い。サーマレストさんも座椅子タイプは作ってるけどラウンジャーは撤退してしまった。自前で量産するにもコストが…。

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