本日03時から07時にかけて停電。未明にふと目が覚めてラジオを聞こうとしたときにスイッチが入らなかったので「ああ~、30年以上愛用したラジオもついに逝ってしまったか」と悲しくなった。が、周囲を見回すと電灯線につないだ字光時計も止まっていて停電と気が付いた。
電線の着雪断線で我が家だけ停電だと厄介よなー、と外を見やれば一帯真っ暗。曇っていたので星がどうこう言える状況ではない。少し気を取り直して電池式のラジオを鳴らす。が、結局緊急情報が入ることはなかった。冬の停電、大きなトラブルの元になりかねない割に締まりのない話ではある。
ともあれ、今回一番に灯りを得たのはスマホ、次いでヘッ電。どちらも居間に置いてあるんだけど、考えてみれば色々な道具が集まっている居間よりも丸腰状態になる寝室の枕元に備えておいた方がいいよなあ。

押忍 快速旅団

クルーズインのライナー、腿から下は地面側にも中綿が入ってフットボックスならぬレッグボックス状態で少々のことで下半身が寒くなることはないのが隠れた魅力。そこで、二輪シーズンに入って落ち着いたあたりでモンベルさんの120cmマットに切り替えることが少なくない。
ただ、モンベルさんのマットでR値は推定2、+2℃あたりの対応と見込まれて正直「もう一声断熱性が欲しい」と思っていた。最近はR値を提示しながらショートを出してるメイカーさんも少ないがなあ…と探していてこれまた灯台下暗し、サーマレストさんがR-3.2で120cmを出しているので寄せてみた。
R-3.2と言えば-5℃対応あたりか。裏銀ビビィ併用、この120cmに200gライナーを使って-5℃をしのげるようなら画期的。それは春・秋の過渡期のためだけに寝具を設定していた手間が省けることを意味する。

押忍 快速旅団

おかげさまで先般放出を告知したKTM640SMもほぼ成約をいただく運びとなりました。これをもってエクスプローラーに関しては部品サプライ手配を除いて業務を終了とさせていただきます。稼働車台が一台のみとなりますもので、試乗アクティビティも終了ということでご了承ください。
エクスプローラー…取組み始めたのが2012年の暮からということで思えば長い付き合い。直進安定性やトップスピード、飛んだり跳ねたりという点ではマウンテンホース等の新車台にかなわないけど、旋回性やコンパクトな車格で挑戦的な走りは今でも他になく味が濃い。
かつてSDRに乗っていたときと同じように雪上泊での荷姿追求を促し、ひいてはJigger開発につながったわけで市場の評価はさておき、自分にとっては正しくエポックメイキングだった。

押忍 快速旅団

【このトピックへのコメント】
  • さすらいのライダーこんにちは!私もスノーバイクの世界に足を踏み入れたキッカケがこのエクスプローラーでした。スノーモビルに乗っていた時代に深い雪山のど真ん中で、何やら見慣れないマシーンだな!?と思ってオーナーに聞いてみたらかなりの走破性とかで、それ以来冬になると常に頭の片隅にその存在が有りました。
    団長のお店で取扱を始めたのをキッカケに、試しに乗ってみた途端に虜になった事を思い出します。
    今ではすっかりマウンテンホースを始め、スノーモビルのトラックを流用したモデルに取って変わられた感が有りますが、真冬しか乗れないそれらとの決定的な違いは、オールシーズン乗れると言うのがエクスプローラーの大きな強みですね!
    (2019-02-24 11:24:00)
  • Gen.さすらいのライダーさん
    取り組みやすくて奥が深い、っていうのがいいところですよね。
    対応車種の幅が広いのも魅力ですが、力不足で裾野を広げることができなかったのは無念です。

    Gen.
    (2019-02-25 10:52:16)
  • KATAそーでしたか、何か寂しい感じもしますが、私もエクスプローラーで色々勉強させていただき、試行錯誤のすえ、やっと満足出来るマシンになりました!(2019-03-01 09:21:10)
  • Gen.KATAさん
    ありがとうございます。車台を乗り換えたとしてExp.は持っておくかどうかこれから考えるつもりです。
    マウンテンホースと乗り比べてみてもやはり独特の楽しさがありますもんね。

    Gen.
    (2019-03-01 11:21:01)

定休連休にて追分へ。日中まずまず暖かくなったのはいいもののそれだけに風が強い。雪面は踏みやすかったが風のせいで設営には随分時間がかかってしまった。
のち、トンボを少し走らせる。今回もドローン自撮りを狙ったが設営でなんだか疲れてしまったのと安定した飛行が望めそうにもないのとで断念。冬は終盤とはいえ、思い通りに活動するにはやはりロスは多い。
日が暮れて気温が下がれば風は止むだろうけど、この状態で薪ストーブに着火するのは危険なので今は日誌を書きながら辛抱。せめて夕陽の写真でも撮れたらと思ったが日没にかけて雲の中。ぐぬぬ。

押忍 快速旅団

追分での最低気温は-6℃。思ったよりは冷えたが、このくらいだったらそれこそ先日触れた120cmマットとクルーズイン200gライナーを試してもいいくらいではあった。とはいえ、バックアップなしでぶっつけ本番っていうのもおっかないのでそれは次の週末にでも軽トラ泊で試すとしよう。
なにしろ昨夕は風が強くて往生した。日没後もややしばらく風が巻いていたが、1830には少し弱くなっただろうというところで薪ストーブに着火。
手前味噌な話だけどJiggerとオビノマキの組合せがあまりに使いやすいもので予備となる熱源を持っておらず、日が暮れた後に暖かいものを口にすることもできずにチーズでチビチビ呑んでるのが虚しかった。今回はダブついていたオビノマキ以外の成型薪を消化しようと多めに持って出たのにスタートが遅かったために結局余してしまった。

押忍 快速旅団

昨日は追分から帰ってきてから夕張山中へ遠足に出た。相方Okさんと合流して取り付きに向かう頃には雲が厚く湿った雪まで降って萎えかけたが、ショバを探って転進するうちに晴れてきた。車載の気温計では日の当たる場所では+10℃を超えて春めいた気分になれたのがありがたい。
最近の暖気で雪はかなり縮んで長靴ツボ足でもスネ程度。ここまで締まってくるとエクスプローラーでも大抵の坂は上がるし、何より埋まる心配をしなくていい。まあ…今がたまたま暖気だからってところだけど、さすがにもう-20℃にはならないだろうし3日連続100cmみたいな降り方もないだろう。
今後は少々寒くて雪が降っても単日辛抱すれば済むんであるまいか。4月は雪解けで路面が凍結したりC場が水浸しになったりで気持ちがハヤる割に自由が効かないので今この早春をしっかり味わいたい。

押忍 快速旅団

角雪平のサンプルコーティングがアガってきたのが8月下旬。そこから半年が経って店でのまかないにほぼ毎日使って約150回。ポットリフター使用によるコーティングの剥離状況を撮影しておいた。
写真は剥離の最も多かった箇所。実際の使用時には四隅のどれかを咥えさせることが多いので、それぞれの隅に若干の剥離は見られる。もちろん、傷が皆無と主張するつもりはないが使用に影響の出るような剥離やトモ剥がれはないので及第だとは思う。外側の耐熱塗装の剥離と比べるとむしろ耐久性としては優れているといってもいいんでなかろうか。
と、本日NSメスティンのレギュラー再入荷。角雪平とは形状が違うので剥離状況は少し違うものになるだろうけど、耐久性に関しては安心してお使いいただける筈。今回入荷分は複数個のオーダーもお受けいたします。

押忍 快速旅団

販売休止から随分時間が経って、ときどきお問合せをいただきながらもメドの立たなかったペリーヌパック。カバン職人の親方が半ば引退をキメ込んでいたもので引き継ぎを当たっていたんだけど、結局のところ元の親方に頼み込んでまた作ってもらう運びにこぎつけました。
と、せっかくの再生産なので自分なりに応用して便宜的にリュックのように背負えるようにしていたストラップに換装できたら、と打診中。これにより内容物がパンパンだったり重かったりっていう状態でも安定感が高まるシロモン。取り回しの妙で上着のデザインにあまり干渉しないのもミソ。
何せ無理言って作ってもらうものでコスト高、予価としては¥19,800(税込)見当。改良ストラップの状況によっては変動する可能性もあります点ご了承ください。改良ストラップは既存の方向けにオプション販売も検討中。

押忍 快速旅団