昨夜のラボ泊、晩酌のアテはおでん風の煮物とタラフライの温め直し。CBガスによる暖房は外気-3℃のところ、胸前で20℃前後。二時間半の晩酌でガス消費は約150g。数値だけで見ると大成功と言っていいんだけど、薪ストーブによる暖房に比べるとくつろぎ感が圧倒的に小さい。
煙筒排気に比べるとCOの排出は大きいので割と気を遣う。ひたすら効率を高めるべく居住容積を小さくしているので窮屈。あと、特に今回は暖気を低い位置でホールドするために低脚五徳を使って火鉢っこのフチドリを焦がしてしまってせわしなかった。…といったあたりがその理由か。
雪による閉塞感が余裕を失わせるようにも思えるわけで、雪上泊で積極的に使う手法とは言いにくい。が、逆に言うと心理的に余裕のある無雪期には効率のいい暖房システムとしてもっと活用するに足る、という手応えも得た。