ついに5月。冬の間は雪崩の危険があるために通行止めになっていた美流渡(みると)に抜ける峠道が道開きとなった。ただでさえ過疎状態の我が町でコロナ禍の影響も加わって通行量はいつにも増して少ない状態なわけだけど、やっぱりこの峠道がオープンになることは春の象徴。
例年であればもう少し峠道の奥で通行止めにしているところ、昨冬には除雪が追い付かなくなった1月下旬だかに写真の地点でストップにして、先の冬には冬に入った途端にココでストップにしていた。まあ、少しでも除雪する距離を短くすることによるコスト低減のウマ味があったのかもしれない。
3月だったか、雪の状況を見てみようとこっそりゲートを抜けて軽トラで奥に入っていたところを黄パトに見つかって係員のニイちゃんにとがめられてしまった。イイ歳こいて…イヤン恥ずかしい。

押忍 快速旅団

暦通りで仕事をしている人にとってもいよいよGW突入といったところ。だけど朝、目が覚めると強い雨。このご時勢、外出したい気分をくじかれるのはいいことなんだか悪いことなんだか。ただ、ニュースで全国の天気予報を見ると関東以西は初夏なみの好天を予想していた。
「気温と湿度が上がればウィルスは落ち着く」という希望的仮説は無邪気に信じたいところだし、ここにきて感染が減っている県も少なくないみたいなんで外出欲を抑えることにストレスを感じる人は多いかもしれない。正味、我がスペシャル過疎地でヒザを抱えて暮らすジレンマもなまなかじゃない。
まあ…他人様に「外に出るな」と言えるような大人じゃないけど、「ウカツに外出すると(色んな意味で)死ぬで」という覚悟が必要なのは確かだと思う。せめて写真アップにはウソでも「#過去Pic」のエクスキューズをつけたいところ。

押忍 快速旅団

今日は朝から20℃近くまで上がって天気も上々。朝イチ歩くのも突然の気温上昇で結構アゴが上がってしまった。明日からはまた下り坂っていう見通しだから今日だけひどく気温が上がるっていうのは体調管理に悪影響が出そうでヤな感じだ。実際歩いている間にも救急車が走ってたし。
しかしまあナンボ天気がよくてもコロナコロナで遠出できるような折柄じゃなし。と、今日は先に検分しておいた裏山の倒木を整理してから店内の展示車を入れ替える作業に時間を充てた。
実際のところ、店内に置いておく分にはパピーちゃんの方が場所を取らなくて好都合。だけど、トンボの一番活躍する4、5月がこんな状況では思いっきり走ることもできやしない。そういったわけでお買い物の足として稼働率の高いパピーちゃんを実働状態にしてトンボは主に展示に回そうと考えた次第。

押忍 快速旅団

閉塞感の強い日々、巷で流行っているオンライン飲み会っていうのをやってみようかということで昨夜実行してみた。北は旭川から南は愛媛まで、のべ9名。通信環境はめいめいの機器スペックに依る部分が大きいのが難点だけど、まずは旧友が元気でいることはわかった。
自分としては当初アイホン7+と5年前のタブレットノートを使って挑んだがアイホンだと絵はまあまあシャンとしているが音声がブツ切れ、ノートに至っては絵ヅラが少し大きいだけで文字通り話にならず。9名ともなると「とりあえず使えてる」っていう程度の機器では歯が立たないのね。
途中から幹事長私物のチョッパヤノートを使わせてもらってどうにかなったものの、多人数でストレスなくやりとりするには“新しいスマホ”を使うのが手っ取り早いコツなんだろう、ということはわかったゾ。

押忍 快速旅団

昨日、食材の買い出しで峠を下りたところ桜が咲いていて驚いた。コブシと並んで咲いているのが紅白饅頭みたいでメンコイ。例年であればソメイヨシノのはかなげな色味に心を惹かれるんだけど、暗い気分が続くせいか今年に限ってはエゾヤマザクラの力強い赤が心に滲みる。
先の4月は天気が不安定で寒かったが、と気象庁の統計を見てみるとどうやら結局平年並みということらしい。寒く感じていたのは温暖化に伴う早い春に慣れていたからなのかもしれない。ふと、我が町でも既にコブシは咲いていることに気付く。桜が咲くのも間もなくか、と少し穏やかな気分。
久しく続く厳戒態勢は恐らく道内でも地方ごとに緩和していくことになるだろう。ただ、そうなるとストレスを溜めた人たちがイケイケドンドンで暴れ回りそうな気がしておっかないのも正直なところ。

押忍 快速旅団

ツイッタでの参天灯プレゼント企画は昨日でオーラス。「在庫があるなら購入したい」と申し出てくださる方を差し置いてバラ撒く形になってしまったのには自らを呵責しないでもない。が、「暗い日々にほのかな灯りを」という心意気を発露させることができて一抹の満足もある。
と、当選になった方とのやりとりで「帽子のツバに取り付けられる工夫を考えてみたい」という話が出たので自分もヤッツケでこさえてみた。かつて取り組んだ際には金属製クリップが加工しづらくて断念したんだけど、手持ちのクリップはプラスチック製なので「これならできるか?」とやってみた。
なんらかのL字材を噛ませばもっと便利になるかしらん。まあこのあたり追々手を加えてみよう。そしてヤル気が湧いてきたら参天灯本体もまたこさえて次は何らかの方法で再販も検討したい。

押忍 快速旅団

小学生の頃、近所のジャリどもで仮面ライダーごっこをやる際に自分が担当したのはX(エックス)。赤い仮面のV3やアメフトを彷彿とするストロンガーほど派手じゃなく、地味すぎて記憶に残るライダーマンや群を抜いて奇抜なアマゾンでもなく、なぜXライダーを選んだのか自分でもよくわからない。
しかし、最近スカパー東映チャンネルで仮面ライダーXを放映していてなかなかシブい存在と改めて感じ入る。まず、おどろおどろしさのあるストーリーのレトロホラーを思わせる演出が魅力的。ヒトデヒトラーなんていう今のコンプライアンスでは絶対登場させられない怪人のイカレっぷりもシビれるで。
闘技も上手くて身のこなしがシュッとしてるのよ、これが。さておき、普段着でシルバーグレイのロンTを着ている際の既視感はXライダーの記憶によるものだったのね、と気付かされたのでした。こっぽし。

押忍 快速旅団

昨日の夕方少し歩いていて気付いてはいたが、いよいよ我が町でも桜がほころんだ。折よく朝から晴れて光の当たり方も良かったのでキレイな写真が撮れてご満悦。コロナ厳戒状態はまだしばらく続くけど、これより先1週間は遠出をせずとも花の移ろいを楽しむことができると思えば心は和む。
政府の発表した“新しい生活様式”って当面は“独りでいる力”、すなわち独力が試されることになるんだろう。幸か不幸か自分自身は普段からボッチなことが多いのでそうストレスは感じない。
北海道では一応のメドが5/15、さすがにキャンプ場なんかは開放が検討されていくんでなかろうか。スーパー等のレジでビニルシートを提げて感染対策としているのを見ると、「テントの中にいるのと一緒?」なんて感じてみたり。いつもながらのボッチフリーを貫けば概ね大丈夫でないかいな。

押忍 快速旅団

将来的にコロナ厳戒態勢が緩和されて多少なり行動範囲が広くなったとしても第三者と気軽にホイホイおしゃべりするわけにもいかないだろう、と他人様が近づきたくならない方策としてモンモンTシャツを買ってみた。「あの人に近づいちゃいけませんっ」的なまかないでソーシャルディスタンス。
ボディとしては洋彫り和彫り4色1色とバリエーションがあったが、イケイケなニーちゃん風よりはスジモンオジキテイストを狙って和彫り風1色。ややお安くて鯉の柄っていうことで選んだ。
ただ…上半身全体をさらせばソレらしいんだけど、おっとりした半袖との重ね着にすると「なんかしらん、柄の大きいロンTと重ねてるのね」って感じになるのはどうしたものか。やっぱオラつくならオラつくで統一感のあるコーディネイト、つーのが必要なもんなのね。幹事長には呆れられてしもうたわ。

押忍 快速旅団

今年はプロ野球のシーズンインがズレ込んでいる功罪で旧い番組の再放映発掘が捗る。先日触れた「仮面ライダーX」もそうだし、NHKのドラマ「シャツの店」も録画して昔を懐かしむ。…1986年1月の放映ですでに一人暮らしだった頃の作品なのになぜかこの地味なドラマが記憶に残っている。
ストーリー自体は昨今のドラマのように突飛なキャラクターを中心としたものじゃなく、正義もなければ特段の悪もない。描かれているのは一人のシャツ職人の時として頑固、時としてだらしなく可笑しい生き様。これを軍人かヤクザが持ち味の鶴田浩二さんが淡々と演じているのが心を打つ。
と、ドラマに影響されて故障中だったミシンを修理出し。修理に出すのをずっと横着していたけどここしばらくのヒキコモリ状態で重い腰を上げた。修理から戻ってくれば次に考えている作業がラクになろうというもの。

押忍 快速旅団