最近の自分的テーマとして取り組んでいる「シンプル・スマート・スピーディ」。これを1991年の時点ですでに取り上げ、家事に落とし込まれた原田知津子さんの「快速家事」を読了。パート2と銘打ってあるからにはパート1もあるようだけど、今作は男性やお子さんにも向けた色合いを持つ。
全篇の底流として下支えするのは「すぐやる・すぐすむ」という考え方で、これは「段取りと習慣化」という風にも読み替えられるものなんだろうと解釈した。もちろん、家事を中心とした方法論なので外泊活動にそのまま流用できることばかりじゃないけど、共感する部分は多い。
家具配置や間取り等、今となっては一般化された話題は少なくない。が、個人的にはテーブル周りでのトレイ、勝手口、パントリーの活用という点は外泊活動でのスタイル改良に具体的な刺激を受けた。

押忍 快速旅団

昨日は追分弥生パークC場さんへ。弥生パークさんは元々パークゴルフ場だったので美しい芝のサイトが清々しい。
使うシェルタはいつもと変わらず庵/I-oriなんだけど、今回は居室部分ウィングをスカイ色、エントランスシールドをオリーブ色のコンビにして使ってみた。文字通り「目先を変えて」っていう思惑もあったわけだけど、特に設営の際にウィングとシールドが一目で識別できるようにしてみようという考えもアリ。劇的な効率アップ、とまでは言わないにしても効果としては悪くない。
明け方の気温は13℃弱。前夜が肌寒かったので着込んで寝たのが裏目に出て暑くて目が覚めた。カラスがいないのは素晴らしいことだけど、0430には野鳥のさえずりがやかましくて起床することにした。撤収前、フロントオープン・ヒップアップの乾燥態様は艦載機が翼を休めているよう、と一人悦に入る。

押忍 快速旅団

スパゲティ+カツ=スパカツへの熱意は冷めやらぬものの、カツの入手っていうのが意外と思い通りにいかないことは少なくない。そこで今回の弥生パーク泊ではレトルトハンバーグを使ってみた。言うなればスパハン。ただし、スパゲティ活動という意味ではスパ活?
加えて、最近よく使っているセイコマさんの¥100スパもいつでも入手できるわけでもなかろうし、とパスタはサラスパを茹でることにした。調味はハンバーグの味付けとこれまたレトルトの一人用ミートソース。角雪平でレトルトを温めてからNS角飯盒に湯を一部移してパスタを茹でて、と油汚れがつくのはフタ皿のみとなるようにしてみた。ちょっと作業は慌ただしかったかな。
ハンバーグにスパ…ってお子さまランチかよ? といった風情なので頂上に反旗を翻す。これぞ俺様ディナー、或いは「栄光の旗を立てよ♪」。

押忍 快速旅団

原田知津子さんの「快速家事」に刺激されてシェルタ内にパントリースペースを設けることにしてみた。…といってもこれまで愛用しているゴミ箱の半分スペースを買い物袋で間仕切りしただけ。お洒落で立派なものとは言えないが、食材の定位置が設定されるだけでも機能は上々。
レジャーシートでの造作は良く言えば柔軟。袋の口を軽くしばった上で箱を閉じることである程度は動物に備えることができる。「動物の嗅覚は想像以上」というのはもちろん知っているが、キツネにしてもカラスにしてもC場あたりで食物を漁ろうっていう安易な連中は買い物袋の見た目で判断しているフシもあるので外見のガードを固めておくだけでも結構な効果があると思っている。
ただ、今後は買い物袋を無尽蔵に入手するのは難しいだろうから、この点は改善策を検討すべきだろうと思っている。

押忍 快速旅団

弥生パークさんでの撤収、シェルタ解体から車体積込みまでの計測は11分。前回が12分だったから一応1分は短縮したことになる。前回との違いと言えば“より早く撤収できるように意識を強めたこと”くらいか。正確なタイムは11分4秒だったから10分台に乗せるのはそう難しくないだろう。
ごく個人的には10分を切るくらいまでいきたいところ。しかしそうなるとハードルは高いわなあ。今回の撤収でモタついたところといえばシェルタの細引きの処置なのでココを改善するのと、解体時のペグを抜く順番をムダのないものにするのと…くらいしか策が思いつかん。
まあ、撤収が早いからといって大して誰かが褒めてくれるわけじゃないのでホント単純に自分的ゲーム。タイムにこだわりすぎるあまり積載が甘くなるようなことのないようにしなくちゃあきません。

押忍 快速旅団

本州で言うところの梅雨寒に似て日が出ないと20℃にも達せず、お寒い日々。これで日が出ると夏日近くになるので気温差が大きくてツライ。普段の服装だと通年でロンT+半袖の重ね着に気温に応じて上着で調節、といったまかないが多いんだけど今年ばかりはそれだと上着を脱いでからが寒い。
そういったわけで先の追分行は薄手の服を何枚も重ね着するというまかないで挑んだ。半袖Tとステテコの上に薄手カーデガンとカーゴパンツ、その上に防水サロペットとフリースWライダース、さらにカッパ上衣にチョップリケ…ってタケノコの如し。体感の寒暖に従って中抜き、という思惑。
出発の日曜には陽が射してジッとしていると暑かったがそれでも走り出すとこのくらいで丁度よかった。山善さんの防水サロペットっていうのが現在大注目のアイテム。カッパの代用にできると万々歳。

押忍 快速旅団

普段履いているズボンはカーゴパンツ、すなわち6ポケット。それぞれのポケットに何を入れるかルーチン化されて小分けちゃん的に使い勝手がいい。が、収納量が多いだけに外泊時にはポケットがゴロゴロするので晩酌の段ともなるとポケットを空にしてスッキリしたくなる。
もちろんこれまでもシェルタ内でズボンの収納物を置いておくスペースは確保していたものの、集約された定位置としたらスマートになるんでないか? という考えで小物入れ様のものをこさえてみた。肩紐も一応通して言うなれば“お泊りサコッシュ”。まあ…歩き回る用にはあまり適さないが。
折りたためばペリーヌパックの背ポケットに収まるサイズ。¥100均で売ってるような小物入れで代用できると思うけど、20km離れたお店まで探しに行くより作った方が安くて早いのが僻地なりの事情でござる。

押忍 快速旅団

2週間ばかり前にこさえた段ボールラジオ棚、追分行で実際に使ってみて結構使い勝手がよかった。まあ、何せ段ボール製なのでヤッツケ感満点の見た目はさておき、フチが立っていないためにラジオも時計も滑り落ちやすいのが難点と言えば難点。いずれ素材を変えて作り直そうと思った。
と、手配をかけていたアルミ板が折よく届いたのとこの週末は雨の予報なのとで店にこもって工作することにした。プラ板や薄手の段ボールで作ることも考えたが、貼りあわせの強度に確信が持てないしどうせこさえるならもっと薄々なモノにしたかったので頑張って金工。
縫製にしても工作にしてもいつもだと半ばフリーハンドの現物アワセが多いんだけど、さすがに素材からしてコストがかかって失敗したくないので珍しくちゃんとした図面をオコした。その甲斐あってか出来はマズマズ。

押忍 快速旅団

昨日今日と天気は振るわず、まるで梅雨の如し。それはそれで遊びに出ずに店内整理のチャンスと捉え、段ボール処分。正直気が乗らない作業ではあるが、間もなく7月なわけで年末と年半ばの二度の段ボール処分のうちの一回としてほっとくわけにもいかない。
段ボール堆積場はそんなに一杯じゃなかったので「まだ少し先でもいいか」とは思っていた。が、半年に一度のペースで処分する段ボールの量が例年よりも少な目というのはつまり取扱い商品の量が少なかったことを意味するわけで、これもコロナ禍の影響の現れということになるかもしれない。
して、今日はこの後草刈り。これが冬であればさしずめ雪投げということになるか。雪であればその後の活動に希望が見出せるんだけど、草刈りはこれまたほとんど生産性がないから気分はパッとしない。

押忍 快速旅団

昨日の夕方、草刈りをしようと草刈機をメンテナンスしていたら小雨。多少の雨ならエイヤでやっつけてしまおうとは思っていたものの、強くなったり弱くなったりを繰り返して小一時間の作業の間にボソボソに濡れることが予想されたので取りやめることにした。雨にたたられた週末。
気象庁の記録では我が町では先の金曜から雨の降らなかった日がなかった、ということになるらしい。とてもじゃないが北海道らしい6月とは言えない感じ。日本が亜熱帯化しつつある、との弁に乗っかるならば北海道は北海道で温帯化しつつあるんだろうか。まあ…冬は亜寒帯のままだろうけど。
と、お天道様を恨みながら日々を過ごす間にも6月は今日で終わり。キャッシュレス5%還元の最終日となるもので、泡喰って実家等へのお中元で夕張メロンの手配に走った。ここぞとばかりにカード爆買い。

押忍 快速旅団