巷では今日からレジ袋有料の動き。賛否ある…というよりも否定的な見解の方が現実的な気がするけれど、我が店的にはちょっとホッとしているのも正直なところだったりする。
サンドイッチのサブウェイさんの持ち帰り袋が2色刷りだったことにインスピレーションを得て、切り抜き工作で旗になるレジ袋を作ろう！ と取り組んだのが2008年。北海道ツアラーには旗がテッパンだで。ただ…大手さんの消耗品なら大量にこさえるだろうからいいかもしれないけど、我が店のような零細ショップが2色刷りっていうのはやっぱコストが相当キツかったんですのよ。
正直、店頭でも敢えて「袋はお使いになりますか？」なんて聞いてケチっていたのが生々しい事実。今後はレジ脇に提げてご必要であれば一枚￥10でお分けします、と。…市況よりお高いのも堪忍ね。
「セイコマさんの惣菜をサイトに持ち帰って温め直す」という方法を気に入ってからというもの、外泊時にはいつでもスグ使えるようにペリーヌパックでNS角飯盒を持ち運ぶのが定番となった。ただ、晩酌のアテとして持ち運ぶにはそこまで容量はなくてもいいかな、という気もしている。
一方、お客さんからは「最近評判のミニメスティンにノンスティックコーティングを」というご要望をいただいた。ペリーヌパックに収納するのにもできれば現行NS角飯盒よりもう少し小さい方がありがたい、という解決したいテーマもあることからミニメスティンNS化について検討に入ることにした。
実際の動きとしてはサンプルを検分した上で数量を寄せて、という運び。何せ現時点では流通がシブい状態にあるわけだけど、ダイソーさんの流通が安定する頃には実現したいと思うております。
昨日は夕方まで延々雨が降り続いた。折よくというのも変だけど、峠下のクリニックまで薬を取りに行く用事があったので懸案だったカッパをテスト。上衣はカジメイクさんのエドウィンカッパにボトムは山善さんの防水サロペット。往復約30分の道のりで結果は満足のいくものだった。
特に防水サロペットは「自前で開発するか？」というほど前のめりに希求していたシロモン。外泊行と言わずチョイ乗りと言わず、出先で雨に降られて一番厄介に感じていたのがスネと胸の濡れだったのがようやく解決、久々に会心の雨具に辿り着くことができた。最近のスキーウェア等で見られるデニム風の生地で股下も長めなので利用機会は多くなるだろうと思う。
して、今日は一転して晴れ。久々に晴れた週末になるだろうと予想されて長いトンネルを抜けた気分も清々しい。
コロナ禍で窮屈な日々を送るうち、アマゾンプライムでお気に入り登録していた作品の消化が進む。プロ野球が始まった今でもゲームの無い日には「ニルスのふしぎな旅」をコツコツと観ていた。1980年の作品ということで懐かしさが先立つにしても、純粋な気持ちに立ち戻らせてくれる。
特にオープニング作画の素晴らしさは色褪せない。エンドロールには押井守氏の名前もクレジットされていたから「なるほど、空モノ、ね」と今さらながら思う。…まあ、正直言って押井氏の主導による作品は好きじゃないけど、スタジオぴえろの一員としてはズバ抜けていたと認めざるを得ない。
それにしても、アマゾンプライムにアップされているのは全52話のうち25話まで。かつての貸本屋の“結末巻は買ってネ”的な手法じゃないとは思うけど、「はよ全話アップしてくれえよ」ともどかしい。
久々の晴れた週末、パピーちゃんで穂別C場に出向くべく準備した。気温30℃はないにしてもちょっと蒸し暑い。言うても、今朝の最低気温では11℃と思わぬ気温低下があるので寝袋は今だにダウン200ライナーのまま。次に出かける頃にはタオルケットライナーに変更したい。
ここのところ日曜出の月曜戻りが多い。が、日曜はローカルスーパーや飲食店、ともするとガソリンスタンドまでお休みのことが多いからホント言うと月曜出にシフトしたい。大体の場合、明けた朝にノンビリすることは少ないうえ撤収スピードにこだわっているわけだからその方が理にかなってる。
ただ、アイホンの天気予報によると火曜は雷雨になる見込なので今回も前倒し。アイホン予報って24時間の精度は高いけどそれ以上先は“低調に見せておいてから上方修正”っていうのが多いような気がする。
パピーちゃんで一度は外泊行の実績をつけておきたいもの、という考えで手近な穂別C場へ。いつもどおりフリーサイトに押し歩きで横付け、シェルタ設営をしていたところ管理人さんが自転車で登場。表面的に穏やかな口調で「“車輛”の進入はお断り」と注意されてしまった。
管理人さん、もしくは管理母体の方針変更によるものだろうから「ならぬものはならぬもの」と設営を中断してパピーちゃんを搬出。…料金・利用体系の変更で一部の常連さんから苦言を呈されていたのは知っていたが、対岸の火事というわけにはいかなかったようだ。
軽量車の横付けができて広々とした環境、豊かな自然の素敵なC場だったけど、￥2600払ってオートサイトを使うにはお小遣いが豊かじゃない。SDRから今に至るまで、これまでの思い出に感謝しつつサラバと言うことにしよう。
穂別での晩酌にもスパカツ。今回は土曜のうちにローカルスーパーかね安さんでトンカツを購入しておいたので見た目・味ともに本格的なものに近づいた。パスタの方は扱いやすさを取ってセイコマさんのペペロンチーノ。あらかじめ塩味・ニンニク風味がついているのがありがたい。
本場のスパカツって実は結構素朴なパスタ+ミートソース+カツの取り合わせだと思っているんだけど、我がスパカツではソーセージやベーコンも加えてある。主食としての満腹感を求める一方、外泊晩酌のアテとして一皿でバラエティのある強い味としたいため。コーンを混ぜるっていう手もあるか。
これまではチキンナゲットやレトルトハンバーグを乗せていたが、少し焦げ目がつくくらい温めたトンカツはサクサク感が段違い。そう考えるとナゲットよりもコロッケの方がベターかもしれない。
穂別C場は近所に気軽に買い出しに出られる立地じゃないので、夕張側から出向くにはR274紅葉山で準備しておかなくてはならない。「それなりに背負って走ることになるのなら」と近所で買い出しを済ませて出発。
アルコールキャリアとして愛用している白波紙パックには赤ワインを、セイコマさんのペペロンチーノはNS角飯盒に、今回の目玉だったトンカツはビニ袋に詰替え。普段だと購入したお店でできるだけ不要品を捨てさせてもらうんだけどその作業を前倒しで行っておいた、という構え。
一晩飲んで遊んでグレープフルーツジュースのパックにゴミ詰め圧縮。酎ハイの缶を使うよりもさらに小さく扱いやすい。…ワインの詰替え持ち出しだったからできる芸当だけど、これが日高だとボトルの処分に困ることになるだろうから常に同じ手法を採ることはできないのが玉にキズ。
中華素材の面白アイテムと同様、「店頭ならではの商品は？」というご要望にお応えすべく準備を進めてきたNS角飯盒のオリーブ塗りがアップ。すでに角雪平で実績があるので食衛法クリアの品質に不安ナシ。戦闘飯盒2型を色見本として依頼した調色は“それらしさ”満点の仕上がり。
価格はレギュラー￥7,920／ラージ￥11,550。「コタコタに使う道具にそこまで金かけるんかい？」という向きもあろうかと思いますが、使い込むに従って生じるヤレ感はむしろユーザーさんの経験を静かに主張するアイコンになる筈とも思うております(そう簡単にヤレないのがミソ)。
基本的には店頭売りを目的として準備したわけですが、ご希望あらば通販扱いもいたします。NS角飯盒のページよりオーダーご指示の上、連絡欄にて「オリーブ仕様を」とご指示いただけたら幸いです。
週末も近づいてきて次の外泊に備えてまた荷物をまとめる算段。ここ二回の外泊、追分と穂別では明け方に暑苦しくて起床せざるを得なかったので寝具はタオルケットライナーに換装しておいた。
6月は肌寒い日も少なくなかったことから「起床時に活動しやすい服装」、つまり割と厚着で床に就くことが多かった。が、さすがに夏至を過ぎて日が出る頃には暖気がこもって暑くなる。そのまま辛抱して横になっていると一張羅のダウンライナーが汗臭くなってしまうのを嫌って早朝起床、と。
近頃の最低気温は15℃前後。まあ、それなりに肌寒さもあるんだけど暑苦しさに耐えるくらいならタオルケットの肌触りの良さにまかせて寝床にしがみついた方がマシではある。幸か不幸か土地柄か、少々の寒さなら夢ウツツをさまよえる程度の耐性はついている…筈。