お気に入りのゴーグルはS4というブランド。1万円せずに複層レンズ、落ち着いたデザインでフィット感もいいってんで一時期我が店でも扱っていた。が、初代として使っていたグレイモデルは前にも触れたコタコタ状態。接顔スポンジが汗を吸って臭うだけならまだしも砕けて粉になりつつある。
ストックしていたブルー予備を引っ張り出してきてみたところ、ヘルメットに付け替える作業をしている間にバックルがパッキリ折れてしまった。…マイナーチェンジの過程でおそらく粘度の低い素材に変更になったのかもしれない。してまた、悪いことにベルトのみの交換は不可。
やむなし、初代のベルトからバックルのみ手縫いで移植するハメとなってしまった。や、そもそも最近中華の安いヤツか高級品ばっかりで中品位の選択肢が少なくなってしまったのもなんとかならんのかね。

押忍 快速旅団

昨秋に取り組んだ軽量パッキングの試みは常用にして必須となる機材を絞り込むのに大いに役に立った。ただ、常にリュックを背負って走るよりはやっぱりリアシートに荷物を据えた方が落ち着きがよかろう、ってんで次の春秋シーズンは小型ダッフル一丁のパッキングにまとめようかと考えている。
して、ダッフルを積載する際のフィット感を高めるべく“インナー荷台”と呼べるものを木工してみた。荷物自体は4kg程度だからそれほど頑丈じゃなくてもよくって、飽くまでセンターと水平を出す治具的な位置づけ。少し沈み込んだ方がスワリがいいし、シルエットも低くなろうか、と。
…今日びダッフル/スポーツバッグを積んで走ってる人ってほとんど見ないし、もっと進化した道具があるのも知っている。でも、自分が遠乗りを始めた原点のスタイルを大事にしたいという思いが強い。

押忍 快速旅団

週半ばに一旦緩んだ気温もまた冬型の気圧配置で真冬日に逆戻り。朝歩いている間の気温計では‐3℃を示していた。そうは言っても、曇った状態で+3℃になっても湿度が上がって締め付けるような寒さを感じるばかりで日の出ている-3℃の方が実はなんぼか過ごしやすい。
ここのところ近所をバッコしているシカどもも日が出るとなんだか活性度が上がっているように見える。そこここにフンをバラ撒くのはいつものことだけど、なんだかコロコロ感がなくてドングリみたいなフンで少しユルくなっている感じ。ロクなもん食ってないから消化はよくないんだろう、多分。
バッチぃ話のついでに、年末年始から酷寒の中で歩いていて鼻水が例年以上に垂れる。…ってんで手鼻をかむのが随分上達した。飛距離不足で上着に付着してウヘー、っていうのがこの冬はないゾ。

押忍 快速旅団

今日は夕張のモービルライダーさんがスノウバイクに興味を持ってくれたのでエスコートする形でレースイ山中へ。元々単車に乗る兄さんなので仲間が増えるといいなあ、って。山頂あたりまで登って車体を交換しながら乗ってみてもらってある程度の感触はつかんでもらえたものとは思う。
休憩がてらふと見やれば夕張岳が雄々しくそびえ立っている。ゴンドラで登ってきた際には何故かあまり気に留まらなかったんだけど、青空のコントラストもあいまってノコ刃のような稜線が厳しさをたたえて印象的に映える。改めて霊峰と呼ぶにふさわしい姿のように感じた。
のち、お互いのマシントラブルが重なってしまって早めに下山する形となってしまった。店まで戻って修繕作業をしているうちに日陰はどんどん冷えてきて「さすがにまだ寒中よね」と思い知らされた。

押忍 快速旅団

今日もスノウバイク走路検分のため山歩き。昨シーズン開拓したルートなので新たな方向性を探るより確認に行ったと言った方がいいかもしれない。ブランコ公園まで登って一休み&昼食。中腹から北ルートに抜けるつもりが去年より雪が多くてルートがはっきりせず、上まで登り切ってしまった。
今回はこれまでの失敗を糧として自分の持っている中で一番長い板を背負って歩いた。20年前のパウダーガン。重いのを嫌って遠ざけていたが下りは沈むことなくラクできた。今まで無駄に苦労していたわけで最初っから長モノ背負っとけや、って話ではある。登り1時間、下りは30分。
それにしても…コロナの影響で休日に町を出るのもはばかられる昨今、スノウバイクなり山歩きなり近所をブラブラするばかりなのに例年より派手に遊んでいるように見えてしまう。なんか、、、スンマセン。

押忍 快速旅団

昨日の山歩きで使った道具。ここしばらくスキーシューが歩きやすくてよく使ってたわけだけど、スノウボード併用で滑り降りる際には重くて邪魔になるのでスノウシューに履き替えることにした。ステップインのクリッカーで使えるヤツがジモティで出品されてたのでシレッと購入。
スノウシューって雪が深いと一歩ごとに足を引き抜くのがシンドくって正直キライだったんだけど、今回譲ってもらったモデルは尻尾付きなのでその点改善されている。直登しやすいのもならではの利点。登るところまで登ってからリュックに結わえるのにも軽くて安定しているので行動しやすかった。
このスノウシューにしても、ウィンタースティックの板にクリッカーに…って2世代前の道具と言っていいんだけど中古品をうまく見つけさえすればかなり安く手に入れられるのがありがたい。

押忍 快速旅団

去年の11月から取り組み始めた小型ドームのプロジェクト、メイカーさんに「白でやっていきたい」と伝えて待っていたサンプルがようやくアップ。出来栄えとしてはコストを下げるために手を抜いている部分が見受けられる。かなりの低コスト見積だったから現時点では指摘しても仕方がない。
その分ドアをハネ上げる竿をオマケしてあるのがご愛嬌と言えばご愛嬌か。色味は白とグレイで期待したんだけど、フチ取り等が黒で作られている。シックといえばシックなんだけど葬式の横断幕みたいなんで手抜き部分の修正に合わせてリクエストを出していくことにしたい。
なんだかんだ言って3.2kg/40x15x15cmでこちゃんとまとまっているのが魅力的であることに変わりはない。引き続き煙筒ポートまわりを始めとする国内での付加加工、ラボ試用準備へとコマを進める。

押忍 快速旅団

昨日触れた白ドームは若いライダーさんを始めとして「これからキャンプに挑戦してみたいが手軽にいろいろできる幕体を」というニーズに訴求したいと考えているわけだけど、その一方でこれまで手掛けてきたシェルタの類も少しトンガったものを並行してリリースしたいと考えている。
ありがたいことにおかげさまで次の夏で我が店は満20年。アニバーサリーモデルよろしく庵/I-oriの10Dモデルを改めて作ろうか、という発想につながった。生地はこれまた白。かつての10D生地からさらに攻めてコーティングは片面のみのDWRで耐水圧は600mm程度。その分コンパクトになる見込み。
写真はスソ周りから冷気進入を防ぐ工夫。スカートと呼ぶよりもペチコートと呼んだ方が似つかわしい。オプション販売というわけではなく、飽くまで使用例の提案。もう少し固定を工夫したいとは思う。

押忍 快速旅団

昨秋から小型ドームの開発にこだわっているのはJiggerを1m煙筒で使えることがわかったことによるところが大きい。して、「それなら確か庵/I-oriの立体シールドでも1m煙筒で設営することができた筈」と思い起こして店内ディスプレイ整備のついでに据えてみた。
前にも1m煙筒での使用を検討したことはあったんだけど、やはり1.5mくらいあった方が安心という結論で落ち着いていた。が、Jiggerとダンパーコアの組み合わせであれば小型ドームでも安全な運用が可能だったわけだから庵/I-oriでも熱溶解さえしなければ大丈夫な気がしてきた。
そういった運びで今現在の荒天をやり過ごしたところでまたラボで試してみるとしよう。なんにしろ1m煙筒での恒常的な運用がアピールできるようになれば割とエポックメイキングだとは思っている。

押忍 快速旅団

雪国の必需品と言えば長靴と手袋。なかでも手袋は防寒テムレスを肌身離さずと言っていいほど携行している。犬の散歩はもちろん、雪投げにも山歩きにも重宝。冬だけじゃなく5月や10月の単車運転でも使っているから着用しない時期っていうのは実質4か月だけ、ってことになる。
透湿素材の採用で蒸れが少ないのが売りではあるんだけど、さすがに山歩きでしこたま汗をかくと内装がシケシケになってしまうので洗濯。裏地なんていうシャレたものはなくそのまま裏返して洗えるので汚れも臭いもよく落ちる。手肌が濡れても着脱がスムーズなのも愛用の一因となっている。
お世辞にもオシャレとは言えないのが難点だけど、着飾った舞踏会に行くワケじゃあるめえし。「本州が雪で荒れる」って報道を見るたびに「皆テムレス履けばいいのに」なんて思っちゃうのねんのねん。

押忍 快速旅団

“クッカー界のスマホ”ことミニメス通販アップ。昨春の着手からコロナの逆風を衝いて、思惑としては去年の10月にはリリースできているつもりだったのが随分足踏みしてしまった。「どうにか1月中には」と祈る思いだったのを辛うじてクリアできた。取り急ぎ未撮影だった写真を撮って突貫アップ。
一通りの準備をやりおおせた後には長沼のスキー場に行ってこようか、なんて考えてはいたが作業をしている間にも風が強くなってきて吹雪となってしまった。気象庁サイトで雲の流れを見ると長沼近辺は降っている様子じゃないけど何せ地元がワヤなので運転する気になれず断念。
本当だったら幹事長の買い物のお供で家電屋さんに行くつもりだったけどこれもお流れ。そんなこんなでウジウジしているうちに昼食を採っていないことを思い出した。まあ、帰って酒飲んでメシにしよう。

押忍 快速旅団