静岡よりマサラをこめて

(訪問時期は、2013年の夏頃)
ここも去年の夏休みに、ディナーならダルバートがあるお店という事で狙って訪問(注･ランチでもあるみたいです)。お店はまぁまぁ広く整然とした店内であるが、お盆の前後というのもあるかもしれないが、平日夜の20時台にお邪魔して客は終始自分1人だった…。お店は半分がテーブル席、半分が小上がり席となっており何れも4人×3程度で、ホールを仕切っているのは日本語の流暢なネパール人。

メニューは、最初の方のカレーメニューは半分インド、半分ネパールという感じだが、中ほど以降はもうネパール料理ラッシュ。単品料理も充実しているし、スカロティ(チャパティ)もある。
当然ダルバートもあるが、ここのダルバート…『ネパール家庭料理ディナーセット』はシステムが一風変わっており、基本のダル＆バート＆アチャールは固定で、そこに更に2品のカレー(タルカリ)を任意で選ぶというシステム。選択品目は12品もあり、ベーシックなチキンカリー，サグカリー，野菜カリーといった所から、サグ(所謂サグプデコ)，サブジといったドライ系あり、更にはアル･ゲラグリ(豆芋カレー)，マチャ･ゴルベラ(小魚とトマトの煮込み)といったディープなネパール料理まで揃っている。

ネパール家庭料理ディナーセット、\1,500也。最初なのでベーシックな組み合わせにして…ダル，バート，アルコアチャールに、チキンカレー，サグの2品、それにドリンク(チヤ，ラッシーあり)が付く。
お味はどれもいいです！しっかりと辛くてピリッとアクセントになるアルコアチャールを始め、ライス(日本米)の炊け具合も文句なく、ダルとサーグは素材の味が活き、しんみりと美味しい。うーん、落ち着くダルバートだ。いいダルバートってのはこういうヤツなんだよね。食後のチヤも美味しゅうございました。

平日のディナーは一部の人気店以外はどこも辛いんだろうけど、ここはもうちょっと流行ってもいいんではなかろうか…。それとも実はナンがあまり美味しくなかったりするんでしょうか？っていうか、この店来たならネパール料理食べようず！

JR駒込駅を東口(ガード下)から出て右へ。2つ目の交差点を左折したらもう暫く。徒歩5分くらい。