静岡よりマサラをこめて

(訪問は2013年の夏頃)
2013年の春くらいに聖隷三方原病院そばにオープンしたインド･ネパール料理店。ふまゆ～んさんに情報をいただき、早速訪問。

店はラーメン屋の居抜きか？6人テーブル×2，カウンター5席，座敷席(6人くらい？)×2であまり広くはないが、三方原病院のすぐ近くという事もありランチ時は結構な混み様。しかしちょっと…まぁまだ慣れてないのかもしれないけど、スタッフ一同、客の捌き方が下手ですね。ランチ時は日本人のおばちゃん1人がヘルプに入っても尚ドタバタ気味。料理のサーブも遅めなので、イライラし易い人は予めご覚悟を。

ランチメニューはありがちな感じで、お手軽な値段(\750～)のナン＆カレーセットが並ぶ。中には「ネパリーランチセット」というものがあるが、残念ながらこれは単なるセットの呼称に過ぎず、ネパール度は20％くらいである。

チョイスカレーランチセット。カレー1品(チキン，野菜，キーマから選択)，ナンorライス，サラダ，スープ，ドリンク(チャイあり)で\850也。お味としては普通。ナンは表面積だけ見るとやや大きめだが、クリスピー系なので食いでとしては平均的だし、カレーも総量，具の量，スパイス感の何れも平均的。しかしドリンクのアイスチャイが午後の○茶なのは許せない…！

そんな感じでランチを体験しただけだと「ここも有象無象のインネパ料理屋か…」と思うが、グランドメニューを拝見するとネパール料理とチベット料理があり、しかも結構な品目(20品くらい？)が並んでいるので、チョウタリ無き今、浜松でネパール料理を常時これだけ並べてるのはここだけじゃね？という事でレアリティが急上昇。早速ディナーにも出向いた。

ムラコアチャル(\350)はやや浅漬け気味ながら、大ぶりカットのムラ(大根)で食べ応えあり。個人的にはもうちょい漬かって発酵したのが好みだが、馴染みのない日本人向けを考えるとこれがギリギリのラインかな？という気もする。他にアル，ゴビのアチャールがあり。

プレーンモモ(6pcs･\600)はメニュー写真だとよくある感じの様相なのに、実際出てきたものはふた回りほど小さく正に一口サイズ…まぁ手包み感はあり、具材のスパイス感も良く美味ではあった。付け添えのソースが某ドナルドのBBQソースみたいな感じで独特だが、悪くはない。他にエビモモ，スープモモがあり。

トゥッパ(\680)は中華麺タイプで麺自体の量はちょっと少なめだが、刻まれた野菜とチキンティッカはたっぷり乗せられ、更に真ん中には卵も落とされてなかなか豪華な巣ごもりっぷり。お味も良かった。しかしネパール人的に半熟卵はOKなんだろうか？

一通り食べ終わった後、余韻に浸ろうとドリンクメニューから「ネパール紅茶」を頼んだら、またしても午後の○茶(ランチよりは気持～ちスパイスが効いてたが…)が出てきて台無しにされたけど(苦笑)、ディナーのネパール/チベット料理は良さそうです(OFF会にもいいと思いますｗ)。しかしなんでチヤだけ手を抜くんだ…そこは何とかしてくれ…。

食後は一番若そうなお兄さんと暫し会話。親父さん風な人の方が責任者かと思ったんですが、こっちの兄さんが責任者っぽいですね。ダルバートは無かったけど、『暇な時なら作ってもイイヨ』とのこと。

聖隷三方原病院のバス停があるロータリーそばの交差点から、50mほど西に行った所。