横浜出張の折、昼飯はどこで食べようかと「横浜 ダルバート」でググってみた所…横浜って意外とネパール料理の浸透率悪いんだなぁというのを知る。ダルバートはおろか、モモですら食べるに苦労しそうな感じじゃない?そんな中でもまぁ看板にネパールの名前があり、夜ならそこそこの単品もあるというこの店に淡い期待を抱いて行ってみた。

お店は関内駅からすぐの所にあり、駅を中心としてハマスタの対角線上にある感じ。ビルの1階部分が店舗で看板は大きく掲げられているが、4人テーブル×3とカウンター5席くらいで店内は狭く、ホールとシェフのネパール人が2名。耳ピーしてる人が名刺にも描かれてる店長さんか。
[関内]エミネパール
ランチメニューにダルバートが無いのは想定内として、シンプルなAセットから豪華なDセットまで4種類ある内、最豪華なDセットに「ネパリセット」という名前を冠しておきながらネパールっぽさが微塵もない事には、ただただ涙(泣)。カウンターの上にはロキシー(ネパール焼酎)の瓶とか並べてるのにね…看板にはネパリダイニングって書いてるのにね…。
[関内]エミネパール
Bセット。カレー2品(チキン,チキンキーマ,ダル,マトン,ミックスベジ,サーグ,日替わりから選択),ナンorライス,サラダ,ドリンク(チャイ,ラッシーあり)で\950也。

この日のカレーは、ダル(左・ムングを煮崩した様なタイプ)と日替わり(右・チキンとブロッコリー)。しかしカレーとナンは案外美味かった。カレーはどちらもクミンシードを多用しているのが特徴的で、終始クミンの香りを楽しみつついただく事が出来、ナンもありがちなボソフワ系(見た目ふっくらさせているが食感はボソボソ)ではあったが冷めても固くならないタイプだったので、不満まではない。

まぁしかし、これだけネパールの推し出し感がある店ならやっぱネパール料理が食べたかった訳で…。次はディナーに伺わないとね。ディナーじゃないと真価は分かりかねます。

[関内]エミネパール
根岸線の関内駅、もしくはブルーラインの伊勢佐木長者町駅のどちらからでも。2駅のちょうど真ん中で徒歩10分くらい、蓬莱町二丁目交差点角。