梅雨入り記念映画特集。実は最近あんま観てなかったんだなぁ。まる2ヶ月でたった5本か。
ロストイントランスレーション
往年のハリウッドスターが仕事で日本を訪れて、いい大学を出てるけど脳みそおぽんちなフランス女(イギリスだっけ?)と不倫する話。身も蓋もないですか。
この映画の結論として「やっぱり男はちょっと脳みそ足りないくらいの女が好きなんだよね」ということでいいんでしょうか。
キルビルvol2
血飛沫どこー?なんか一作目と全然違う映画になってしまった。これが本来のタランティーノ映画だという話ですけども、これ一作目気に入った人には受けないんじゃないかなぁ。説明的シーンが多くてあんま盛り上がらなかった。マニアには台詞回しとかがたまらんらしいが。
キャシャーン
ケツをあくまで叩いて砕く。ケツを砕くって凄いな。痛そう。
意味不明な小ネタはおいといて、早くも本年度ナンバー1映画の呼び声が高い衝撃の問題作。散々な評判だったのでどうなることかと思ったけど、どうしてこれは凄まじい映像作品ですよ。必見。
脚本と設定が完全に破綻していて映画としては観るに耐えないのだが、それを補って余りある圧倒的な映像表現。隅から隅まで監督のこだわりが溢れてて、とにかく物凄い熱が伝わってくる。トータルなエンターテイメントとしては全くオススメできないけどね。
「人間を ミナゴロシにする」は今年の流行語大賞最有力候補。俺の中では。
ビッグフィッシュ
シザーハンズのティム・バートン監督作品。ちょっと不思議な、おとなの童話的作品。非常に独特の雰囲気があって、ただの感動系作品では終わってない感じ。デヴィッド・リンチ並にコアなファンがいるというのも頷けるが、伏線を全部回収してきっちり終わらせてるところは正反対ですな。
トロイ
大作の見本のような映画。アホほど金がかかってるということだけは大変よく伝わってくるのだが。
登場人物のほぼ全員が暖かい脳みその持ち主で到底納得できない動機によるとってつけの展開が続くのだが、そんな中でヘタレをヘタレとしてきっちり演じきっているオーランド・ブルームは好感触。この質の演技ができるなら今後も注目していきたいところ。
その他予告編
ポーラーエクスプレス
もう予告編見飽きた。いい加減にして欲しい。つーかずっと思っていたのだが子供のCGがキモい。声が低いところもキモい。蝶嫌いです。
ハリポタ
早くも見所は出尽くした感が。ハリーの声がえれぇ大人びてるとか、3人とも背がずいぶんのびたとか、校長は予告編には全然出てこなかったなぁとか色々あるけども、一応観にはいきますよ、ええ。
キングアーサー
製作がパイレーツオブカリビアンのジェリー・ブラッカイマーということでその辺には割と期待しているのだが、本編には少々不安を禁じえない。ていうかギネヴィアが弓撃って戦ってたりするんですが。