マット・デイモンが内部告発者としてFBIと会社を振り回すコメディ。喜劇、と表現した方がニュアンスは正しいかな。
その言行といい随所に入るモノローグといい病的なものを感じるけれど、結局どこまでが理性と打算による嘘なのか、本当に頭のネジが飛んでるのかは全く判断がつかない。
そうなるように作ってるし、マット・デイモンも演技してるんだけど。
ジャガーさんでピヨ彦が「あっそう…。ふーん…。」って感じの呆れの極地に至ったときのような、そんな気分になる変な映画だった。
とりあえずエンディングに至るまで増え続けるあのアレはちょっと面白かった。