ゆうゆ

 武道館でのグッズがたくさんで楽しみすぎる。
あぁ・・Tシャツ1枚追加位じゃなかったのが、嬉しすぎる。
どんだけ周りが力を入れてくれているのか・・・
その思いで嬉しくなった。えぇ、その思惑通りにお金を使いましょ!
これが記念すべき通過点なのですからね。

 しかし、箭内さんが4000枚の写真から100枚選んでいたのが、パンフになったのですね。
あのライブハウスツアーでの写真、ホールツアーでの写真が・・・
なんだか泣けてくる。
いかんな。
いかん!
飛行機乗るのとか、東京へ着いてからの移動とか、面倒くさい事が多いから、本当は上京はしたくない。
のだけど、すごく楽しみなってきた!!

 実は、明日から1週間の休暇なのだ。
盆も正月もないので、年に連休を義務付けられている。
名古屋での抜けがっぷりが見事だったので、武道館にあわせて休む事にした。
2~3枚脱皮しても大丈夫だぞ!!
思いきり弾けて、抜け殻になってやるっ。

 武道館、やはり特別な場所だ。

 久しぶりの東京。
そうして、初めましての武道館。

 とっ散らかったまま、とにかく早起きしないと!
一生に1回しかない初の武道館。
今年のすべてを吐き出すところ。
そこに参加できるだけでも幸せな事。
そこに行けるこの環境に感謝しよう。
そして、ワタクシが高橋優を見つけた事を喜ぼう。

 明日の今頃は抜け殻だよな、完全に・・・

では、武道館で!!

2013-11-25(月) 17:36

とりあえず

今、羽田空港。
大分へ戻ります。
素晴らしい時間でした。

ありがとう!!
優さん。
そうして、優さんが作ってくれた繋がりに
心より感謝。

飛行機揺れませんように(>_<)

 無事に戻ってきました。
現実へ戻ったというのと同時に、思いと言葉が溢れてきました。
なんだか、せつかれているみたい。
抜け殻になるのかと思っていたけど、まったく逆で何しら、やらないといけないと思ってます。
もちろん、そこに休み明けの現実が待ち構えているんだけど、そこから逃げようという
思いよりも立ち向かってやるという気持ちのほうが大きいのです。
まず、昨日1日過ごした東京で感じた事から吐き出して、ライブの感想なぞを書きたいと思ってます。

 「東京には、本当は行きたくない」
今回はどうした事か、とてもその感情が大きかった。
東京での1日で、ずっと頭の中を廻っていたのは、前夜武道館で初めて聞いた「旅人」だった。
私は、田舎者でその人の流れの中にいても、どこか浮いていないか、周りと違っていないと気にしてしまった。
東京で生きている人達には、当たり前の日常であって何も変わらない。
が、私にとっては、東京にいる事の方が非日常であって、数年に1度の事。
そういう視点を、高橋優は持ち続けている。
都会生まれでないから、その地に身をおきながら、その外側から世の中を見ている。
そう思った。
そうして、その視点をずっと持ち続けて欲しい。
大いなる田舎者で良いじゃないか!と。
そうして、また地方都市での生活へ戻っている。
「旅人」すごいな。
普段に使っている言葉なのに、特に難しい表現はないのに、ものすごく心に迫ってきた。
号泣したよ。
初めてフルで聞いた曲なのにねぇ。

 

 高橋優の武道館でのライブを発表してから、4ヶ月半。
とにかく、武道館のステージで高橋優の歌を聞く事を想像しながら、過ごした日々だった。
早朝からの移動も辛くはなかった。
開場前に、日本中から集まった優友さんとの貴重な時間を過ごして会場へ向かった。

  

       11月24日 快晴

 ステージは、ホールツアーのセットの変形で、同じような足場的な物に旗が立てられておりました。
割とフラットな感じがありました。
そうして、両端にはスクリーン。正面には、武道館でのグッズの拡声器のロゴのスクリーンが、時々風に揺れていた。
 この日、ワタクシに用意された座席はアリーナ6列70番台。浅田さんサイド。
スピーカーが出っ張っていたりしたら、ステージが見えないかもなどと少し心配をしていたが、杞憂だった。
きっちりとステージが見えた。そうして、きっちりと6列目だった。
10数分遅れで、開演のアナウンス。
可愛い女性の声で、諸注意が読まれていた。が、段々と口調が熱を帯びてくる。
そうして「私はただのアルバイトですが、皆さん沈黙をぶっ壊していきましょう」と。
「一緒に歌ってくれるか武道館!歌ってくれるのか武道館!!」と絶叫。
すでにテンションが上がりきっておりましたよ。
会場が暗くなり、総立ちのまま拍手しながら待っているとバンドメンバーが走ってくる。
あれ?優さん?と思っていたら、マイクの前にギターを抱えて立っていた。
スホットライトの下にいる優さん。
オレンジとグレーのチェック柄のシャツに、白のVネックのTシャツ(左胸にポケット付き)に
ジーンズ。裾はブーツにインしておりました。
一瞬の間があり、1曲目は「ボーリング」
初武道館という事で、1曲目にはメモリアル的な曲に囚われていたけれど、素直に考えれみれば、
今回のテーマのような「ボーリング」で、スッと落ちた。
気が楽になった。
5月からのライブで熟成されて、とんでもなく面倒くさい曲にワタクシの中でなっていたこの曲を、
早めに聞けて心が開放されていく。
「陽はまた昇る」は、安定の2番バッターだったけど、武道館で聞くこの曲は秀逸。
流れは、ツアーと同じなのかと思わせておいてのまさかの「こどものうた」
えぇ!!
もしや、ワタクシの思いが通じたのか、早めに演奏して欲しいってリクエストに答えてくれたのか?
とマジに思ってしまったよ。
けれども、心の底からの開放感を味わいながら、ライブは滑り出した。

 今までは「集会」だったけれど、「今日は大集会です!!」と。
優さんの表情が、言葉がキラキラとしている。
輝くとは、まさに今のこの状態なのだろうと思った。
そうして、こんなに生き生きと真摯に生きている事を全身で表現する人に出会った事はない。
「HITO-TO-HITO」「花のように」の今回の『繋がり』を感じさせるミドルテンポな楽曲が続く。
この頃には、左右のスクリーンに優さんが大写しになっていて、どうしても見たい表情
(客席を見渡しながら、満面の笑みで頷くとことか)は、スクリーンで確認しながら、
ステージ見たり、スクリーンを見たりとそれなりに忙しい感じ。
あ、WOWOWの撮影が入ったから?武道館だったから?髭なかったよ。
「蝉」で、思いっきり引き締めて、「ほんとのきもち」へ。
この曲がなかったら、ワタクシは優さんに出会えてなかった。この曲が優さんへの入り口となった。
何度聞いても、あの時の「誰?この歌い手?」とテロップが出てくるのを待ち構えてた気持ちは、今も忘れない。
昨日のように思い出せる。考えれば、これは健くんからの繋がりだったんだね。

 毎回、楽曲の途中のバンドメンバーの紹介だけど、武道館では唐突な感じで早めに
「バンドのメンバーを紹介します」と始まった。
一の瀬さんは、「ヤングマガジン」が愛読書で、ツアー中もいつも持ってたと。
そうして「みんな!エスパーだよ!」に登場した話を。
確かに(若杉先生に)頼んだのは自分だけど、その場で「悪役が良いかなぁ~」とか真剣に考えて下さったのだが・・・
とエスパー高橋優には、少しばかり異存があった様子。(て、異存てか文句??)
出身地の事にも少し。言葉使いとかもね・・
と、一の瀬さんの紹介が既に脱線。
次に小島さん。優さんに「ミスター気ぃつかい」と呼ばれた事もある彼。
その彼に、今年の2つのツアー中に2回怒られた話。
5月に体調不良だった小島さんを心配し、共通の知り合いのミュージシャンよりお祓いを
した方が良いと勧められて、行ったんだそう。
すると、小島さんを見た瞬間に「あなた、早くしなくちゃ」と7~8人待っていた人より早くに呼ばれた。
うしろに100人単位で憑いていると・・・
優しい人に憑きやすいらしく、怖い話などして引き寄せない様にと言われたらしい。
なのに、移動中の車の中で積極的に話をしている時期に、2回そこに振ったら、真剣に怒られたと。
お祓いの後は、体調が戻ったらしかったので、小島さんにしてみれば真剣だったわけ。
はっちゃんには、武道館での自分の最初の挨拶を大阪弁でと、むちゃぶり。
しときながら、ここの話も打ち合わせておきゃあ良かったと。
けど、はっちゃんはちゃんとやってくれましたよ。
池窪氏。いつものロマンティスト話。ハイネックはいや、とっくり。マドラーはいや、かき回す棒。
浅田さん。バンドリーダーで、投げディープキスを強要。
「大人のキス。貰った人は舌で受け止めるように」
「そうして、秋田出身高橋優です」で、バンド紹介は終了。各ソロなし。
そのままボツ曲集の事へ。
話の流れから、「テレビをみながら」を演奏。
が、テンポを幾分早めたスカスカなロックで軽く仕上げていて、楽しかった。
しかし、まさかのボツ曲!!武道館で。。。
で、手書きの歌詞もスクリーンに出てきて、最後には実は会いたい願望が!!
いやぁ~楽しませて頂いた。
 
 「久しぶりに演奏するんだけど」と始めたのは、「サンドイッチ」「靴紐」「8月6日」の3曲。
キラキラした名曲たちだよね。久しぶりに聞いたとは言え、1年ちょっとぶりなんだけどね。
強さとはとの話から、「ツアーでずっと歌っていて強さとは優しさなのではないかと思う様になった」と。
「CANDY」正面もスクリーンになっていて、学校の風景なんかが歌詞と一緒に映し出された。
その後には、「少年であれ」ライティングがとても綺麗で、光の中でまばゆい姿。
CANDYでの経験があったから、『生まれてきた意味ならば、後付けでも素晴らしい』という
言葉が生まれたのだと思う。
すごいヤツだな、高橋は。本当にすごすぎる。
涙が出そうになるけど、目を見開いて堪えたよ。だって、姿が見えなくなるじゃん。
一瞬たりとも逃したくないのだ。

 今回のきっかけの曲。「THE SILENTMAJORITY?」
一段と力強いロックンロール。で、歌ってくれて言うから、歌っちゃったよ。
大合唱だよ。
で、ハンドマイクを持って、のぼりを持って、歌唱指導のコーナー。「泣く子はいねが」
いつものように「泣いてる場合じゃない」的な話はあったけど、それは高橋優の言葉だと思った。
世の中の偉い人が行なっている先の分からない事ではなく、今自分がどうするかと言う事を
語らなければ、何も始まらない。
世の中の批判は、専門家に任せていればいい。
高橋優には、もっと違う役割がある。
それは、世の中の偉い人達には、到底なしえない事なのだから。
その事に気がついてくれて良かった。本当に良かった。
武道館を左右に分けて、2回の指導は、スムーズでスマートだった。
目の前に来てくれたしね。
途中で、火薬が爆発し火柱が上がり、銀テープも飛び出すスペシャルな楽曲になった。
銀テープは、赤・緑・黄・シルバー。(もう1色あったかも)
飛び出る色は、決まってて、ワタクシの席の辺りはシルバーだった。
1回だけだもんね。文字まで入れられないよね・・・
けど、スペシャル感は増すんだけどなぁ~
盛り上がり曲ゾーンは、「頭ん中そればかり」~「現実という名の怪物と戦う者たち」
優さん、新しいエレキギターを使用されておりました。
これもエレキなのに、コロコロとした優しい音を奏でてました。
楽器は詳しくないけど、見た事あるギターで、ジョンとかが使ってたのかなぁ~
長いバンド演奏のあと。
流れきたイントロは「素晴らしき日常」
同時に中央のスクリーンにPV映像が!!
違反!!!
その後も、デビュー前の郡山駅の1人のライブやデビュー後の映像が流れておりまして。
成長という言葉を感じました。
涙腺が緩みかかりましたが、堪えました。
見届けに来たんだもん。その姿を、目に焼き付けておきたいと思ったんだもん。
泣いちゃあ見えなくなるもの・・・・
最後にと、人と人との繋がり、ここにいる皆さんとの繋がりを大切にしたいと。
「同じ空の下」
会場が明るくなって、高い会場の天井を見上げたらキラキラして綺麗だった。

 アンコール
優さんは、「皆さんの歌声が降ってくる様だった」と言ってくれた。
そうして、好きな監督さんの映画の主題歌になる事を報告。
「初めて演奏をします」と言い始まった「旅人」
これがとんでもなく素晴らしく心に響く楽曲で。
自然と涙が溢れてきて、優さんの姿が霞んでしまった。
どうしたら、こんな言葉が出で来るのだろう。
そうずっと考えていたら、翌日のワタクシは都内にいる間、ずっと人間ウォッチングをしてしまった。
それに続く「友よ」
もう何も見えなかったよ。優さんの声を心に刻んだよ。
最後にと、「ここにいる人が、この先も笑って進めますように」と。
「福笑い」もうね、会場はほとんどライトがついていて、明るかった。
隣の人も前の人も皆良く見えた。
と同時に優さんも良く見てくれていた。
その安心感と一体感。
ライブで感じる事ではないであろう感情だと思う。
それを感じさせてくれた優さんに感謝!!
見届けに行ったつもりが、見守られていたよ。

 会場はそのまま明るかった。
手拍子が一定のリズムになった頃、優さんが登場した。
「武道館は通過点。でも原点を忘れちゃあいけない」とダブルアンコールに選んだ曲は「駱駝」
アコギだけで、演奏をした。
もう喋る声は、後半からしゃがれ気味になっていたけれど、歌声は伸びやかで力強かった。
ここまで、付いてきて良かった。
高橋優の歌声は、真実。

 すべて終えて、はけていく優さんの後姿がなぜか小さく見えた。
大きな事をやり終えたのに、ライブが終わってしまうのが寂しいかったのか。
もう抜け殻になっていたというワケではないのだろうけど。
これがアーティストの孤独というものなのかな・・・
けど、時々大切なところで小さな噛み様が降臨し、時々歌詞が怪しかったりしたけど、
そういうところも高橋優らしくて良い。
誰にも出来ない事が出来るんだと証明した初武道館だった。

 スタッフさんが片付け始めても、会場では大合唱が続いてた。
皆帰るの惜しかったんだよね。
あの歌声は、優さんに届いたかな?

      日本武道館  セットリスト

   1.ボーリング
   2.陽はまた昇る
   3.こどものうた
   4.HITO-TO-HITO
   5.花のように
   6.蝉
   7.ほんとのきもち
   8.テレビを見ながら
   9.サンドイッチ
  10.靴紐
  11.8月6日
  12.CANDY
  13.少年であれ
  14.(Where‘s)THE SILENT MAJORITY?
  15.泣ぐ子はいねが
  16.頭ん中そればかり
  17.現実という怪物と戦う者たち
  18.素晴らしき日常
  19.同じ空の下

 アンコール
  20.旅人
  21.友よ
  22.福笑い

 ダブルアンコール
  23.駱駝