ゆうゆ

 2月9日(日) 午前中小雨。くもりのち時々晴れ  

 
 鹿児島は、この冬で一番寒い日でした。風が本当に冷たくて冷たく。
午前中は、ホテルでゆっくり出来たので、昨日のライブの感想などをお手紙にしたため
たりして過ごしておりました。
昨夜のライブ後に、バッグの肩掛けが取れちゃったので駅ビルに買いに行きました。
肩掛けバッグじゃないと遠征時はつらいもの。  
この日の会場は、昨年4月に「PerfumeFES」の時に同じホールの第一には来てます。
現在、第一の方は改修中。寒い中、会場内で待機できて快適。
そうして、桜島も見える海辺のロケーション!!

 さて、第二の方なのですが、2階席は単独で存在する作りです。
1階は、こじんまりしておりコンパクトな会場で、なんとなくライブハウスみたいな感覚。
この日のお席は、小島さんサイドで2列目の端っこでした。
端っこだけど、近いので目一杯楽しむよ!!!そうして、足元には赤いロープとか角に
ずっとスタッフが待機している。
何か起きそうな・・・・

 ライブの流れは、基本的には福岡とは変わっていない部分もあるので、
今回はその中でもワタクシの記憶に引っかかった部分だけを主として書きます。
ステージは案外と奥行きがあるのか、間口が狭いと言うのか。。。
小島さんのマイクは、すっきりとは見えない場所にセットされている。
そうして、池窪さん側からでは見えなかったダッチさんのドラムのバスドラに優くんの
FCのロゴマークが!!なんか嬉しい!!!
福岡で初めて音を聞いた須磨さんのバイオリン。
バンドの音の中で、ちゃんとキラリと光っている。
そうして、2曲目で既に弓の弦(と呼ぶか不明)が数本ぶっちぎれている状況。
本来、音があまり良くないホールであるとは聞いていたが、予想以上にクリアーでした。
バンドメンバーのコーラスも良く聞こえました。
「太陽と花」で少しバランスが悪かった様に聞こえたのが残念ではありますが・・・
スピーカーの前の席で、前の席の椅子を触っていると、手から優くんの声が伝わります。
耳と手で優くんの声を感じる事が出来ました。
スピーカーを通して、優くんの声と握手をしているみたいで、時々ギュッと椅子の背を
持って声の振動を確認してました。  
優くんが最初の短いMCを喋っていると、昨日も結構な掛け声を掛けていた方が、
最前列にいらっしゃって・・・
「優くんの足が好き」と掛け声を。「そんな事初めて言われたけど、あんまり言われたく
ない。男の足が好きだなんて・・・」と少し絶句気味。
そうして「青髭ーー」の掛け声も。
「前に来た時も思ったけど、鹿児島、自由だ!自由すぎる」と言ってました。
今日もCDを掲げる人がいましたが、それには触れなかったな。
「BE RIGHT」がここ?って思いがあったのだけど、メリハリがきくというのか、
今回の九州ツアーでこのセットリストが腑に落ちていきました。

 「WC」~「旅人」の流れが、とてもロマンティックで。
「WC」でのストリングスが活きておりまして、最近とてもこの曲が好きになってます。
今回も「犬」「旅人」では涙が出ちゃいました。
武道館で聞いてから、毎回「旅人」では感動して涙が出てくるワタクシ。
優くんは、イヤホーンをつけてはいるのですが、装着はしていなくて、シャツの
合間から時々覗いておりました。  

   MC
 優くんが「座って下さい」と声をかけると、先の足好き彼女より「えー、足が見えない」と。
ちょっとの間、優くんは受け答えをしておりました。
ちょっと困りつつも、足が好きと言われても・・・ 
ま、座ってもワタクシの席からは、足は見えるのだけどね。言われるまま優くんの足を
マジマジ見ちゃいました。
長いツアー中なので、ライブのない日には、なるだけ同じペースで過ごそうと考え、
ジョギングを毎日している。
時間は、朝だったり深夜だったりと様々なのだけど、そのルートに一軒の本屋がある。
それは、おじいさんが1人で店番をしている様な本屋で、昔からあるような本屋さん。
ある時、その本屋の前を何時走っても、開いている事に気が付いた。
この本屋は、いつも営業している・・・と思ったら。
「なんで本屋やってるんだ」とラップぽいフレーズが浮かんだ。
何か浮かんだ時は、必ず録音しておくので、いつも録音機を持ち歩いている優くん。
記録していないと忘れてしまうから。
今回も「これはないな」と思い、録音をしなかった。きっと、忘れてしまうと。
すると、翌日。「なんで本屋やってるんだ」が湧き上がってきた。
そのフレーズが消えないまま日々は過ぎ、大晦日早朝のCDTVに出演のために、
日中寝て17時ごろ起きる様にして夜にジョギングをした。
そうすると、あの本屋が営業している。
「なんで本屋やってるんだ」「大晦日なのにやってんだ」と歌詞が湧き出てきた。
これはもう楽曲にしようと思った。
その時に流れてきたはっちゃんのツイート。
それにハッとした優。(見た記憶があるのだけど、現在確認が出来ない。安易な発想で
音楽作りはするなというような内容だったと)
はっちゃんは、めちゃくちゃ驚いた様な顔で、自身を指差して「オレ?」という感じ。
「たぶんね、それはオレの事じゃあないと思うのだけど、その時は自分に言われてる様に
思った」
はっちゃんは、それは優くんの事じゃないと手をブンブン横に振りながら「余計な事つぶやけない」と。
しかし、やはり気になる本屋。
九州へ来る3日前に、どうしていつも営業しているのかを聞いてみようと。
さりげなくジョギング途中に立ち寄った風にして、休みの日を聞きだそうと。
ちゃんとシュミレーションをして、本屋さんへ。
しかし、その日はどうした事か、本屋が休んでいた。
そうすると再びあのラップが!!「なんで本屋休んでるんだ」と・・・
いつか、そういう楽曲が出たらあの時の事だと思って下さいと。
しかし、出来たとしてもボツ曲集候補と言ってました。  
「同じ日々の繰り返し」を歌い始めたのだけど、つい先ほどの曲とシンクロしてしまい、
笑いながら演奏をやり直しました。

 着席タイムも前のめりで聞いておりました。
そうして、時々椅子の背に手をあてて、声を感じておりました。
「おやすみ」がとても心地よく響きました。一番の聞かせ曲になってました。
目を閉じると風景が浮かんできます。
その頃には、足元にいるスタッフさんの事も気にならなくなっておりました。  

  そうして、「パイオニア」へ。この曲がどうしてここ?と納まりの悪さを八千代で
感じていたのですけど、ここまできてここしかない!!と思う様になりました。
やはり、盛り上がるし力強い曲だし昨年のきっかけ曲だものね。
後は、あんまりよく覚えてなくて・・・
なんだか「こどものうた」で、ぶっちぎれたと言うのか、良い意味で開放されたという
のか、端っこで1人で盛り上がっておりました。
「泣く子はいねが」の歌唱練習は、1階2階と比較的回数も少なめでした。
そうして、マイクを客席に向けるにはステージからは離れすぎている会場。
歌いながら、最初に小島さんサイドの脇花へやって来たぁ。
そうして、サビのところで5~6列辺りへ花道から下へスッと飛び降りてきた。
一体何が起こったのか理解出来ない部分とやっぱり!!!と言う思いが入り混じりつつ。
後ろの3列目の席は男性で、その方にマイクを向けておりました。
その後、同じ列の女性(自分でアピールした様子)にマイクを向けました。
そうして間奏。
握手をしながら、最前列を横切って池窪さん側の2列目の方にマイクを向けてステージへ
戻りました。
ご当地は「鹿児島」「黒豚」「しろくま」「西郷隆盛」「おいどん」「指宿」 
「砂蒸し温泉」「桜島」
バンドメンバーが、黒豚の時に鼻をブーな感じにしておりました。
しろくまは、優くんがかき氷をイメージしたのか、小熊というか子猫を表すかの様に
フワッと小さく手を丸くしておりました。
「黒豚」「しろくま」が可愛かったわぁ。  

 アンコールで出てきた時に、「裏でスタッフに鹿児島はよく声が出ているね」と
言われたと嬉しそうに報告。
「現実~」で思い切り盛り上がり、最後の曲は・・・
「福笑い」!!!
「お~ぃえ~」で終わる好きな感じでありました。
実は、自分自身がとっ散らかってしまい、後半はあんまり覚えていないのです(笑)
鹿児島の2回目のライブ、初ホールライブはワタクシにはミラクルだったのです。

 (追記)
端っこにいたワタクシ。
状況は、間奏のリフが始まったところ。
優くんは目の前。1m以内。一瞬、優くんの頭の中が見えたような気がした。 
 うおっ! どうしよう!!
もしこの席にいたのが・・・ 
男性だったら、豪快にハイタッチかガッチリ握手!!! 
若い女の子だったら、迷わずハグ!!! 
もう少し年配の女性だったら、そこも柔らかくハグ!!!
しかし、ワタクシは年の割には若く見えるらしいがおばちゃん。
どうしようかと考える優。
優くん、ごめんねーー こんなワタクシで。
そうして、ほんの数秒が時間が止まったくらい長く感じたワタクシ。
優くんから、手を差し伸べてくれた。
思わず、すがってしまうワタクシ。
直後より、右手は冷たくなるはブルブル震えるは、涙が出るは、膝がガクガクするは・・
その後より、しばらくは茫然としておりました。
どうしようーー、予期せずに握手しちゃった!!!!
アンコール後に脇花へ来てくれた時には、最高の笑顔を見せてくれたし。
ライブの後、隣の席にいた可愛いお嬢さんから「良かったですね」と声を掛けられた。
その時に、初めて嬉しさが込み上げて、優くんに感謝の思いが溢れてきたのでした。    

  セットリスト
1.裸の王国
2.蝉
3.(Where`s)the silent majority?
4.be right
5.WC
6.犬
7.旅人
8.同じ日々の繰り返し
9.以心伝心
10.あなたとだから歩ける道
11. ヤキモチ
12.おやすみ
13.パイオニア
14.頭ん中そればっかり
15.太陽と花
16.こどものうた
17.泣く子はいねが
18.明日への星   

アンコール
19.8月6日
20.現実という名の怪物と戦う者たち
21.福笑い

 1年で1番忙しいハズの2月なのだけど、気合を入れて向かえたせいか、順調に日々の業務が、
進んでいる。
こんなんだったら、月末の広島いけてたかも?? と思いつつ・・・
しかし、もし行けるのならFC限定のZEPPだぁ!!
いや、それは諦めて、行かない宣言もしたのだからと自粛。
優くんからのお誘いメールに心が揺らぎ、行かなくちゃあ!!と一瞬思いつめ。
しかし、3月の予定は何も言ってない。
17日22時、反応を見ようと3月にライブに2回行く事(行き先は伝えてない)、3つ目を・・・
と言った瞬間にピキッと音が聞こえた気がした。
以下、自粛。
申し込みをしないまま、本当に諦める事に。

 その翌日。
昨年の3月に肺がんの疑いのあった父。
掛りつけ医からの依頼で、大きな病院で胃の検査とともに肺も診てもらっていた。
その検査結果を聞きにいくのが、3月13日。
検査は1人でも大丈夫なのだが、医師の話は家族がいないといけない年頃。
どちらにしても、この日はムリだったという事。
チケ取る前に、切れかかって貰って良かったかもね。

 そういう事で、セットリストが凄く気になるけど、関東圏は行けるお友達が多いので、
ジッとお留守番をしております。
もともと飛行機が苦手なので、月に2回も乗るなんて想像できないし。

 もしね、発表の順番が違っていたら、東京へ行ったかもしれないのね。
そうすると、行けなくなっていた可能性が高いので、結果として秋田行きを選んで良かった。
そうして、父に何かあると介護生活も近くなる。
やはり、今年に最大の遠出を決めておいて良かった。