2015年6月14日(日) 晴れ 福岡ROOMS 第二公演
「ROOMS」は、天神西通りから少し入った所にあり、大名小学校の斜向かい。
通りは騒がしいけど、100mほど車1台が通る様な路地に入るととても静か。
周りには飲食店が多い所。
そこに間口の狭く、ひっそりと建っている3階建ての建物が「ROOMS」
3階がライブハウスにもなり、多目的に使用出来るホール。
スタンディングで200。椅子が入って最大120のキャパ。
今回のツアーで一番小さな会場だった。
そこは、優くんがデビュー当時にイベントを行った所、そうして福岡で初めてライブをした所。
雨は上がったが、曇り空の地元を出て、高速バスが福岡に入る頃には背ぶり山にも青空。
天気予報では、雨だったのに、晴れ男がやってくるのだから晴れてきた。
市内に着くと、とても暑かった。
3時間睡眠で、バスの中で少しウトウトしただけ。
何かを食べるという思考がなかったので、チョコレートとコーヒーだけで過ごした。
Mちゃんを待ってる頃に少しフラッとしたけど。
とにかく、お腹に食べ物を入れて・・・
開場を待っている間が、一番緊張をしていた。
もう、本当に帰りたかった。
そんな状況で、ライブを楽しむ事が出来るのかと泣きたくなってくる。
時間となり、開場をした。
想像したいた以上に近い。
そうして、少しずれているかも?と一分の期待も空しく、センターライン。
この日のお席は、まさかの1列目10番台。
もう、優くんに会場の皆さんに申し訳ないレベル。
目の前に、椅子(胡坐座布団が敷かれてます)と楽譜台。
飲み物を置いたテーブルには、水の入ったストロー付きのペットボトルとサーモカップ。
中は、スローコート。湯気が立つほどの熱さでした。テーパックでずっと入ったままでした。
スローコートを時々飲んでいました。
ステージの高さは35cmなので、見上げる事もなく、座った目の高さがそのままという感じ。
そうして、開場するといつものメンバーがちらほら。
久しぶりの再会だけど、こちらは緊張の極みでありまして・・・・
しかし、会場内に流れていたのは・・・これは奇跡??
ワタクシが愛してやまないイーグルス。しかも、初期の心地よい曲ばかり。
口ずさんでいると、緊張が少しほどけていった。
でも、平常心では到底なく・・・
実は、途切れ途切れの記憶を繋ぎ合わせているので、全体としてはそのくらいな
感じでお読み下さい。
MCが入ったところなどは、ほとんど覚えがありません。
そうしているうちに、会場が暗くなる。
その後、影マイクで優くんの「胡坐しりとり」が始まる。
3つ4つあたりで、少しグダグダで優くん自分で笑っちゃってる状況。
そうして、優くんが登場!!
ギターの用意をしながら「緊張している?」と笑顔で客席に話しかける。
たぶん、ブンブンと頷いた様に思うけど、覚えていない・・・
目の前に座った。
たぶん、1mほどしか離れていないと思う。
ステージは広いけれど、前方にマイクはセットされていた。
『NO NUKES OEN LOVE』黒Tシャツに、黒の半そでシャツ。
白いボタンが脇に付いているやつに黒っぽいのレギンスに気合のブーツイン。
「最近、歌っていない曲を歌います」
と始めた1曲目が「鯱」!!!!
心わし掴みとは、まさにこの事。
ギターは、「DOVE」じゃなかった。
ボディに剥げた所があったから、気になってたけど、メンテナンス時期ですねぇ。
2曲目で喉元が赤くなって、汗が徐々に・・・
3曲を続けて歌った後に、「胡坐」についての説明があった。(たぶんここだったと思う)
札幌での「胡坐」を始めた経緯の話をして、ここ「ROOMS」での思い出話を。
デビュー直後のキャンペーンで、札幌(2010・9・10)「COLONY」にて、
ライブを行った。
その翌日に、初めての福岡でのライブをした思い出の場所。
「札幌でのライブが上手く行かずに、反省をしながらライブに望んで、暖かく迎えて貰った」と
嬉しそうな表情で話してました。
(余談)その時の映像は「福笑い」の初回限定盤に収録されてますね。
話をしながら、PAの水江さんに申し訳なさそうに「音が返ってこないんだけど」と。
「3曲歌ってて、どうしたんだと思ってた」と言うと、水江さん「赤ランプ付いてた」と
言いながら調整。
優くん、モニターを確認して、「あ~良かった」とニッコリ。
長く一緒にやってきているのに、何の嫌がらせかと思った(という様なニュアンス)と
少しネガティブな発言。
そうして、「希望の歌」へ。
実は、ワタクシが聞きたかった、本当にライブで聞きたかった曲でありまして・・・
たぶん、顔はこわばっていたが、心では大泣き状態。
「風前の灯」。たぶん今までの曲でナマで聞いた事がないのは「この声」だけとなりました。
歌ってる優くんをガン見しておりました。
優くんは、楽譜に目を落としている事も多くて、なんとなくその視界に入らないように
邪魔にならないようにとは思っていたのですけどね・・・
歌ってる優くん、動くとギターストラップが、徐々に落ちてきて時々肩にかけ直してました。
照明ごとに、優くんの陰影にも変化があって、とにかくジッと見てました。
時々は、顔をタオルで隠したりもしたのだけど・・・
ただ、楽譜台で手元がほとんど見えなかったのが、残念だったなぁ~
「胡坐」では、即興で曲を作ってたと話し、今回も作ります。
が、前もって作ってきたと思われるのもしゃくなので、皆さんとは話をしてから作ります。
話をしたい人と、挙手を求めると、パラパラと手が上がり、ワタクシの後ろのお嬢さんが
あてられました。
過去のグッズをたくさんつけている方で、長崎から来た18歳の女性。
その後は、25歳の男性。
徐々に挙手する人の数が増えてきて、3人目はちょっと悩んでから、1列目の女性に。
広島から来ていた10代の女性。
それぞれの話を聞きながら、ノートにメモをしていきます。
書きながら、話を聞いているものだから、オウム返しに言う内容がちょっと言われた事と
違っている場面も。
きっと、一生懸命に考えていたせいなのでしょうね。
その中でも、話している方とのコミュニケーションをちゃんと取っておりました。
若い方の話で、夢の途中だったり、恋愛関係が上手く行かなかったりと等身大の
話を聞きながら、ペンを走られていた優くん。
数分で、「タイトル保留で」(と言ったように思いますが「保留」かもしれません)
そうして、急に優くんが自分が保留にされた話を。
他の人には言わないでよとクギを刺しておきながら、「関ジャム」で話してましたね。
優くんを保留にして彼女は、日中は普通に接しており、言われたとおりに待ち続けた
従順な優くんは、自分の勘違いにしようとしたのだろうと思われます。
英語の勉強をしていた事は話さなかったかな。
バラード調で、それぞれに夢や仕事や彼氏に保留されていると言う内容でした。
そうして、最後に「保留にされたボク」というオチでした。
椅子に座っての弾き語りライブ。
優くんの歌とギターの音色が、心地よく響きます。
「がんばれ細野さん」「16歳」と、優くんの真骨頂が続きます。
そうして、「ミラー」を演奏。
圧巻でした。ギター1本とは思えない!!!
途中で、思わず立ち上がって演奏。皆も立ち上がる。
そうして「パイオニア」
何度もライブで聞いてきた曲なのに、なんとな~く、ぎこちない人になっておりました。
しかし、「ROOMS」は、2階が飲食店でありまして、基本的なライブハウスの様な
行動はNGでありました。
曲終わりに、優くんが「ここね、跳ねないでね~禁止なんだって、下に響くからねぇ。
また、ここでライブしたいからさぁ、膝でリズムを取ってね」とやんわりと言っておりました。
ちょっと、ぴょんぴょんしちゃったかも。。。。覚えてない(><)
「オモクリ監督」の時だったが、普段はムリに手拍子しないのに、ギターだけだったから、
みんな頑張って手拍子をしていた。
なかなか難しいのね。
ちょっと遅れて、裏打ちから始めてみたが、なんとなくずれちゃったかなぁ~と思い、
止めたりしながら、最後の方は手拍子したのね。
曲が終わって、よく手拍子をしてくれてありがとうと言った後に、1番前の人って、
その様子をつぶさに言われて「無理しないでね~」と。
しかし、隣の方も若い方じゃなかったし、その方を見ながら言ってた様な気もしたので、
ワタクシの事ではないかったかもしれない。
しかし、後ろで見ていたフォロワーさんには、ワタクシが弄られた様に感じたそう・・・
いや、とにかく何故かよく見られていた様な気がしておりました。
あれは、ワタクシでしたか?優くん。
だったら、反応が薄かったよね。緊張してたの。
次の秋のツアーでは、初日の福岡で合いの手入れるからね。練習するっ!!!
「明日はきっといい日になる」で、終了。
アンコールは「現実という名の怪物と戦う者たち」
アゴギ1本なのに、そんな事を感じさせない優くん!!!
もうね、声はだいぶ枯れていた。
そういえば、自分にとって人生初の1日での2公演と話をしてました。
実は、出来るのかと少しは不安を持っていた様子も感じられました。
けれど、歌いだしてしまうと、睡眠の不足も1部があった事も感じさせないくらいの
大迫力でした。
喉が強いというだけでなく、上手に配分をしたのだろうと感じました。
あぁ、プロだなぁ~としみじみ。
そうそう、胡坐座布団のCMをしておりましたね。
また、会いましょうと「シーユーアゲイン」。
そうして、はけながら「この先、10年20年。30年歌っていくからね」と目を見て
言ってくれた様な気がしました。(いや、見つめあったと思う事にする)
そう、30年先も歌っててね。
見届けたいなぁ~
女性の声でアナウンスが始まるけど、手拍子は鳴り止まず・・・
アナウンスの途中で、優くんが飛び出て来ました。
「せっかくのアナウンスの途中でごめんね~」と言い、もう1曲と「福笑い」を。
あまり細かな事は覚えていないのに、深々とお辞儀をした優くんのつむじの形は、
目に焼きついてます。
しばらく、呆然としており、緊張が途切れず・・・
Mちゃんの顔を見たら、泣けてきました。
本当に「胡坐」に参加出来て良かった。
幸せ者だと思いました。
ありがとう!!!!
(6月24日追記 思い出した部分)
・ダブルアンコールで出てきた優くん。その鼻が少し赤かった。
感激屋さんは、きっと舞台袖で泣けてたんだと思う。
そうして、アナウンス途中で飛び出て来たんだね。
その飛び出し方もなんかとても自然で思いがこもっていた様に感じました。
・「福笑い」の後に、優くんピックを全部取って、ポンポンと客席に投げました。
一応に狙いをつけていた様子もあり、正面で投げたピックは大きく円を描きワタクシの
上を飛び越えて、すぐ後ろに・・・
後ろの席の優くんと話をした女の子が、一歩前に出るくらいの位置で取りました。
優くんなりのお礼だったのかなぁ~と羨ましいと言うより、心があったかになりました。
もちろん、取れた女の子は物凄く喜んでました。
やはり、優くんは人を幸せにするべくして生まれてきた人なのかなぁ~と思います。
セットリスト
1.鯱
2.終焉のディープキス
3.HITO-TO-HITO
4.希望の歌
5.風前の灯
6.ジェネレーションY
7.虹と記念日
8.がんばれ細野さん
9.16歳
10.ミラー
11.パイオニア
12.花のように
13.オモクリ監督
14.明日はきっといい日になる
アンコール
15.現実という名の怪物と戦う者たち
16.シーユーアゲイン
ダブルアンコール
17.福笑い