ゆうゆ

 実は、ベストアルバムというモノに関しては、そう興味を持つ方ではないのです。
もちろん、興味がないので、もし買うとしたら初回盤は買わずに通常盤を選びます。
そういうスタンスで、今まできておりました。
なので、優くんのベストアルバムにしても、秋田で「発売します」と聞いた時も、
そーなんだーという感じでした。
そうして、内容や曲の順番を発表されても、テンション上がらず・・・
とはいえ、アスマートではフラゲは出来ないだろうと、地元で通常盤を予約してフラゲ。
って、やっぱ熱入ってたのね、ワタクシ(笑)

 で、聞くとやっぱり良いのよぉ!!!!
3曲目で、ど~~と涙が出てきて、どうしてここなん??と自分自身でワケが分からない
状況を作り出してしまいました。
感無量だったのかもしれませんなぁ~
この曲順って、優くんが決めたと言うとおり、なんか独特だと思っていて。
どうしてこの曲が???というのも、納得出来る解説までついておりまして。
選曲にしても、ちょっと私的な感情が先走っている感じも優くんらしいし・・・
歌詞カードの「笑」の赤い文字。
「笑顔」が主題なのね。
でも、その観点から落ちた楽曲がもったいなさ過ぎてね。
その事だけ、少し残念だった気がしたの。
けれども、新曲の3曲、新テイクの1曲は、どれも素晴らしかった!!!!!
「今を駆け抜けて」なんて、このキャッチーさは、過去最高だと思いました。
そうして、曲に負けてないメッセージのこゆい歌詞。
しかも、ラップ。低い声にノックアウトでイヤホーンで大音響で聞くと満足します。
「未だ見ぬ星座」歌詞にグッときてしまう。
ちょっとくたびれた年代には、さらに心えぐられるモノが潜んでおります。
それはね、若い人には絶対理解出来ないと思うの。
ライブでしか聞いた事がなかったから、歌詞が頭に入るとその世界観に本当に心打たれました。
優くん、実は中の人はくたびれてんじゃあないの??とちょっと思ったり。
でも、それが優くんのソングライティングの才能なんだと思ったよ。
「リーマンズロック」思わず投票しちゃった!!
もちろん、このテイクは大好きです。
弾き語りの映像。そうして、ライブでも弾き語りで披露してくれた楽曲なので、イメージが
固定してた曲。
そのイメージを壊さずに、しかも壮大な感じでゴスペルって感じもして、なんか凄くスキ。
弾き語りでは、内に内に篭ってしまう感じが強くて、自分自身を鼓舞する曲だったけど、
バンドバージョンは、もっと働く人・頑張っている人に寄り添いながら、広い視野を持
たせている様に思えた。
優くんの環境も曲が出来た頃とは違っているし、楽曲の捉え方も変わって当然だと思うのね。
その意味では、やはりベストアルバムに入って良かったと思う1曲。
そうしてね、3曲に共通するのは、印象的なギターのフレーズとかなのよねぇ。
それまでの楽曲と違うきれいに仕上げられていない荒削りな繊細さがあります。
2枚目のお終いの3曲は、もう号泣ものでして・・・
泣けて泣けてしょうがない。
「おかえり」大切な1曲になりました。
優しい声の表情や表現が、優くんの歌い手として成長を十二分に感じさせてくれました。
本当にイイ!!!
そうして、声の出し方の変化もよく分かります。
リマスターというのか、音源が少し変わっている曲もあるけど、そこは詳しくないんで、
なんとも・・・
ただ、「サイマジョ」の音源がずっと小さい感じで気になっていたけど、そこはやはり
そのままの様ね。
ちょっと残念。

 実は、ワタクシ的にどうしても世の中の絶賛に共感できない楽曲が2曲ほどあります。
もちろん、楽曲については真摯に聞いておりますよ。
その上で、年齢的なモノなのか心の柔軟性がなくなったせいなのか・・・
シングルで発表された時から苦手で、当時ね優くんとの距離を置いてしまったの。
なので、ライブデビューも遅れたのだけど・・・
もう1曲「靴紐」は、どうして苦手なのか分からないの。
不思議だったけど、「誰もいない台所」のアンサーソングだったと知り納得したわぁ。
ワタクシが年をとり過ぎているせいにしてね。
通過点としては、大切な切ない思いが綴られており、その辛い思いの先にある心情の風景。
どれも成長過程で必要な思い。
あくまでも、ワタクシの高橋優NO.1ラブソングは「スペアキー」なんで・・・
恋愛って、心えぐられてナンボのモンよ。
辛い夜を泣きはらした朝をいくつ築き上げるかに掛かっている。
センチメンタルな思いは、本当の愛を知る前の事だったのだと思うのよね。
そういう意味では、成長過程が分かるベストアルバムになっている。
でね、優くんにもっと恋愛の歌を書いて欲しいんだな。
そう思うんだ。

 

 初回盤に納められたFC限定ライブの映像。
本当に見たかった風景。そこに居る事が出来なかった風景。
圧巻でした。
なんだろな、熱量の違いなんだろうなぁ。
醒めた目で見ている人が1人もいないライブ。
優くんは、本当に本当に嬉しかったんだね。
そうして、この5年間の軌跡的な映像は、その時々の優くんのほんとを映し出していた
と思います。
ワタクシが会った2012年夏以降の優くん。
可愛い子ちゃん路線で、けど目の焦点が合ってなくて、どこ見てんのか分かんなかった。
後で知るんだけど、夜も眠れないほど悩んでいた時期だった。
そうして、「ボーリング」が出来た。髪を切った。
2012年の10月中旬には「オナニー」の原曲が出来ていたのですね。
貴重な映像でした。
「明日はきっといい日になる」のMV撮影。
特典映像だったけど、ワタクシの心に引っ掛かった所がおさめられていて良かった。
ちょっと、得した気分になりました。

 10月からの「笑う約束」ツアー。
久しぶりにタオルをブンブンしたいなぁーーなんて思います。

 最近、どうも暑いせいか、あっちこっちがヒステリー気味。
職場を出るとグッタリする事が多い。
ワタクシ達が行う支援の方向性は一つのはず。
視点がずれていると、それは上手くいかない。
そのずれを修正しつつ、支援を継続していく。

 
 皆、ギチギチで仕事してんだよ!!
感情や同情で仕事してんじゃないんだよ!!!
数ヶ月に1回のペースでやってくるキーッ。
それがここ数日。
今の部署に異動して気が付いたのが、男性と一緒に仕事をしている方が楽という事。
そうして、実はワタクシは左脳がよく動く人であるという事。
理屈が通らないと正しい支援に結びつかない。
というか適切なプランが作れない。
そこには温情はいらない。
もちろん、会話となると別なんだけどね。

 
 この4月の改正以降、この業界は追い込まれている様に感じる。
要支援者に対する総合事業への移行。
一定所得以上の利用料の2割負担。
世帯収入となった食費の負担限度額。
利用者への負担増は、そのままサービスの縮小に繋がる事もある。
3割近くの事業所が赤字になる可能性もあるという。

 そういう厳しい状況の中で、なんでそんなんだろう・・・
考えてみれば、そういう事を言ってる場合じゃないと思うのだけど。
仕事をオーダーするのは、ワタクシサイド。
大切なご利用者様を託すのだから、そのなりにしっかりやってくれよ!!と思うのだ。
何にしろ、そういう事を言っている場合じゃないんだよ。
プロになってくれ。
レベルが低すぎ!!!
いい加減にしてくれ!!!!

 そういうワタクシの本日のBGMは、「ボーリング」