福岡は、澄み渡るような青空で、日中は汗ばむ程の暑さだった。
デビュー5周年の記念のライブツアーの初日には、これ以上の良い日よりはないと思われた。
会場は、3度目となる福岡市民会館。
既にチケットはSOLD OUT。
立見まで出ていたほどだった。
以下、ほぼネタバレになります。ライブ参加前の方は、自己判断でお決め下さい。
申し訳ありませんが、たためませんので・・・
10月4日(日) 秋晴れ 福岡
この日のお席は、22列目のセンターブロックの左端。
思っていたよりもセンター寄り。何より、全体がストレスなく見渡せるのが良い。
ワンスロープなので、2階席になる。
1階の一番後ろにPA。小さなビデオカメラが設置されていた。
2階の前方にサブPA。どんだけ音出すの??と思ってたら・・・
「会場内の撮影禁止」のプラカードを持ったスタッフが2名ほどいました。
左右のスピーカーとバスドラには、5周年の優くんマークがいました。
場内は、ニール・ヤングの曲が流れていた。
ニール・ヤングと言えば、以前ラジオ番組の生放送で小林克也さんが、優くんの事を
「日本のニール・ヤング」と言ってくれた事がありましたねぇ。
ソロの「Southern Man」やCSN&Y時代の「Helpess」とかも流れてました。
何気に同列には、顔馴染みのAくんが!!完全にFC会員ゾーン!!
そうして、直前まで空いていた隣の2つの席には、関東からのお2人!!!
こんな偶然があるものでしょうか?!
再会を喜んでいたら、客電が落ちていきました。
全面に電飾の点滅で、ライブツアーのタイトルと「YU TAKAHASHI」と
グッズのロゴ文字が星座の様に表現されました。
バンメンとほぼ一緒に優くんのステージに登場。
黒のシャツに中も黒のTシャツ、細いパンツに気合のブーツイン。
そうして、イントロが!!!
「今を駆け抜けて」もう、一気に沸点に達したかの様に、会場がヒートアップ。
「会いたかったよーーー、ふくおかーーー」
もう1曲目で、楽しくて楽しくてたまらない。
優くんも自信たっぷりな様子で2曲目へ。
盛り上りのまんま、「誰がために鐘は鳴る」めちゃ、久しぶり!!!
て、もう涙が出てきているのですけど、どうしよう・・・
やはり名曲は心に染みる。
MC(たぶん、前後していたりしてます)
福岡で、初日を迎えられる事がとても嬉しい!!!
福岡は、自分にとって初めて尽くしの事が多くて、デビューして初めてのライブ、
博多駅での急な弾き語り(ラジオの生放送で、中島浩二さんにむちゃ振りされて急遽決定)
6月には初の1日2回のライブを行った。あと、プロポースのお手伝いもした。
そのプロポーズしたカップルに呼びかけたら来ており、「結婚した」と男性が左手の挙げて、
指輪をアピールしておりました。優くん、嬉しそうでしたぁ!!
思い出がたくさんある土地である事を熱く語る。
また、前回(本年2月)のツアーで初めて飛行機に乗り遅れて、色々な奇跡が重なってなんとか間に合った。
それで、すっかり信用をなくしてしまった。そのスタッフの自分への対応がショックでと言う。
ANNは、気持ちを高めて放送に向かっているので、放送後もしばらく気持ちの高まりが
抑えられなくて眠れない。
遅刻をされてはいけないと、一人だけ羽田空港近くのホテルへ泊まる事になった。
放送後に、スタッフや大倉くんや現場マネまで自宅へ帰るのに、一人でホテルに泊まった。
としょんぼり。
しかし、眠れなかった。
そうして、明け方に曲が出来た。「ここは余り時間がないけど、1番だけ」と弾き語り。
タイトルは「プロポーズ」
可愛い曲で、やっとプロポーズが出来た男性に、彼女が嬉しくてわき腹を突っついてきた。
という様な内容で、「Do you (want) marry me 結婚しようよ」と呼びかけておりました。
今後、お披露目出来る楽曲になるか分からないけどと言ってました。
「パイオニア」「ミラー」とたたみ掛けて、「頭ん中そればかり」「現実という名の
怪物と戦う者たち」で追い討ちを掛ける。
アップテンポな曲ばかりが続き、もう飛んだり跳ねたりとだいぶ汗だく。
特に「パイオニア」は、6月の「胡坐」で下階がカフェだった為に飛び跳ねられなかったので、
もう年甲斐もなくはしゃいでしまいました。
優くんは、たぶんそう寝てないのだろうけど、声はとてもよく出ていました。
そうして、PAも思い切り鳴らしまくっており、音の調子も良いと思いました。
メンバー紹介時、トップバッターのダッチさんが変身ポーズの様な、腕を回してピタッと
止める仕草をすると、池窪くんも抗わずに同じ様なポーズ。
他のメンバーもなんとなくしておりました。
そうして、「高橋優でーっす」と軽めでサクッと紹介終了。
「陽はまた昇る」は、ベストアルバムアレンジでありました。
そうして、「旅人」で、武道館で初お目見えしたオレンジのグレッチ!!!!
ずっと、ライブでは使ってなかったはず!!
やはり、イントロのギターの音色が全く違う。すごく良いと思いました。
「旅人」は、やはり心に染みる1曲です。
気がつけば、この歌詞で歌われている内容を仕事で喋っているワタクシなので・・・
この曲から「花のように」「同じ空の下」の流れがとても好き。
映像ジャンクション
バンメンはいったん捌けて、誰もいないステージ。
優くんの原点。
札幌、狸小路の映像。そうして、「さとう」前で弾き語る何もでもなかった時代の高橋優の姿。
曲は、当時から歌っていた「靴紐」
優くんが、一人でギターを持って出てきます。(黒いギター。シャツがカーキー色に変わった様に記憶をしてます)
映像のさとう前で、「靴紐」を弾き語り。
この「さとう」には、仕掛けがあってちょっと優くんが楽しそうだった。
そうして、当時から大切に歌ってきていた曲「友へ」
たぶん、札幌時代から一番歌った歌だと紹介をした「駱駝」
もう号泣しておりました。
で、ここのゾーンでいったん座っちゃったんだよねぇ。
バンメンさんが出てきて、「未だ見ぬ星座」へ。
前列方面の方が立ち上がろうとすると「あ、座ってて良いよ」と言っちゃう優。
そうして、バックにたくさんの星が出てくる演出をゆっくりと見る事は出来たのですけど。
この曲で座ってても良かったんかなぁ?? 少しお尻がムズムズした。
「おかえり」では、曲に合わせたサンドアートでの表現演出がありまして、言いたかったのは、
やはり2番の歌詞だったんだなぁ~と思いました。
ライブ前にMちゃんを泣かしちゃったけど、ここではワタクシも泣きましたよ。
サンドアートの「君」の笑顔がなぜか切なくて・・・・
後半の盛り上りゾーンに演奏してきた楽曲を前半に演奏をしてしまったので、ここから
何を演奏するのか、思い当たりませんでした。
優くんがいちだんと大声で叫んだ「BE RIGHT!!!!」
その後「太陽と花」「オモクリ監督」とたたみ掛ける。
新旧の交代が上手に出来ているのを実感!!!
大盛り上りで、飛び跳ね続けておりました。
「オモクリ監督」では、なんとも表現しにくいけど、面白い映像が映し出されてました。
はっちゃんとダッチさんの打楽器隊が続いて盛り上げる。
そうして、降りてきたのが優なまはげ。
「泣く子はいねが」楽曲練習はなく、曲中でコール&レスポンスで、省エネ化。
ご当地は、
福岡、博多、バリカタ、ハリガネ、粉おとし、僕のバリカタ、君のバリカタ、僕もバリカタ、君もバリカタ
と「バリカタ」を連呼しておりました。
そうして、正面で僕のバリカタポーズもあり、ええもん見せて頂きましたっ!!
会場の興奮が収まらないうちに、始まるイントロ。
「素晴らしき日常」
この曲の時に、前つんのめって屈んでギターを弾く姿を見るたびに、戦っているとワタクシは
思い知らされるのです。
環境や状況が変わっても、変わらない気持ちがそこには存在していると思うのです。
プロになってからの原点なのだと思うのです。
皆さんと歌いあいたいと「明日はきっといい日になる」
バンドスタイルでライブで聞くのは初めてだったのですが、なんとなく柔らかいイメージの
曲なのに、会場で聞くと皆で歌うと実に力強い曲に思えました。
数ヶ月の間に、楽曲が成長していると感じました。
アンコール
優くんが白のシャツを着て出てきました。その白さが目にしみました。
実はワタクシ、ライブは必ず白シャツで参加なのです。
そうして、今回の星のロゴは、実は30あって、ベストアルバムの収録曲数30に合わせて
いて、その中の1曲はファン投票で決まった事を話しておりました。
「リーマンズロック」へ。
優くんが白いシャツを着ているのは、ワイシャツをイメージしたんだろうなぁと思いました。
生きていく為の戦闘着。
弾き語りでほぼ1番を歌い、その後からはバンドで・・・
一度、弾き語りで「リーマンズロック」聞いた事があって、それも良かったけど、
バンドバージョンは力強くて、前に前に押し出してくれる様な感じでとても好きだなぁ~
と気を緩めていたら・・・
ここで「こどものうた」
もう!!予想外な感じでビックリしてしまいましたよ。今回は外すのかと思っていたので、
その意外性にホントやられた感じ。
最後に、めちゃくちゃ盛り上げて・・・
「福笑い」へ。
マイクを会場へ向けてくれました。合唱の声がほとんど女性ばかりの気がしましたけど、
男の子も多かったと思いました。
この先、10年、20年と歌い続けていくと優くんは力強く言っていました。
そうして、最後に優くんからのメッセージがスクリーンに映し出されました。
今後、各会場での思いがつまったメッセージがライブの最後を
彩っていく事でしょう。
本当に良いライブでした。
間違いがなかった。
全体のバランスの良さと、照明での表現、映像での転換。
客席を明るくしてくれるので、結構離れていた席だったけど、優くんの姿がよく見えた。
十二分に楽しませて頂きました。
そうしてね、客席はいつにも増して色々な年代の方がいらしてましたよ。
サブPAは、映像用だったのかもしれませんね。
ワタクシの席からは、優くんの声は最後まで良く出ていた様に聞こえました。
パワーアップしていると、心から感じました。
高橋優を信じていて良かった。
ついてきて良かった。
ライブが、本当に楽しい!!!
そこに高橋優が歌っている限り、ワタクシは聞きたい。この先もずっと・・・
(10月7日追記)実は、「明日もきっといい日になる」で優くんが少し上がっちゃって。
音程上げたまま歌いきってしまいました。凄い!!!
後半、ハウリングを起こしたところがありまして・・ちょっと残念でした。
セットリスト(前夜祭よりの変更はないそうです)
1.今を駆け抜けて
2.(Where’s)THE SILENT MAJORITY?
3.誰がために鐘は鳴る
4.パイオニア
5.ミラー
6.頭ん中そればかり
7.現実という名の怪物と戦う者たち
8.陽はまた昇る
9.旅人
10.花のように
11.同じ空の下
12.靴紐
13.友へ
14.駱駝
15.未だ見ぬ星座
16.おかえり
17.BE RIGHT
18.太陽と花
19.オモクリ監督~9時過ぎの憂鬱を蹴飛ばして~
20.泣く子はいねが
21. 素晴らしき日常
22.明日はきっといい日になる
EN
23.リーマンズロック
24.こどものうた
25.福笑い