昨夜の福岡でのライブ終了後に鹿児島へ南下。
日付が変わる頃に鹿児島に着いた。
この日の鹿児島は、雲の心配もないくらいの晴天。
ワクワクどきどきの時間を過ごして、この日のライブの時間が始まった。
演出などは、福岡レポとだぶる場合は省略してますので、良かったら
そちらから先にお読み下さい。
1月15日(日)晴天 鹿児島市民文化ホール第一
今日のお席は、7列目ほぼ中央!!!!
右端、左端とこれまでのお席で見させて頂いて、やっとベストポジションで
3本目のライブに参加できる。
このホールは、2回目。感慨深い気持ちになる。
ステージを正面から見たのは初めてで、正面の優くんのシルエットは、かなり
前の方にあるスクリーンに浮き出ていた。
開演時間が早いために、なんとなく気ぜわしく着席をしたのだけど、いつになく
どきどきしている自分がいた。
そうして、なぜか1列目に80代とおぼしきご夫婦がいるという鹿児島ライブ。
今まで見た最高齢のファンかも??
客電が落ちると歓声と共に皆が立ち上がる。
この瞬間が一番好き。
バンメンさんが定位置につき、暗転後に正面に立っている優くん。
その姿を見ると泣けてしまう。
福岡では、ふっくら見えたその姿も連日のライブのせいか、また細くなった様に見えた。
「TOKYO DREAM」のイントロに目頭が熱くなる。
見事にライブのリード曲になっている。
正面から見るセットは、実は結構なお金が掛かっていると思わせた。
セピアの風景は渋谷のスクランブル交差点。
それは、地方から出て行くと一番東京らしいと摺り込まれた場所。
けれども、ワタクシはその街が好き。
昨日もライブだったけど、後半は喋る声がかすれ気味ではあったけど、
ひと晩明けると、声の調子は良いと思った。
「クラクション」のハープの音も響き渡る会場。そのつけ外しはちょっと
忙しいけど、2曲目にもってきたのは流石だと思う。
そうして、思えばこの会場で初めて演奏をしたのは「太陽と花」
裏打ちの手拍子は、いつも心の中でうちゃうちゃと唱える。
伸びやかな歌声。
MC(そういう感じでお読み下さい)
かごしまぁ~~会いたかったよ~~かごしまぁ!!!!!
2年ぶりの鹿児島でのライブをとても楽しみにしてたと言う。
「あけましておめでとうございます」と今回も新年のご挨拶を律儀に。
アルバム聞いてくれた方を確認する。
そうして、この会場(市民文化ホール第一)は、以前にパヒュームと
ジョイントさせて頂いた会場なので、感慨深いと話す。
うんうん、その時いたよ。
鹿児島のお土産話。
福岡編に続き、鹿児島編もあるんだ!!って、ちょっと嬉しかった。
BEAの人に頼んで買って来て貰った鹿児島土産。
順不同です。(記憶違いがあるかもしれません、ご容赦を)
さつまあげは、鉄板でしょう!!
次に上げたお菓子の反応が悪かったので、続けて次のお土産を紹介。
たぶん、黒豚肉まんで、黒豚の顔をした黒い肉まんと説明。
ワタクシは、買って帰った事があるよっ!!黒豚は可愛い顔をしているんだよ。
この時は、首を傾げる人までいて、優くん困惑。
そうか、鹿児島の人はお土産は買わないもんなぁ~と言いながら、
次に紹介をしたのが、唐芋レアケーキラブリーはいい反応。
やっと、ホッとした顔をする優くん。
さつまどりサブレ さつまいもプリン と反応は薄いがバンメンさんには好評。
そうして、ここぞとばかりに「白熊」の名前を出す。
とても良い反応に、ご満悦。
実は、鹿児島では声出しは行われておりません。
1階はワンスロープでかなりの数がはいります。そちらは埋まっていたのですが、
浅い2階席には、薄く埋まっているという感じで、声出しをするにはバランスが
良くありませんでした。
けど、会場全体での声だしをしても良かったのかもと思いました。
しかし、こういう日の優くんには、ミラクルが降臨するのです。
「アイアンハート」
ライブで聞く為の曲だと思えてきます。言葉を届けるチカラ、歌のチカラを感じる。
サビの部分の言葉が心に強く残ります。
ここで、鹿児島のミラクルが起こります。
「拒む君の手を握る」
ハイヒールを刻む音と優くんがギターをタッピングしながら刻む音だけが、会場に
響き渡る。
いらない手拍子がない・・・・
まったくない・・・・
そうして、その事への感動に打ち震えながら、優くんのギターを弾く右手ばかりを
見つめているワタクシ。
あぁ、素晴らしい。素晴らしすぎるっ!!!!!
鹿児島、大好きっ!!!!
「Cochroach」のかき鳴らすギターの音が好き。
イントロをさわめきも歓声もなく聞けて良かった「象」
この時の優くん、ちょっとしたり顔するのよね。
でもね、大きな反応がなくても楽曲の良さは伝わるもの。
MC
バンドメンバー紹介。
ダッチさんが何故か急にピコ太郎の両手を胸元の寄せるポーズを長めに。
それを見ている小島さんが、首を傾げながら続ける。
まだ、なんとなく分かる。
そうして、須磨さんで分からなくなり、はっちゃんで取り戻す。
池窪さんは、やらなくちゃあいけないのでやります的で、照れているので
それはそれで好感度が高いピコ太郎ダンス。
スルーして「高橋優で~す」と言うものの、会場からは「えーーー!!!」
そうして、とても上手にダンスを披露。でも恥ずかしそう。
数年前はお酒が弱かったのですが、最近は飲めるようになって、どこまでも
飲めるのですが、そのきっかけになったのはこの鹿児島だと話す。
芋焼酎を飲んで、それから飲める様になったと。
飲みにいって銘柄を聞かれる事があって、その時に「甑州」って答える。
「甑州」ご存知ですか?
会場より反応があり。話しの着地点が見えてきたようで、ホッとする。
お酒を飲むようになって出来た曲と紹介。
「ヘベレケ行進曲」なんだかライブ映えをしてくるよねぇ。
楽曲って不思議だ。けれども、このタイプの曲も優くんの原点なんだろうな。
バンメンも含めて、みんなが楽しければそれで良いと思う。
何より優くんが楽しそうに歌っている。
今回のライブで「君の背景」を聞くと、キュンとする。
360度の世界。最近見てないかなぁ。
「運命の人」の前に短いMCを省き、曲に続けていくのもまとまりに
なっている。
「さくらのうた」は、ワタクシが大切にしたい曲。
独唱なのも新しい表現になると思った。
短いMCで「来し方行く末」の「来し方」「行く末」の話。
そうして始まるイントロ。
「CANDY」
淡々と言葉を重ねていくけれど、事実を重ねていくけれど。
優くんの鼻が少し赤いの見えていたよ。
「駱駝」
優くんの鼻がもっと赤くなっていた。大好きな「駱駝」
その想いは、今も変わらないのかなぁ?
なぜかこの曲だけ、ライブというよりもコンサート的に感じるのです。
「光の破片」は、逆に高橋優の楽曲では異質な物に感じてしまった。
どうしてかなぁ?
ミラーボールはきれいなのに・・・
「生まれた理由」で、会場はクールダウンされる。
「WEEKEND JOURNEY」は、盛り上げ曲。
おとぼけなセリフは毎回ですねぇ。
けど、心底楽しめます。ネタなので。
思い切り「ハイッ!!」って手を挙げます。
「パイオニア」で飛び跳ねた後のアコギのイントロ。
「Mr.Complex Man」
替え歌は「僕に~白熊を買ってきてくださぁ~い」会場は盛り上がる。
楽しいばかりで聞いているけど、「声出しますか、歌って」と
「オ~イェエエエ」のところは、会場の掛け声で埋め尽くされる。
興奮が収まる瞬間に会場の空気が止まる。
そうして、「明日はきっといい日になる」が始まる。
そのタイミングがいつも絶妙。
会場の雰囲気が一気に明るくなる。
その明るさを劈くダッチさんのドラムが変えていく。
優くんは中央でギター弾きながら、各ソロを見ている。
ステージの中央が開き、優なまはげが顔を出す。この会場ではかなりの迫力!!
ギターを置き、優くんがタオルを両手で掲げて振り回し始める。
思えば優くんの初ライブで、タオル売り切れてて回せなかった事を思い出す。
だから、タオルを回す事に拘りがあるのワタクシ(私事だね)
脇花へ来た優くんが消えた。
ぴょんと会場へ飛び降りて、ステージ側ではなくて会場中央の通路を歩いて行く。
会場には大きなどよめきが!!
ワタクシの席からは、優くんの移動する頭がちょっと見え隠れ。
握手をしながら、反対の花道へ。
脇花へ戻ろうとした時にミラクルが起こる。
歓声が上がり、一瞬優くんの姿が消えた。どうしてたのか見えなかったのですけど。
優くんが舞台に上がるところは見えた。
そうして、脇花を歩きながら、「恥ずかしい、最初からやり直したい」と言う。
優くんの髪が乱れていた。
ワタクシは見ていないのですが、近くにいた方々の証言を繋ぎ合せると・・・
優くんが脇花へ上がろうとして、足をあげたら十分に上がらずに、舞台そでに足が
引っ掛かった様な状況で、なぜかそのまま後ろにしりもちを付き、倒れたという転倒事故。
なので、今夜のコール&レスポンスは
鹿児島 鹿児島で転んだ このツアーで初めて転んだ
つぶやかないで フェイスブックに書かないで
インスタグラムに書かないで いや、やっぱり良いよ
広げて良いよ 良い思い出が出来たよ
次に会うまでの思い出
転倒後の優くんは、大丈夫って言わないで、身体より心が痛い、あとお尻が痛い
って、笑いながらも結構なダメージを負ってました。
あ、お尻を触られたとも話してましたね。
でも、良き体験をさせて頂きましたッ!!!!
「BEAUTIFUL」
イントロのギターとストリングスが心に染み入って・・・
気が付いたら号泣してました。
久しぶりにしゃくりあげる程に泣いてしまいました。
その時々の心のあり方で、響く曲が変わるのが高橋優の真骨頂。
それをまざまざと感じさせて頂きました。
優くんの歌が響かなくなったら、そんな事になったらと思う事も昨年はあったのですが、
鹿児島でそんな気持ちは無くなりました。
アンコール
白シャツで出てきた優くん。その顔の不安定な感じに優くんの感動を感じた。
もう少し聞いて下さいっ、「福笑い」
会場からの歓声。なんだか歌が心に迫ってくる。
何回も何回も聞いた曲なのに、鹿児島で聞いた「福笑い」は格別だった。
この時の優くんの鼻の赤みは、ほぼ鼻全部に広がっていた。
思いがけないイントロ
「現実という名の怪物と戦う者たち」鹿児島でこの曲!!!!
これもミラクル!!! 本当に大好き。
ひと盛り上がりをした後で、優くんの弾き語りで始まる「リーマンズロック」
この時にも手拍子がなかったの。
本当に会場が一つになった様に思えたの。
素晴らしい瞬間。
そして、優くん、この素晴らしい瞬間にひっそりと泣いていたよね。
ワタクシは号泣していたけども。
鹿児島のライブは、いつもいつもミラクル。
今回も素晴らしかった。優くんも会場のみんなも本当に素敵だった。
ワタクシ的には、『大好き』を届けに行く鹿児島の旅だった。
そうして、優くんの歌は心に響く事を再確認出来た。
(追記)
気になっていた事、書き忘れましたぁ!!!
そうなのです、今回のライブで小耳に挟んだ匂いの事なのです。
7列目は割と前の方でしたが、開場してからは無臭でした。
ですが、ライブが始まって幾らかすると、なんとなく柔軟剤で嗅いだ様な香りが!!
それは、時に強く感じたり、弱くなったりと・・・
中には優くんの香水の香りなんてのを見ましたが、流石にそれは考えにくい。
舞台そでよりスモークが出ておりました。
香りの強弱があった事より、そのスモークに香料を混ぜているとだろうと思われます。
ムスクとかバニラとか様々に香りがあるそうなので・・・
そういう視覚と臭覚にも働きかけるライブなのでした。
なんか進化したなぁ~と思いました。
また、80代のご夫婦は、最後までライブに参加されていました。
支え合って、席を立つ姿にほっこり。
あと、福岡編での書き忘れ。
端っこの楽しみ、舞台そでが見えて「こどものうた」であっつっつさんらが
飛び跳ねている姿を見ました。
そういう姿を見ると、毎回ライブでしか伝わらない事があると思うのでした。
セットリスト
1.TOKYO DREAM
2.クラクション
3.太陽と花
4.アイアンハート
5.拒む君の手を握る
6.Cochroach
7.象
8.ヘベレケ行進曲
9.君の背景
10.運命の人
11.さくらのうた
12.CANDY
13.駱駝
14.光の破片
15.産まれた理由
16.WEEKEND JOURNEY
17.パイオニア
18.Mr.Complex Man
19.明日はきっといい日になる
20.泣く子はいねが
21.BEAUTIFUL
アンコール
22.福笑い
23.現実という名の怪物と戦う者たち
24.リーマンズロック