4月の大阪城ホールから、約8ヶ月ぶり。
その間、メディア以外で歌声も喋り声も聞く事が出来ない日々。
会えない時間が8ヶ月。
長かったんだけど、ある時から何にもなく思える
時間でもあった。
そのくらい久しぶりの優くんの歌声。
それを聞きに、千葉県松戸市まで行ってきた。
完璧ネタバレですので、了承の上でお読み下さい。
平成29年12月14日(木)晴れ 松戸・森のホール21
ツアー2本目の千葉でのライブ。
森のホール21 大ホール。室内で待つ事も可能な
とても居心地の良きホールだった。
なんとかグッズ販売に間に合って、開場前のザワザワ感
を感じながら、徐々にテンションが上がっていく。
この日のお席は19列目のほぼ真ん中。
後ろにはPT機材を背負うお席で、急にテンションがMAX!!!
今回は、関東のKさんと一緒のお席。
ワタクシ的初日に、正面でPT前のお席なんて、本当に嬉しい。
開場は、コ型でステージ左右にもお席があり、下から見ると
4階席まであるように見えた。
そのくらい天井が高い。
良いホールだけど、音が上に抜けてしまうんじゃ・・・と
少し不安。
開場すると、SEがなんだか耳慣れた音楽に気がつく。
そうです、ハリウッド超大作や人気シリーズの映画音楽が
流れていました。8~90年代が多かったかな。
優くん、シリーズ物って嫌いって言ってたのにね。
見るようになったのかな?
きっと、サウンドトラックのチョイスは、優くんですね。
でもね。
5分ほど遅れて、注意事項のアナウンス。この音楽に乗り、
どうやって手拍子を始めたら良いのか・・・??
試されている、ファンは試されている。
Kさんと、登場前の手拍子どうしようと話していたら、
ひときわ大きく先導する様な手拍子が始まり、全員が
それにのっかる様に会場が徐々に一つになっていきます。
あ、音楽には合わせるのはムリですっ。
ステージの横幅が広いのか、両脇もすっきり空いていて
スピーカーの大きさもさほど感じませんでした。
ステージ上には、ボンネットバス。
大きく窓が開いています。
オーケストラに合わせて、手拍子を続けていたら・・・
急に客電が落ちました。
ステージには、誰もいない車内に、徐々に
優くんやバンメンさんのシルエットが浮かび上がる。
総立ちで手拍子をしていると、1人づつバスから
降りてくる。登場の演出が素敵!!
小島さんが最初で、最後が池窪さん。
シルエットは、可愛いイラストで衣装も実際と同じ物!!
最後に、ちょっと間があって、優くん登場!!!!
白いシャツに黒のスキニーをブーツイン。
え?ブーツこんなに長かったっけな??
今回もシンプルな衣装ですが、ステージ栄えします。
あぁ、そこに優くんがいる。
イントロは意外でビックリ!!!
1曲目は「終焉のディープキス」
懐かしいわぁ!!!!嬉しいわぁ!!!
あら、ちゃんと歌詞が自然と出てくるわ。
間髪おかずに「象」
これも意外。外さなかったのね。優くんの声の調子も良い。
3曲目は「現実という怪物と戦う者たち」
唸ります。この3曲のバランス。古いファンに敬意を
払いつつ、新しいファンの方も引き込まれたに違いない。
MC (話の内容が前後していたりしてます)
千葉ーー 会いたかったよ、千葉ーーー
森のホール21に平日にも関わらず、大勢の方においで
頂きありがとうございます。
自分的には37公演、一番長いツアーの2公演目を千葉で
行える事が嬉しいとの話。
優くん、ここでギターの弦で指を切った事を話し、白シャツ
の右胸に血が飛び散っていると。
これは、初めからこういう模様って、言い切っちゃう優。
千葉でのワンマンが3回目って、柏のライブハウスは数人
しかいなくて、対バン相手のファンで悔しかった。
そのライブハウスも名前が変わった、もしくはなくなった
様な事を言ってました。
そうして、八千代でのワンマンライブと今回と話す。
八千代!!懐かしい、行ってましたよ、ワタクシ。
その当時、ショッピングセンターで歌った話をしてました。
ツアー名が「ROAD MOVIE」なので、千葉の映画を
見ようと調べてみた。
そうすると、たくさんあって驚いた。
昨年ヒットした「シン・ゴジラ」もそうで、見ようかと
思ったが、ゴジラ映画をこよなく愛する高橋としては、
それは違うと・・・
で、見たのが「木更津キャッツアイ~ワールドシリーズ」
ドラマの時から大好きだったと話す。
そして、札幌時代の映画館のマネジャーをしていた話へ。
映画が大ヒットして、舞台挨拶にメンバーが来るというウワサに。
そのXデイには、いつもはシフトに入りたがらない女子が
たくさん出勤希望をして、シフトを組んでいた優くんは、
苦労をした。けど、メンバーは来なかったって思い出話を
してました。
「ピーナッツハニー」って、千葉のソウルフード的な商品名を
歌詞に織り込んでいたんだけど、どの曲か失念。
でも、名前の確認はしてましたね。
会場がとても良い事を褒めてましたね。
森のホール21なんて言うから、静かなイメージを持っていた
けど、会場は既に一つになっていて熱いと。
1階、2階、3階と声出しをしました。
その後で、1階の横に少し張り出している座席を指指して、
そこは1階だからね~とレクチャー。
そうして、再度1階から3階までの声出し。
最後に、「千葉のみんなー」
イントロから本当に大好き!!!
「シンプル」本当に大好きな1曲。最後のところは、
会場と一緒に歌うんだけど、余り引っ張らず、
ほど良いくらいな感じ。
今回、とても感じたのですけど、バンメンさんのコーラス
の音量が良い感じです。
なんせ長丁場のツアー、週に2回のライブが続くスケジュールが
何週も続くから、出来ればコーラスでボーカルのカバーを
するのは、意味のある事だと思います。
続く「BE RIGHT」でライブは熱い!!!
優くんがアコギで、イントロを奏でる。
「白米の味」最初のフレーズで分かる。けど・・・
優くんが止めた。
「音、出てる?帰ってこないけど」と確認。
会場から両手で丸を作る人もいて、音が出ていた事が判明。
「なら、いいや」と再度イントロを演奏し始めた。
可愛い声と身体クネクネで寂しい女子2人組を表現。
ライブの方が、より可愛らしい。
でも、ガツガツ系なのも歌い方で強弱を上手くつけていた。
感心。
池窪氏のギターの音が会場にこだます「羅針盤」
今回はシングル3枚が主なので、心地のよい楽曲が多くて、
聞きごたえがあります。
メンバー紹介(ここじゃあなかったかもしれないけど)
ダッチさんから始まる。両腕を顔の前でバツにして静止。
その後、下にゆっくりと下ろすという動作。
小島さんはほぼ原型通り。須磨さんは、ちょっと早め。
はっちゃんは、動きが逆だったかも。池窪さんもお上手に。
そうして、優くんは「いつも謎の動きをするけど、最後は
グダグダだよ」っていう様な事をおっしゃり、動作を
ちゃんとしませんでしたよ。
「life song」
この演出がとてもとても可愛い。
優くんやバンメンさんがアニメーションになってしまう!!
その時、アニメではDOVEなんだけど、実際は黒のタカミネ
だったと思う。ちょっと惜しいなって思ってしまう。
けれども、この曲を聞きながら、ボーカリストとしての
成長をしみじみ感じました。
表現力というのか、優しくて暖かくて、声の表情が増えたなぁ~と。
ホッとするピアノの音「花のように」
小島さんがジャンプ、ダッチさんと須磨さんがそれに合わせて、
ステックを上げて頭を横にちょこんと曲げる。
いつもの風景。
懐かしいギターソロから始まる「同じ空の下」
何度聞いても、この曲は素直に前に進めるの。
そうして、優くんの「同じ空の下で」という最後の歌詞で、
天井を指すいつものポーズをしている人が会場にいて・・
それを見た瞬間、優くんの口元がほころんだのを見逃さなかったよ。
育てた楽曲は、育ち続けるんだよ。
バンメンさんがはけた。
優くん1人で短いMC。
昔の曲をバンドアレンジを何曲かした。その中で、この曲も色々と
やってみたが、しっくりしない。
そのために、弾き語りで世に出した曲「BLUE」
やはり、ライブで聞く方が良い。時々、そこに立っている優くんが
昔の動画にいたスーツ姿の彼とダブってくる。
歌声の力強さは変わらない。
はっちゃんがピアノに座り、「シーユーアゲイン~ピアノバーション」
CDで聞くこの曲は、少しメリハリがあり過ぎな感じがしたけど、
ライブではナチュラルに聞けました。
「ロードムービー」春も聞いたのに・・・
なんでだろう、スクリーンに歌詞が出ていて、
急に涙がポロポロ溢れて、止まらなくなった。
止まらない涙をかき消すアコギのイントロ。
会場が大きくざわめく「ルポルタージュ」
スクリーンに歌詞が出ており、視覚的に訴える。
もうひと盛り上がりをしましょう!!!と、まさかのイントロ。
「太陽と花」「Mr.ComplexMan」
もちろん、買ってきて欲しいのは「木更津キャッアイ」
定位置の「明日はきっといい日になる」
各バンメンさんのソロは、幾分短めの「泣く子はいねが」
コール&レスポンスは・・・
千葉 千葉 木更津キャッツアイ ディズニーランド
ディズニーシー どっちが好き オレはシー
で、「オレはシー」って言って苦笑する優。
比較的、あっさりめで良いと思います。
タオルも廻します、会場にマイクも向けます。
ステージ左右に行きます。
最後の曲は「虹」
じんわりと心に沁みます。やはり、ナマの歌声は
心に響く。
アンコール
優くんは、シャツを着替えています。
同じ白なのだけど、ヘンリーネックにチェンジ。
もうひと盛り上がりっ!!!
「パイオニア」
ぴょんぴょんと何回目でしょう、飛び跳ねます。
ホント、この曲で飛び跳ねるのスキです。
最後の曲は「リーマンズロック」
優くんの思いなのでしょうね。
平日開催なので、明日も仕事がある人を思いやる優くん。
明日からまた始まる1日に、日常に、優くんなりに
エールを送ってくれている。
そう思える。
スムーズに流れるセットリスト。各年のきっかけ曲も
散りばめられており、聞きごたえあります。
アルバムじゃあないって言うのが、自由な感じで、
今度届けたい楽曲が詰まっていると思った。
何より歌が上手くなっている事に、本当に驚かされた。
進化が止まらない。うれし涙も止まらない。
心配した音響も問題なくて、本当に良いライブでした。
そうして、ワタクシ、今回のライブを通じて、
「今生きる事」を一番に考え様と気持ちを新たにした。
自分の気持ちに真っ直ぐに。
去る者は追わず、来る者は拒まず。
心のドアは、外側から開けられる。
って、優くんとは逆だね。
そして、思ったのだけど・・・
最後に優くんがはける時に、かかっていた「虹」
会場から歌声も聞こえてた。
優くんも途中から歌ってくれて・・・
優くんの姿が消えてからも、歌声は続く。
なんか久しぶりにみんなで歌いたい気分だったの。
けど、残念だよね、メッセージが出てくると
歌が途切れてしまうのよ。
メッセージを遅く出すって出来なのかな?
優くんのライブに行って、素敵だと思ったシーンは、
流れる楽曲に合わせて、みんなが歌っている姿だった。
優くんにありがとうと敬意を表す時間だと
思っていたのだけど・・・
何か、寂しい感じもしたなぁ。
もう、あの感じはなくて良いのかもなぁ~
セットリスト
1.終焉のディープキス
2.象
3.現実という名の怪物と戦う者たち
4.シンプル
5.BE RIGHT
6.白米の味
7.羅針盤
8.life song
9.花のように
10.同じ空の下
11.BLUE
12.シーユーアゲイン~ピアノバーション~
13.ロードムービー
14.ルポルタージュ
15.太陽と花
16.Mr.ComplexMan
17.明日はきっといい日になる
18.泣く子はいねが
19.虹
EN
20.パイオニア
21.リーマンズロック