ゆうゆ

 ライブハウスの経験が少なくて、
いつも緊張をするのだけど、今回はお席が
あるから幾分気楽。
開場してから、ロビーで出会うのはいつも見る顔。
大阪なのか福岡なのか
わかんなくなる九州組のお馴染みさんと立ち話。

  6月20日(木)晴れ  大阪
  
  

 なんばHatchは大きめのライブハウス。
お席は中央よりも後ろ目のO列、一番端っこ!!
開演前に流れるのは、懐かしいナンバー。
入場後に流れていたのは「ラブ2000」「関白宣言」
「夢の中へ」(もちろん井上陽水で!!)

 時間になり客電が落ちると総立ちになる。
流れてくる「メガネツインズのテーマ」
ステージ袖より、優くん、亀田さんの順で登場。
二人ともお揃いのエンジのシャツに黒のネクタイ。
ボトムスは、亀田さんは黒スキニー。
優くんのは、サルエルのような何とも変わったズボン。
私服っぽい感じで色は黒。
(ACMFのパンフレットで着用してたモノのような?!)
いつもブーツは履いておりませんでした。
当然です、ズボンにあいませんもの。
そんな二人が手を上げて登場。
ステージにはメガネツインズのロゴマーク。
シンプルなのかと思ったが、思いがけずの大活躍。
ステージ上には2人分の楽器。
あ〜、亀田さんの足元見たかったなぁ〜

 (MCが入った箇所などは曖昧です。そんな感じで
お読みいただける助かります)

 メガネツインズの始まりの曲は「メガネが割れそう」
ちゃんと「割れそう、割れそう」のかけ声あり。
2人で何かやりたいねと作った曲だけど、このかけ声が
自然発生した時に感動をしたって話を思い出したよ。
亀田さんのコーラスはクレーバー。
「ドライアイ」
ちょっとセクシーな感じで再現されておりました。
「ゴーグル」
目一杯楽しい感じになっておりまして、思わず笑顔で
手拍子をしてしまう。
この楽曲の時はロゴマークの2人はゴーグルかけて、
夏の海岸風に変身をしておりました。
「サングラス」
曲前に、ここで衣装チェンジをしますと言う。
え??何を変えるのかと思ったら。
お互いに何個かのメガネをフォルダーにかけてステージ上に
置いており、そこからおもむろに1つとり掛け直す。
2人してサングラスにチェンジ!!
会場から歓声が!!
今回のグッズにもサングラスがあるけど、きちんとUVカットを
されており、拘って作ったのと優くん。
そういう事はきちんと宣伝しなくちゃと亀田さん。
幾分お高めになっておりますが、自信作ですっ!!!
とちゃっかり宣伝優。
曲あたまの口笛。優くんは口笛を吹けないので、亀田さんの
担当になるのだけど、今回はすんなりでした。
もちろん、スクリーンのお2人もサングラス着用。

 メガネツインズの持ち曲は9曲しかないので、新曲を作り
ましたと優。
新曲のタイトルは「前髪」
亀田さんは、もう目が題材じゃあないね。目周りの曲に
なったね。
目周りって言葉が新鮮でした。
スクリーンの2人には前髪が付けられておりました。
「Fitting」
この静かで哲学的な楽曲では、時間が静かに流れるようでした。
亀田さん、この曲だったかウッドベースを奏でておられました。
基本、メガネツインズは優くんのギターと亀田さんのベースのみ
での演奏です。

なんせ楽曲は9曲しかないと半分開きなおったかのような
優くん。
9曲しかないので、ここで某カラオケメーカーさんの提供を
受けて、カラオケをお借りしております!!!
と、コンパクトなカラオケは最初から優くんの後ろに設置
されていた様子。
その時の会場のざわめき、どよめき、そうして苦笑の声。
こういう荒業にきたかとビックリしてしまう。
優くんはリモコンを持ち出して、何を歌うか検討する。
そうして、ちょっとものまね入りのLUNA SEAの曲を歌う。
「神様もう一度だけ」の主題歌で、深キョンと金城武さんの
ドラマだったと無邪気に話す優。
もうちょっと聞きたいところだったけど、自分で曲を
さっさと切ってしまった。
そうして、目周りの曲という事で選曲されたのが
「飾りじゃあないのよ涙は」
井上陽水の楽曲。中森明菜がクールに歌っていたけど、
優くんのカバーも聞き応えありました。
選曲は、年齢的にも近い亀田さんなのかなぁ?!
なんだかとても懐かしい気分となる。
楽曲少ないからのカラオケコーナーは2曲。
なんだか、どこの世界に迷い込んだのか分からない
気分になる。
けれども、亀田さんのニコニコ笑顔が、そんなのどうでも
良いって思わせてくれた。

 どのあたりだったか忘れてしまったのだけど、MCで
メガネツインズの結成の話をしておりました。
もともと亀田さんが優くんの事を知っていて、何か一緒に
やりたいねって声をかけた。
そう、「風とロック」が2人を結びつけた。
優くんにしては、学生の頃聞いていた椎名林檎さん。
椎名さんと言えば「東京事変」
その亀田さんが近くにいて、話が出来るだけでも凄い事なのに
一緒に演奏をするなんて、夢のように思った事を話しておりました。
その間、こう見えて実は30年近く活動をしていると話し、
ちょっと巨匠感を出している亀田さん。
けど、その佇まいからは巨匠という感じはあまりしません。
が、やっぱひと時代を築いた方である事は間違いありません。

 メガネツインズに戻って、「First and Last Love」
この可愛い失恋の歌は、本当に好きです。

そうして、ここからはもりあがりゾーンと優くん。
直前に配信リリースされた「メガネザル」
ノリが昭和な感じがして、昭和のムード歌謡の様相。
スクリーンは、もちろん目の大きなおサルさん。
大きな目がキョロキョロ動き、最後にはメガネをかけて
メガネザルが完成。
もりあがりゾーンなのですが、新曲やりますっ!!!
「カラコン」
アップテンポな曲ですが、誰も知らない楽曲ってのがツボ。
スクリーンの2人は綺麗な七色。
「視力検査」
この曲で盛り上がったさ。本当にベースラインがカッコイイ!!
大好きですわぁ〜
最後に「メガネツインズのテーマ」
優くんと亀田さんの掛け合いのような歌も素敵でありました。
そうして、割とあっさりと手を振りながら、メガネツインズは
去っていきます。

    アンコール

グッズのTシャツ姿で現れたお2人。
亀田さんは赤、優くんは黒のTシャツ。
グッズ作りも力を入れた。特に赤は力作なので、亀田さんに
着て貰ったと言う優くん。
そこで会場より「売り切れていた」との声がある。
それを受けて「え?売り切れ??」スタッフさんを探すような
フリで、「そりゃあ、まずい。(スタッフ)揃え撮って〜」と
言う。
アンコールの1曲めは、メガネツインズと名乗る前から
歌っていた曲。
「デイドリームビリーバー」
原曲は、60年代のアメリカのビートルズともいうべき
モンキーズのヒット曲。
亀田さんは清志郎さんがつけた歌詞が良いので、ずっと
カバーの方で歌っていると話してくれた。
以前、福島で聞いたのをここで聞ける幸せ。
最後の曲は、この曲で自分は高橋優と出会ったと亀田さんに
言って貰った「福笑い」
暖かい時間です。
思わず涙が出てしまう。
メガネツインズは、「風とロック」から誕生して、今回はツアー
って事になったけど、出発点の事を忘れないでいてくれた
事が無性に嬉しかった。
そして、この2曲があったからこそ、今回のツアーも意味があると
思った。
1回だけど、2016年に参加した「風とロック芋煮会」は、
今もワタクシの中で貴重な経験だもの。

 その後、優くんより集合写真を撮りたいとの事で、
有賀さんが撮影者となりました。
その際、自分のせいで前の人が写らないといけないと
亀田さんはステージに寝そべって、ちょっとセクシーな
ポーズとなりました。
そこは、SNSで確認が出来ます。
そういう気遣いも亀田さんのお人柄。
本当に愛と人柄が滲み出たライブでした。
ゆるく柔らかな時間でした。

  けどさ、カラオケは禁じ手だよね、本当に(爆)

    セットリスト

 1.メガネが割れそう
 2.ドライアイ
 3.ゴーグル
 4.サングラス
 5.前髪
 6.Fitting
 7.I for you
 8.飾りじゃないのよ涙は
 9.First and Last Love
10.メガネザル
11.カラコン
12.視力検査
13.メガネツインズのテーマ

  アンコール
14.デイドリーム ビリーバー
15.福笑い