yukatti

雨時々曇り。一日中薄暗いような天気。だいぶん寒くなる。

昼食の支度をし、食しながら北京国際マラソンをテレビ観戦。それがなんと男子1位のチェロノ選手は誘導の失敗により数百メートル短く走ってゴールしてしまった、という結末になった。そして前代未聞なことに本人の非ではないので優勝は確定、タイムは無効だが推定計算した上で参考記録を出す、という。普通なら選手にはかわいそうだけれども失格である。http://www.asahi.com/sports/update/1016/115.html 

テレビで見ているだけでも全体に誘導はなんだか頼りなかったし、沿道の人たちは車道に踏み出して応援しているし、選手と併走して走る自転車の一般人が多数いたし……正直言って運営能力には疑問が残ってしまった。

女子は孫英傑選手が2時間21分1秒で4連覇。右膝の怪我があって本調子ではなかったそうだけれど強い。

北京は乾いた晴天のようだったのに、こちらは毎日じめじめと雨である。

夜はプレーオフ第4戦。ホークスが3戦に続き4戦も勝ってしまった。これで2勝2敗である。レフト外野席のごく一部で、満員のホークスファンに囲まれてロッテファンの黒いユニフォームの集団がぴょんぴょんと跳ねながら応援している姿が、なんだかファンとして羨ましくなってしまう。あれだけ熱くなれるものがあるのか。

雨が降り続く。窓越しにもさわさわ、ざあざあと雨音が聞こえる。

午前10時頃、小泉総理が靖国神社に参拝、というニュースを見る。秋の例大祭に合わせて、一般人と同じようなスタイルでの参拝。公用車を用いたが鳥居の前で下車、鳥居をくぐって拝殿まで徒歩、昇殿はせず、普通の背広、賽銭、など。

パ・リーグプレーオフ第2ステージもいよいよ最終第5戦。ロッテが1対2から8回に逆転し、結局3対2で見事な逆転勝ち。強い! ホークスは長いシーズンの第1位で強烈に強くはあるのだろうけれども、城島選手の怪我の欠場や細かい野球が出来なかったことが響いたか……とにかくロッテは強かった。

タイガースとロッテの日本シリーズなんて数年前にはとても想像できなかった。こんな組み合わせを言ったら冗談か夢かと思われていただろう。新鮮で(新鮮すぎる!)本当に楽しみだ。熱いファン同士、どっちがもっと熱くなれるかも楽しみ。家のテレビの前でがんがん応援してやる、と心に誓う。でも熱いけれども、観戦中にフィールドに物を投げ込んだりしないファンでありたい。スタンド観戦に行く熱心なファンの人たちにぜひそうあってほしい。

2005-10-18(火) 23:58[赤口]

今日も雨

一日中本降りの雨。台風20号が近づいているらしい。未明から明日朝にかけてが最も近くなるとのこと。伊豆諸島南方を通りそうだから大丈夫かな。

靖国参拝は中韓の抗議。私的参拝スタイルにしたことにより、こんどはより明確に「思想及び良心の自由」(憲法第19条)や「信教の自由」(憲法第20条)の問題でもあることが強調されるかもしれない。

曇りのち雨。台風予想ほどは接近せず。おかげで荒天にはならなかったが、夕方まで北風がかなり強い状態が続く。

煮込み料理を美味しく感じるのできっとだいぶん体が冷えてきているのだろう。

雑用でいろいろと忙しい。

本よみうり堂に掲載されていた「座談会 作家の条件(上)」、「座談会 作家の条件(下)」が非常に興味深かった。町田康、山田詠美、桐野夏生の三氏が座談会で「作家の条件」や最近の文学賞について、自分の考えを語ったもの。三氏とも本屋大賞(http://www.hontai.jp/)については「いいと思う」けど(選考委員が選ぶ賞とは)「次元が違う」、といった評価のようだ。本屋大賞といえば「全国書店員がいちばん売りたい本を選ぶ賞」として、本を売るプロが選んだのだから、と、世間からはここのところなんとなく高評価が与えられているように見えるのだが。って、この「世間」とはどこなのかを考えるべきか。書店員が選んだ賞の受賞作を書店が高評価でプッシュするのはそういえば当たり前か……。

2005-10-20(木) 14:46[友引]

日の出

晴れのち快晴。こんなに晴れたのは久しぶりな感じ。からっとした空気が気持ちよい。

日の出(クリックすると大きな画像のページへ) 日の出を見ることが出来た。おそらく烏か、鳥があちらこちらからゆっくりと東の太陽の方向へ向かって飛んでいっていた。北東風が身を切るように冷たい。

曇りのち午後一時晴れ、夕方から再び曇り。晴天が続かない。
気温の変動が激しく、体がちょっとついて行っていない感じ。やたら眠く、のども調子が良くない。

明日から日本シリーズ。世間ではロッテと阪神はやはり「似た者チーム」とみなされているようだ。

一種のムックになるのかな、ソフトカバーの本『鈴井貴之編集長 大泉洋』を購入。著者は鈴井氏の事務所「OFFICE CUE」になっている。大泉洋はそこの「所属タレント」なのだ。

鈴井貴之編集長大泉洋
Office Cue著
新潮社 (2005.10)
通常24時間以内に発送します。

大泉さんの写真、本人のインタビュー、誰かとの対談、周囲の人たちが書いた大泉洋、大泉さんご両親インタビュー、舞台裏秘話など。「水曜どうでしょう」の話もたっぷりなので、どうでしょうファンは、またもとよりOFFICE CUEファン、NACSファン、大泉さんファンは買うべし、だと思う。

小雨のち曇り、時々小雨。せっかくの晴天が続かない。

日本シリーズロッテ×阪神第1戦は千葉マリンスタジアムで18:15開始。うっかりしていて19時頃からテレビ観戦。が、ロッテの方がどう見ても勢いがある。虎はなんだか元気がない。歯がゆい思いでいたらやがてホームラン攻勢にあいはじめ、東京湾からは霧がスタジアムに流れ込んできてやるせない思いをうつすかのように真っ白に霞んでしまい、とうとう7回裏途中でコールドゲームになってしまった。濃霧によるコールドゲームは日本シリーズ初であるとのこと。1対10。

プレーオフをくぐり抜けてきたパの覇者とその間待っていて実践から遠ざかったセの覇者。条件の違いが明確になってきた感じだ……。

快晴! 南西風がやや強いものの非常に心地よい。

午前中、半年に一度の消防設備点検(火災報知器と避難梯子の動作確認)。異状無し。軽食を取り投票所で参院補選の投票をすませたあと、そのまま新江ノ島水族館へ。年間パスポートの期限が切れる前にもう一度というのが直接の動機で、みなぞうの思い出に手の一つでも合わせたいというのもあった。

水族館は予想よりも少し混んでいたが、オープン年の昨年のように大混雑でろくに水槽に近づけないというほどではなかったのでまだましか。もちろん閑古鳥が鳴くよりもこうやって賑やかなほうがずっと良い。客層は子供づれが多い(子供たちが興奮してうるさい)けれども、日曜午後なのに年配の団体客や様々な年齢層の日帰り旅行客らしき姿が目立つ。わたしたちのような年間パスポート客も多いようだ。2Fデッキからの眺めが素晴らしいので、たとえばお気に入りの地味な魚を楽しんだあとはそこでのんびり……といったようなことも出来る。

相模湾の向こうの富士山とトビ(クリックで大きな画像のページ。以下同) 水族館の周りにはたくさんのトンビと、それより少ないカモメがぐるぐると飛んでいる。この片瀬西浜海岸では食べ物を手に持つのは危険だ。トンビが急降下して足でかっさらっていく可能性がある。トンビは人間が食べ物を取りだすのを狙っているのだ。

海はかなり波頭がたち、潮騒のやみまがない。オンショア強めのせいで波が砕けてしまっているが大勢のサーファーが海に入っていた。浜辺も散歩の人やボール遊びをする子供たちなどで賑わっている。

タコクラゲ アカウミガメ ペンギン2羽と1羽 クラゲは種類によっては動きが非常に早く(単純な構造のミズクラゲよりも複雑なつくりのクラゲのほうがおおむね早い)、ストロボ撮影禁止の状況では写真におさめるのがかなり難しい。前回はミズクラゲ以外はまるでピンぼけだった。それでも今回はタコクラゲほかいくつかをなんとか形がわかるように撮れた。これが「腕」の進歩だったらうれしいのだが、サメ、泳ぐオットセイ、泳ぐペンギンは今回もまるきり歯が立たず。動きが早すぎる。これらも当然ストロボは禁止。それでもきちんと撮れるようなテクニックを身につけよう、と思う。

海岸にて 空気が澄みきっており、東は江の島と三浦半島、南には大島が青く見える。西にこの写真のように伊豆半島から箱根、富士山、大山・丹沢のひとつらなりがぐるっと望めた。しかし富士山がもし噴火したらここから完璧に見えるんだな、と、こんな風に富士山が見える日にはついいつも思ってしまう。不吉な想像にぞっとする。

帰宅後、日本シリーズ第2戦。……0対10で完膚なき負け。元気がないのが気になる。

競馬、菊花賞はディープインパクトが無敗の三冠馬となる。単勝1.0倍(日刊スポーツによれば単勝支持率79.03パーセント)。そんな倍率初めて聞いた。

晴天が続く。用事を片付けたりいろいろ。

ピクサーのアニメーション映画『Mr.インクレディブル』(原題:The Incredibles、2004年アメリカ映画)をレンタルDVDで観る。

Mr.インクレディブル
B0009DC7YU

アクションとファンタジー、時にユーモア、時にちらりと世相や社会を感じさせる娯楽作品。家族の温かさや親子の情を感じさせるものとして安心して観られる余裕の作りである。また、「愛」と裏表の感覚……ちょっとした悪意、自分のちょっとした言動により相手との関係を損ない傷つけてしまう可能性といったようなことも、さらりと描かれる。

キャラクターは日本のアニメを見慣れている目にはかなり違う造形で、初めのうちは製作者側が意図する以上に強く感じすぎてしまうように思う。ただ一貫して背景がびっくりするほどきれいで自然だ。また、キャラクターの激しい動きにも目が自然についていき、そういうアニメでおこりがちだった3D酔い的な感覚がないのは観ていて快適であった。

晴れのち曇り。

固定資産税を郵便局に納めにいき、口座引き落としをすすめられる。「払っている自覚が無くなる」と思って納付書で払っていたのだけれど、つい納付期日を忘れてしまうのも確かだ……。

ビーフシチュー。ここは「関東」である以上、特にBSE騒動以来、スーパーでは牛肉は種類も数も少なめにしかおかない(参照:http://www.toukei.maff.go.jp/dijest/tikusan/tiku02/tiku02.html#%96%DA%8E%9F%82Q)。まだこの地域はましなくらいだろうと思う。
そんなことだから、シチューを作ろうと思ってもそのときにある肉を買うしかなかったりする。そのときに安めの牛肉しかなくてもビールを使って煮込むと固くなりにくい。が、今日はそんなに安くない牛肉がシチュー用として並べられており、それを買ってビールで煮込んでみたら、ちゃんととろっと柔らかくなった。そうか元々固くない肉を使えば良いんだなとか改めて気付く。

日本シリーズ第3戦。1対10、0対10、そして今日は甲子園で0対10。悔しさ以前に元気がないトラが心配。ロッテも強いが阪神も悪すぎる。

曇りのち雨。

日本シリーズ第4戦、甲子園で。阪神タイガースはストレートで負けてしまう。3対2。4敗。ロッテ強い。ダメ虎だったじゃないか、と現実に引き戻されるような、でも、まだまだ、ってことだっていうような。

2005-10-27(木) 23:36[先負]

演奏会

朝方雨、のち晴れ。

演奏会。うまく集中できてわりに良い感じで弾けた(有料コンサートなので良い出来じゃないとまずかったわけだけど)。もちろん反省点も。でも楽しかった。

ハードスケジュールが続くので打ち上げは出ずに帰宅。

2005-10-30(日) 23:42[赤口]

肌寒い日

曇り。肌寒いような、それでも歩くと汗ばむような。湿度が高い?

朝から夕方まで例会。その後、2時間ほど他の方の歓迎会に出た。ビール党だけど焼酎を少し回してもらう。さらさらと体にはいってしまうのがちょっとこわいなあ。飲み過ぎそう。

曇りのち快晴。

内閣改造で第三次小泉内閣発足。マスコミは午後から大騒ぎで午後四時過ぎに判明。今後に布石を打ったな、という印象である。

夜は東神奈川でポルトガルギターとマンドリンのデュオ"Marionetto"(マリオネット)のコンサートを聴きに行く。
使用楽器は

  • クラシックマンドリン
  • クラシックギター
  • マンドリュート
  • ポルトガルギター

狭いホールだったけどPAを使っていた。

楽器の特性を生かした工夫された演奏。ドライブ感が心地よい。あっという間に時間が経ち(もちろん音楽を楽しみつつ)勉強になったのであった