yukatti

晴れのち曇り。引き続き、先週から溜まっていた所用を片付ける。体が軽く動くのはいいなぁ。

夕食: ごはん、ワンタンと豆腐と春菊とネギのスープ、ししゃも、コーンサラダ。

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2007-01-17(水) 23:37[先負]

12年前との違い

小雨が降り続き、寒い。昨日調子に乗って動きすぎたのか、風邪が少しぶり返した感じ。ものすごく眠い。

阪神淡路大震災から12年。12年前と今とで何が違うか考えてみる。

変わったこと

インターネットの普及。 誰もが発信し、受信できるようになっている。
携帯電話の普及。 デジタルカメラの普及。
被災者が、被災地からの声を外に伝えやすくなった。こういったことが吉と出る社会になっているだろうか。インフラ、人心は耐えられるだろうか。たとえば、携帯の輻輳は絶対おこるだろうし、それによってよけいな混乱はおきないかというのはまだ日本はきちんと経験していない。

超高層ビル、タワーマンションの増加。 大災害時をまだ日本は体験していない。

建築基準法の改正、耐震強化。災害医療の発達。カウンセラーの大切さの意識。自衛隊の災害援助体制。ボランティアの動き方。
政府の情報収集力。
自治体のそれ(向上)は個人的にはほとんどあてにしていない。

あまり変わってないとこ

狭い道と密集住宅地。家や塀が倒壊したりすると道はふさがれてしまう。消防車や救急車も入れない。当座、自力で何とかする覚悟と備えはあるだろうか。
古くて脆くなっている木造住宅、アパート。
空中を走る電線。
油断したココロ。

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曇り、夜に雨。朝から練習、終わってから飲み会。ビールをつい飲んでしまう。大して飲んでいないのになんとなく気分が悪くなるのは「あんまり飲みたくないなあ」という気持ちのせいか。

日曜夜9時の関西テレビ製作「発掘!あるある大事典II」。1月7日放送分の納豆ダイエットの回で放送内容の捏造等があり(ちなみにその回も見ていないのだが朝夕に分けて1日2パック食べろということらしく、近所のスーパーからも納豆が消え失せている)、本日分の放送は中止、放送打ち切りもささやかれている。

宮崎県知事選、そのまんま東氏当選。保守分裂のせいもあるが圧勝。ちらと聞いた限りでは演説が大変にうまそうな感じ。

社民党の阿部知子衆議院議員が1月19日付メールマガジンで、阪神淡路大震災時の自衛隊出動について言葉足らずの内容を書いている。自衛隊の出動が遅くなったのは政治的要因によるところが大きく、直接には兵庫県知事による災害派遣要請が遅れた(10時10分に代理要請)せいで、遅れたぶん渋滞に巻き込まれた……といったこともあったのではなかったか。また何より社民党の前身・社会党の村山総理は無傷の東京の官邸にいたのに、致命的とも言えるほど様々な判断が遅れたのではなかったか(それが出動命令の遅れや米国等の援助を断ることにも繋がったのでは)。政府から被災地に向けて何もメッセージが出されなかったことは非常に不安だったことを覚えている。たとえばあの17日の夕方、NHKは普通に大相撲を中継していたのだ。

阿部氏が無知なのか言葉足らずなのかは分からない。しかし、当時神戸に在住しており震災を経験した者として、阿部氏のこういった発言、自党の歴史を振り返らぬがごとき姿勢には率直に言って非常にがっかりしてしまった。

夕食: 居酒屋で飲み会。

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晴れのち曇り、夜は小雨。頭痛ぶりかえす。ついだらだら。

オンライン書店ビーケーワン:半島を出よ 上読書: 村上龍『半島を出よ』上(幻冬舎、2005.3、ISBN:434400759X)bk1半島を出よ - Wikipedia。財政破綻し、国際的孤立を深める2011年の日本が舞台。細かく書かれていて一見ノンフィクションとも思えるほどである一方、イシハラなどところどころは濃厚に村上龍節である。また2005年に書かれた作品だが、北朝鮮と米国の関係などは意外に2007年1月時点では作品の中で予言(?)されているとおりになってきている。並々ならぬものだと思う。

夕食: 穴子のちらし寿司、菜の花とゴボウの和え物、豚汁。

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曇り時々晴れ。日差しが少ないぶん、とても寒く感じる。

朧の森に棲む鬼大入り@新橋演舞場 新橋演舞場で、18時開演、劇団☆新感線いのうえ歌舞伎『朧の森に棲む鬼』Lord of the Lies(参照:http://eplus.jp/sys/web/theatrix/special/oboro.htmlhttp://info.pia.co.jp/et/promo/play/shinkansen_oboro.jsp)を観る。市川染五郎演じる「ライ」という貧乏なしかし口がうまくて野心と才覚のある若者が朧の森から弟分キンタ(阿部サダヲ)を連れて、舌先三寸と魔剣によって王までのしあがっていく物語である。徹底した悪役であるライは人を嘘で騙し、たらし込む。最初、染五郎であるとも気付かぬくらいの貧相でどん欲な若い男が、幕が進むにつれどんどん姿も悪も洗練され、迫力が増していく。ただ刀に振り回されるだけだった殺陣は美しく人を殺していくまでになり、姿形まで大きく見えるようになる……。染五郎裂帛の演技であった。阿部サダヲは恐ろしく身が軽く、しかしキンタという役を悲しく演じきる。ほか主な出演者は、秋山菜津子、真木よう子、高田聖子、粟根まこと、小須田康人、田山涼成、古田新太。脚本はすっきりしており、いのうえ歌舞伎、新感線、とくれば長くて複雑で分かりづらい……というのが定番(?)なのだけれど、今回の筋はとても追いやすく、理解しやすかった。写真は、『朧の森に棲む鬼』劇場外の大入り看板。

夕食: 新橋演舞場の弁当。

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