テレッテッテッテテ♪ コロンボ! (このフレーズが分かる人は同世代)

何でも浜松唯一のスリランカ料理店との事ですが、スリランカまで行っちゃうと流石に自分が追い求め続けるカレー像とはかなり違ってくるんじゃないかなぁ、とも思ったんですけど…泊まったホテルの1階にスリランカ料理店があるというのなら、そりゃあ行かない訳にはいかないじゃない?…すいません嘘です。この店があるから、という事でホテル決め打ちました。

セレモニーホールの様な施設と接するホテルなので、20時前くらいに行ったら、浮かれ気分でロケンローな親族軍団とおぼしき人達で混み合っており…気を取り直して21時過ぎに向かったら、今度は一人っきりという極端な状態。

入ってみると、スリランカ料理店というか…小奇麗なバー…そんな感じで。カウンターのおばちゃんはバリバリ静岡人、あまり異国情緒は無い。のれんの奥に見える厨房には、本当にスリランカ人シェフが居たのかな…。メニューも主食系はライスorロティのみ、カレーは肉が一通り(チキン,マトン,ポーク,ビーフ)+αぐらいで品数少なく、ドリンクも無難な物が多く、事前の印象と違ってあまりスリランカを押し出した感じはしない…。

[浜松]コロンボ
ビーフカレーのBセット(タンドリーロティとのセット)、\840也。ライスorサフランライスとセットのAセットや、ターリ的なセットもあり。上にあるのは付け合わせの薬味で、どれも東南アジアの近さを感じさせる酸っぱいもの。私は一口で遠慮しました…。

スリランカカレーは鰹ダシを使うので云々、とどこかで見たが、ふむふむ確かに鰹ダシを感じます。蕎麦屋のカレーみたいな…ってそこまで昇華されてませんが。しかしやっぱり南なのでカレーがサラサラ過ぎ、ロティでは何とも食い辛いです。藤枝のルチも似た様なパターンだったけど、薄焼きパンとサラサラカレーってどう食うのが正解(多数派)なんだろう…。値段の割りには、サイコロ状のビーフは結構ゴロゴロ。

ロティは2枚付き。しかし腹には溜まりません…。その名の通りタンドールで焼かれたからか(?)、ルチのルティよりすごい粘りがあり、そのままおつまみで食べても良いと思う。店構え的には、ロティをつまみに一杯やり、最後にカレーをライスで食って〆て帰る、ってのがスマートかな…。

[浜松]コロンボ
浜松駅の西、ホテルヴィラくれたけ 1階。