静岡よりマサラをこめて

浜北駅前のアピタ傍で営業していたネパール料理店くくりが、移転して店名もアジアンに変わり…アジアンって事はアジア料理屋に変貌してしまったの？東南アジアのカレーはあまり好きではない身として若干の危惧を抱きつつ向かいます…って駅から遠ッ！！なんでまたこんな辺鄙な所に…住居一体型店舗がそんなに良かったんですか…。

浜北駅から30分近く歩き、もう中休みに突入すんぞ！という14時半前に店に入る。嫌な顔されちゃうかな…とドキドキしながら入店してみると、威勢良く迎えられてホッとする。厨房を囲むカウンター席に、テーブル席と座敷席。うーん以前は蕎麦屋かラーメン屋か？厨房に詰めているネパール人のシェルチャンさんともう一人東南アジア系の人の格好がTシャツ＋タオル帽なのでそう思えるだけかもしれない。にしてもお客が誰も居ないのは…まぁこんな時間だから？ですよねー。併設の駐車場は8台くらい停められそうです。車で来るんだった…。

バインダーファイルのメニューに目をやると、インドカレーとタイカレー…頁はそこそこあるが大きく載せているのでそんなに品数豊富って訳でもない。トムヤムクンなぞはあるがモモもチョウミンも無い…ネパールは捨ててしまったのか？オーナーの奥様らしき日本人女性がホール担当の様でランチセットをオーダー。日本の地上波が流れるTV(しかし小さい)を見ながら待つ。

メニューには『作り置きしていません』とあったが、オーダーを通して数十秒でチーン！という例の音が聞こえてカクッとくる(笑)。まぁチキンティッカは流石にあたためですか(^^;。けどナンとカレーは確かにちゃんと作られており…というか、カレー鍋をかき回す音がガチャガチャ、ナン生地を伸ばす音がバチンバチンとうるさい。個人的に威勢がいい/活気があるを通り越していると思います。何か昨今の日本のラーメン屋にでも感化されたのか？

という訳で、それぞれが出来次第運ばれてくるので、揃って出してくれなきゃ嫌だ！という人にはアレかもしれませんが。ただホントに出来たては出来たてです。ナンは最高に熱い、火傷するレベルで熱い(汗)。

Bランチセット、カレー(キーマカレー)，ナンorライス，サラダ，チキンティッカ2pcで\750也。カレーは他、チキン，ベジタブル，エッグ，タイチキン，タイキーマ，タイベジタブル，チキンベジタブルスープカレー(←これをC.V.S.カレーと略すのはどうなの(笑))の8品目から選択可。ランチを頼んだなら、コーヒーorコーラor烏龍茶orチャイorオレンジジュースorマンゴージュースが+\100で付けられる。全て出揃うまでの間をサラダを食べる事で繋いだ為、チキンティッカ皿のサラダは完食してしまいましたがなかなか豪華なサラダでした。

カレーは量こそ先のネパールキッチンに比べれば満足するものの、やや単調な味で、キーマは少なめであり肉質に食べ応えも無くて残念。辛さは中辛にしたが殆ど辛くない。チキンティッカの辛さもマイルドであったので基本はマイルドな店という事か。チキンティッカの味はまぁ、普通のお味。ナンもまぁ、ランチによくある見た目の大きさはまぁまぁだが薄めというナン…うーん何れも不味くはないが特色も無い。あぁ、チャイは美味しかった。ちゃんと食べ終わる頃に出して頂いたのもあり。

浜北対決は、コストパフォーマンスならばアジアン、味と雰囲気ならばネパールキッチンといった所ですかねぇ。いやホントあのソファー席なんとかしてほしいな…ソファー席が無きゃ私はネパールキッチン一択で。

遠州鉄道 浜北駅からずっと東。笠井街道の寺島打上交差点を入ってすぐの所。

※.店が変わりました → [浜北] ゴルカ

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