去年末、三島に新しくOPENしたインド料理屋。JEETと書いてチラシには"ジット"とあり、看板には"ジェット"とあり…google翻訳の発音で聞いてみるとジットが正解っぽいが、オーナーの想いはどちらか分からないのでここではJEETとしておく。

行ってみると、三島駅南口前の道を右にずっと行った先…Why-not? Surf Cafeのもうちょい先にあります。うーんライバル出現?ま、Why-not? Surf Cafeは火〜金のランチと金・土のディナーしかやってないので、それ以外の時は必然的にJEETになっちゃいますか。

店は元スナックの居抜きといった感じで、大きいカウンターとカウンターの椅子に面影を残す。ソファー席だったであろう所にテーブルを置き、4人テーブル×3とカウンター5席で、結構狭い店。狭いとは聞いていたのでてっきりスタッフは2名程かと思いきや、バイトらしき日本人のおねーちゃん2名を含め計4名も。それでもランチ時は近場への出前もやっている様でかなり忙しそうであり、店内はわちゃわちゃした雰囲気(^^;。特に遮蔽物も無いので、引っ切り無しにナンが焼かれるタンドールの様子がどこに座っても伺えるのはある意味楽しいが、反面、カレーは元からの手狭なスペースで調理されており、見ていて凄く狭そうだった。

[三島]JEET
ランチメニューはセットのみ。カレー1品のAランチ,2品のBランチ,更にタンドリーチキンの付いたCランチで、何れもドリンク付き(チャイあり)。カレーはチキン,キーマ,ダル,野菜の4種から選択。ナンのみおかわりOKとの事でありライス派にはキビシー。

[三島]JEET
Bランチセット。カレー2品(チキン,ダル),ナンorライス,サラダ,フルーツ,ドリンクで\1,000也。フルーツって何ぞ?と期待したが、単にフルーツ入りヨーグルトの事だった。サラダはレタスオンリーでちょっと淋しい。

アイスにしたからか先にチャイが出まして。ドリンク欄には"アイス/ホットティー"とあったものだから「これは普通の紅茶が出てくるパターンのヤツや!」と思ってガッカリしてたんですが…香り豊かでチョー美味いチャイが出てきてビックリしまして。おおっこれは…チラシに謳われた『東京で腕を鳴らしたシェフ』(某所によるとデヴィコーナーらしい)というのは本当なんだな!とテンションも上がった訳です。

しかし出てきたものは…ダルカレーはミックスダルで色々楽しめて良かったけど、カレーのベースはどちらも全く同じで具材の味以外に違いが無く、更に味わい,スパイス感も共に薄く少し水っぽいので、後半かなり飽きてしまう少々残念なカレーでした。酸味も強かったし、もしかしてシェフは南寄りの人なのか?
ナンはパッと見、焼きが甘そうだと思ったがそんな事も無く、なかなか出会えない絶妙の柔らかさを残し、それでいて噛み応えもあるという独特かつ美味しいナンで、しっかりおかわりも勧めていただいたけども…前述の通りディップし辛いし、カレーの味に飽きちゃってるし。あとプラスチックのトレーの上にそのまま乗ってるだけというのも、水蒸気がこもってどうなんだろうと思ったり。せっかく美味しいナンなんだし…。

そんな感じでカレーは増やしても飽きるが、ナンは美味しいので、Aセットを頼んでカレー1品を引き伸ばしつつ、ナンでお腹を膨らますのがいいのかなと。ドリンクはチャイでね!ディナーにはバターチキンやサグカレーがあったので、これらは流石に同じベースじゃ出来ないだろう、という事でディナーなら期待出来るのかな…。

デヴィの単語にいちいち反応し過ぎだったかもしれん。

[三島]JEET
三島駅南口を出て、駅前ロータリーから西に伸びる道を進んで徒歩5分ほど。寿町交差点の角。