静岡よりマサラをこめて

ラッソの前オーナーであるエルビーさんが店舗を手放すに際し、清水店はプラービンさんの手に渡って今に至るが、袋井店はどうなったの？と聞いてみた所、あっちも別のネパール人の手に渡ったらしいが詳しい事は分からないとの事。んじゃー行ってみっか！と着いた先に掲げられた看板には…"インド・ネパール料理 マナカマナ"とあった。

　
変わったのはスタッフと看板とメニューのみですかね。座敷席もあり30席〜ほどのまぁまぁ広い店内、10台ほど停められる店前駐車場などは変わらない。ビールサーバーに貼られた食べよう!!ハンバーグの会のステッカーもそのままだ…(汗)。(ちなみにカレーハンバーグはもうありませんのでご注意を)

メニューはランチメニューとグランドメニューが置かれ、どちらからでも良いとの事。またランチメニューの構成については事細かに解説して下さり、ホールのネパール人の日本語はお見事。現メニューにラッソの面影は残らないが、といって新たにネパール色を強く出している風でもない…。カレーは20種ほどあり清水のラッソよりは全体的にも品数は多く、焼きカレー(\850)なんてのもある。

焼きカレーにも惹かれたが先ずは無難に。スペシャルランチ。カレー2品(1品はエビ固定、もう1品はチキン，ベジ，ダル，サグチキンから選択)，ナンorライス，サラダ，チキンティッカ，シークカバブ，ドリンク(チャイあり)で\1,100也。辛さ調整についてもしっかり伺ってくれる。

しかしお味は今ひとつ。薄めなのはクリスピー系と捉えられなくもないナンはまだ良いとして、カレーはアツアツで供されたが味・香り共に深みがなく淋しいお味。特にエビカレーは、臭み消し用(？)に少量入れたネギの存在が一番目立ってしまっている始末で悲しくなる(泣)。焼き物とチャイも平均的で、出来たてでもなし濃厚でもなし。悪くはないがこれといって良くもない。

う〜ん、せめてディナーだと劇的に変わる！とかないと、この味だとラッソ時代からのお客は逃げちゃいそうな気がしますが…。

東名袋井I.C.から高速沿いを東に行って信州街道へ。1kmほど北上した所の左手。