蒲田に出張。蒲田といえば以前姉妹店の川崎のヒマラヤで食べてかなり美味しかったので、本店であるシャングリーラに何時か行こう行こうと思っていたのだが…ふと検索してみると宿のすぐ近くに最近オープンしたインド・ネパール料理屋があるとの事、興味本位でそっちに行ってみる事にした。

蒲田駅東口の飲み屋街の一角(大通り沿い)にお店はある。相変わらずこの辺は治安が悪そうだなーと思いつつ入店、お店は4人テーブルが5~6あるうなぎの寝床タイプで、店内装飾は綺麗だが…やはりやや圧迫感を感じる。

[蒲田]エベレスト [蒲田]エベレスト
メニューの品数は店舗規模の割りに結構豊富であるが、やはり思ったほどネパール推しは強くなかった。モモとアルタマぐらいですかね目を引くのは。まぁ残念といえば残念だが、これぐらいが世のインド・ネパール料理屋の平均といえば平均だ。
[蒲田]エベレスト
先ずはまだ飲んだ事がなかったネパールビール・ムスタンを飲みつつ、モモを食らう。\580+\630也。うーん、ムスタンはこれまたちょっと好みでなく、やっぱゴルカがいいなぁという感じだったが…モモは美味い!付け添えのソースも美味しい!

ここでマスターのカドゥガさんとちょっとお話し。会話が弾んだ事もあり、ここでもまた「ダルバートは無いの?」と聞いてみた所、『ライスに、コレかコレを頼めばダルバートダヨ』と、ダルタルカとアルタマを指差される。うーん、この流れは…先日のガッカリ思い出が甦るんだけど(汗)、アルタマを出してる所は珍しいからな…という事で話に乗る。
[蒲田]エベレスト
アルタマとバスマティライス、\840+\400也。ちなみにこの店の白ご飯はバスマティライスのみの模様。

アルタマはアル(ジャガイモ)とタマ(筍)に、バトマスとかマタルの豆類も入ったカレー。本来は発酵した筍を使い、更にカレーというよりはスープ的な物になるそうだが、日本で出す場合は発酵した筍が入手出来ないため、水煮の筍を使ってカレー仕立てにする事が多い様だ。ここのアルタマもそんな感じで、本来の姿とは違うのかもしれないが…筍のシャキシャキした食感は日本人としては心地よい。バスマティライスの炊け具合も文句なく、大変美味しく頂けました。

蒲田もインド料理屋が何気に多い土地ですが、ここは良かったです。お勧めできます。

[蒲田]エベレスト
JR蒲田駅東口から出て、やや左手に見える大通り沿い。みずほ銀行のちょい先くらい。