新橋の有名インド・ネパール料理店ですが、何時だったか土曜の夕方に訪ねたら閉まってたんだよなぁ…それ以来、週末(土曜)に上京する機会があっても「どうせ閉まってるっしょ?」て感じで何となく避けてたんだけど、この日は丁度近くを通る用があり、営業していたので寄ってみた。

閉店してた時のイメージが先行して何だか暗い店のつもりでいて、かつ現地人が仕切ってる店かと思ってたんですが、オーナー(?)は日本人のご夫妻なんですね。ランチタイムは入口扉も開けっ放しにされて開放的で、店内や調度品も小奇麗な感じで、ホールは奥さまが仕切っているから配慮も細やかで、こんな敷居の低い店だったんだ~、とだいぶイメージが覆されました。席は4人テーブル席が7席ほど。
[新橋]マンダップ [新橋]マンダップ [新橋]マンダップ
ランチメニューはありがちなセットと、ネパールランチことダルバートがある。メニューの表記は店内のメニュー&店外の看板共に分かりやすく、すっきりまとめてある。まぁここらはビジネス街ですからね…。好き者はダルバート目当てに来るであろうから、今日のタルカリまでしっかり書かれてるのはこの店ならではか。
[新橋]マンダップ
という訳で勿論ネパールランチを。ダル,バート,タルカリ,サラダ,アチャール,ドリンク(チャイ,ラッシーあり)で\1,030也。ダルとバートはおかわり自由。バートは日本米で、この日のダルはラジマ(金時豆)、タルカリはアルパンタ(じゃがいもと茄子)、アチャールは珍しいツルムラサキのアチャールとの事。

ダルは豆の体積が大きいからか(^^;、あまりパンチもなくさっぱりした出来で特に主張しない。なのでアルパンタを適宜混ぜていただくが、このアルパンタが結構辛い!よく見りゃコルサニ(赤唐辛子)が3本も入っており、そりゃ辛い筈だわ。敷居を低くしつつ、料理の味付けには手加減無しとは…。そんな訳で、ここのダルバートはそこそこ辛味好きの人じゃないと楽しめないかも。辛いもの平気なら大丈夫、美味しいです。

ただ、ツルムラサキのアチャールってのはちょっと青臭さが強すぎで参りました。これまで出された物は完食する主義で食べ歩いてますが、その信念を曲げようかと思ったくらいに…。そんな訳で、この日はちょっとハズレの日だったかなぁ。ダルがムングかマスで、アチャールも無難にムラとかだったら、文句なく「うまい!」と言えていたのではないかと…。
[新橋]マンダップ
食後は声掛けに来て下さったご主人とも少しお話しを。ご夫妻でお人当りもよく、こんなにホスピタリティ溢れる店とは思わなかった…。機会を見て、納得のいく品揃えのパターンに出会えるまでちょいちょい通ってみたいね。

[新橋]マンダップ
JR新橋駅を日比谷口(SL広場)から出て、ヤマダ電機の横を日比谷通りまでまっすぐ。日比谷通りに出たら左に進み、吉野家がある交差点を右に曲がって暫く。日立愛宕別館の横。

[新橋] マンダップ (その1) (その2)