目覚めのいい朝だった。いつになく、満たされた気持ちで起きた。
夕べ、始まって5分でもう泣いていたワタクシ。7話は傑作になりそうな予感。
じっくりと描かれる秀雄先生の心の動き。
その前振りの金田先生の「結婚しちゃえば?」の言葉。
結婚なんて、頭のからなかった秀雄先生は、からかわれているとさえ思ってしまう。
僕には時間がない。。。未来はない。。。
みどり先生とは、誘われても食事にも行かない。
諦めきれない久保先生は、荒れている。見兼ねた麗子先生は、久保先生に事実を話して、
2人の事をそっとしておいて欲しいと話す。
今回は、久保先生の人間らしさが描かれている。人生をなめていたという久保先生が、
死を前にした秀雄先生に根本的なところでかなわない。
先週のみどり先生の悩みがないというのと同じで、人は見かけとは違うという事。
「久保先生ならどうしますか?」と問いかけるたおやかな表情に差し込む光の眩しかった事。
久保先生の「別れる」の言葉にホッとする秀雄先生。
自分の道を1人で歩く事を確認したかのよう。。。
みどり先生は、金田先生、麗子先生に秀雄先生との事を支えて欲しいと言われ、1人で考え込む日々。
そうして秀雄先生の帰郷。思い出の教会で待っているみどり先生。
戸惑う秀雄先生を自分のペースに巻き込むみどり先生。いつにまして笑顔が可愛い。
そこは、何かを乗り越えた強さを感じさせる笑顔。
お母さんは、そこにいるだけで、秀雄先生がどんな風に育ってきたかが予想出来るような方。
その一所懸命さが伝わってくる。
おふとんの引き方を尋ねるシーンの秀逸な事。お母さんに告白をしなければならない秀雄先生の事
を思い、その時間を作ってあげたみどり先生。ナミダ。。。
が、言えないまま、夜中にお母さんの肩を揉んでいる秀雄先生。亡くなったお父さんの事を話している。
それを聞いているのか寝ているみどり先生が映る。暗くてシルエットもよく分からない。。。
そうして、帰っていく2人を見送るお母さんの心。
並木を歩く2人。少し遅れて歩いていたみどり先生が横に並び、そっと手をつなぐ。。。
帰って来てからの秀雄先生を後押しする金田先生、久保先生。
そうして、お母さんの短い手紙。
甘える事も大切なのだと。。。。人は弱いものだと。。。。
みどり先生には、一旦は断ったネックレスを新聞紙に包んで託したお母さん。
秀雄先生は、初めて本当にみどり先生に向き合ったのだと思う。
そうして、プロポーズをしたのだと思う。
普通に考えれば、別れるのも一つの選択だと思うし、もし自分の恋人がそうなったら、
本当に側にいる事が出来るのか?
ワタクシは結婚してるので、もしバホぢがそうなっても別れる事はない。
しかし、その前だったら、逃げ出す事を考えてもおかしくないだろう。。。
そのくらい結婚という取り決めは大きな意味を持っていると思う。
それをしないみどり先生の強さ、結婚を決めた潔さを思うと泣けてくる。
お母さんに電話で話すシーン。どうやって話を切り出すのかと思えば、
お父さんに話すよ。。。って。。。
しかも、言葉ではなく、音楽とお母さんの後ろ姿と秀雄先生の手を握るみどり先生の手、
表情が、何よりもドラマティック。
ワタクシ、見ながら、泣きながら、思ってました。
誰が秀雄先生の側にいてやってよぉ〜〜〜って。
一旦、みどり先生と2人でいた部屋は1人では寂しいし、一旦、感じた喜びを自ら断つのは、
あまりにもストイックで。。。
もっと、甘えて良いんだよぉおおお。。と泣いていました。
それが叶えられた時は、安堵感からまた涙がこぼれました。
で、また女優さんから抱きしめられてるし。。。。(まったくだぜ、おやびん〜)
今回、生徒が絡まなかったのも、2人の物語に集中出来たし、食事のシーンの多用や
ビデオレターのシーンがなかったのは、生き始めた2人の話だからかな?
あんなに泣いたのに、朝になったら、こんなにさわやかな気分なのも不思議ですね。
で、朝から矢田さんの素敵なウエディングドレス!!
しかも、初めてだそう!!
クサナギさんの「僕が最初の相手で光栄でございます」のコメント。
って、あんたは何度め??
「僕の生きる道」2話放送後に、たまたま本屋で見つけた本です。
重いので、なかなかページは進みませんが、再生しようとする自分探しにも役立つ
かもしれません。。。
余命一年。。だとしたら