み〜

DVD「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」 予定通りフライングゲットしたのはいいが、観る時間がな〜い。 まぁそれでも88分の映像特典なんて可愛いものだ。 しかし、「ポーラーエクスプレス」の予告編が本編前に再生されるのはなんだかなぁ…。 「シュレック2」のDVDと違ってすぐメニューにジャンプできたからいいようなものの…、そして映画の割引券が封入されているところがいくらか良心的とはいうものの…。 DVDも使い捨て、というイメージなのだろうか。

冷静に考えて今所有しているDVDの枚数を考えるといったい1枚につき何回観られるか…まったくバカな買い物をしているような気もする。 だけど止まらない〜買い物癖(苦笑)。

クリスマス! by ビートマス ビートルズがマイ・ブームだった今年の忘年会はやっぱりビートルズでしょ。 そこで知ったのが、ビートルズ・ナンバーとクリスマス・ソングのミックス。 面白いです。 ビートルズのコピー・バンドがビートルズ・ナンバーとクリスマス・ソングのミックスをしたのを、それをまたビートルズのコピー・バンドがコピー…ああ、ややこしい…したのを聴いてきた。

こういうミックスものは両方の曲を知らないと楽しめないものだ。 その点、ビートルズは有利かもしれない。 ファンとまではいかなくても知っている人は多い。 クリスマス・ソングだってポピュラーだ。 季節モノではあるが。 つまり両方の曲が知っていて楽しめる可能性が高いわけだ。

定番のクリスマス・ソングばかりでなくこんなものも面白い。 こんな楽しみ方をするクリスマスもいいかもね。

めぐりあう時間たち 今月のMovie Plusの目玉プログラム。 ヴァージニア・ウルフの『ダロウェイ夫人』をモチーフに、異なる時代の3人の女性たちを描く作品。 映画としては、3人の女性を演じている3人の女優の共演が見所。 とはいっても、異なる時代であるわけだから、共演という言葉は適切でないかもしれない。 メリル・ストリープが演じるクラリッサと、ジュリアン・ムーアが演じるローラ・ブラウンの二人はかろうじて最後にシンクロするのだが、ニコール・キッドマン演じるヴァージニアは『ダロウェイ夫人』の著者としてのみ。 全員がなんらかの形でシンクロするような形だったらもっと面白かったのだが。 面白くするのがこの作品の目的ではないだろう。

ヴァージニアの周囲の人間は、ヴァージニアの態度に振り回される。 我侭な態度を取るのは、鬱病という病気故のことだ。 しかし、映画全体の三分の一しかヴァージニアを描くのには費やされていない。 それでは共感なり同情を感じるまでには至らない(少なくとも私は)。 彼女が著書『ダロウェイ夫人』の中で、生を際立たせるために死を描く、というようなことを言っていたのは印象的だったが…。

ローラ・ブラウンの子供がリアリティがないのも気になった。 ローラの投影でしかない。 その子供の成長した姿がクラリッサの元恋人リチャード(エド・ハリス)だ。 ここに飛躍がある。 ダロウェイ夫人を投影した女性をフォーカスしたばっかりに、周囲の人間が今ひとつのような気がしてならない。

何もこんなまだるっこしい方法をとらなくても素直に『ダロウェイ夫人』をそのまま映画化した方がいいのではないかと思った。

ちなみに『ダロウェイ夫人』の映画化は既にあるようだ。 この「The Hours」にしても映画のために作られたストーリーではなく、マイケル カニンガムの著作に基づくもののようだ。 その著作を読むなり、『ダロウェイ夫人』の映画なり原作なりを読むなりすれば、この映画を観る上での予備知識になるのかもしれない。 しかし予備知識がないとわからない、というのは単作品としてははてさて…。 映画ならではの、役者の演技や映像美は充分に楽しむことができるが。

グレン・ミラー物語 今月、Movie Plusで放映中。 今年はグレン・ミラー生誕100年だそうだ。 そんなこともあり放映されているのだろう。 何年か前にテレビ放映をしているのを観たことがあるが、また観たくなった。

スウィング・ジャズの創始、グレン・ミラーの生涯を描いているが、音楽映画とか伝記映画とかそんな枠はこの映画には無用だ。 むしろ夫婦愛を描いたラブ・ストーリーとして観てもいい。 自分のトロンボーンを質に入れなくてはならないくらい困窮していたグレン・ミラーが楽団に雇われるところから物語は始まる。 音信不通だった昔の恋人は既に他の男と婚約している。 しかし、そんなことおかまいなしに、グレン・ミラーはデートを申し込み、そして結婚を申し込む。 昔の恋人は、どう考えても無茶や無理を通しているグレン・ミラーのペースにどんどん巻き込まれていく。 その過程がとても面白く描けている。 楽しい。 また、グレン・ミラーの友人達(音楽仲間)が脇役として彩を添える。

そしてエピソードをグレン・ミラーの音楽が彩る。 これだけストーリーとして完成しているのだから、事実と異なる脚色がかなり入っているのだろう。 結局、グレン・ミラーが成功したからめでたしめでたしなんだけど…とも思うが、これは映画。 素直に映画の描く世界に浸ってみるのがいい。

そういう点では、この映画を観たからといって、必ずしもスウィングに興味を持つかというと微妙かもしれない。 でも、スウィング好きでなくても、メロディはどこかで聴いたことのあるようなものばかり。 映画「スウィングガールズ」でスウィングに興味を持ったら、次に観てみると楽しめる映画かも。

それで、さらにスウィングに興味をもっていろいろ突き詰めてみるのもよし、単に映画として楽しんでもよし。

60’s ロッキン・クリスマス クリスマス・イブなんだからクリスマス・アルバムでも聴いてみよう。 今年買ったのは、ベンチャーズのクリスマス・アルバム。 本当は、1965年11月に発表した『クリスマス・アルバム』の復刻版の方を欲しかったのだがCCCDなのでやめた。 いい加減やめて欲しい。 代わりに買ったのは新録音の「60's ロッキン・クリスマス」。 とにかく聴いて楽しい雰囲気なのが良い。

なぜベンチャーズかというと、ビートマスのクリスマス・アルバムのせいかもしれない。 ビートマスは、ビートルズ・ナンバーとクリスマス・ソング。 ベンチャーズのクリスマス・アルバムは、ベンチャーズ・ナンバーをイントロにクリスマス・ソングをギターのインストゥルメンタルでつなげている。 が、「赤鼻のトナカイ」はイントロと間奏にビートルズの「I Feel Fine」を使っているのだ。

幸か不幸か、私は、ビートルズの「I Feel Fine」よりベンチャーズの「赤鼻のトナカイ」を先に知ってしまった。 ビートルズの「I Feel Fine」を初めて聴いたときの驚きといったら…。 『え?なんでここでベンチャーズ?え?え?』

プリティ・ブライド 二匹目のどじょうを狙って、見事(苦笑)失敗したって感じの作品。 劇場公開の時に観る気がしなかったのだが、それは正解だったようだ。 cinefil imagicaで、観やすい時間に放映されていたので初めて観たのだが、これほど…だったとは…。

邦題の「プリティ・ブライド」が全く意味を成していないのだが「プリティ・ウーマン」との関連性をほのめかす、という点ではまぁまぁ妥当なところかもしれない。 関連、といっても続編ではなく、まったく異なる作品。 しかし、同じ監督のもとでリチャード・ギアとジュリア・ロバーツを共演させて、ついでに「プリティ・ウーマン」で良い味を出していたホテルマン役のヘクター・エリゾンドも出演させて、音楽もポップのヒット・チューンを織り交ぜたラブ・コメディ。 ようするに明らかに二匹目のどじょう狙いだ。

「プリティ・ウーマン」の公開から9年後なのだから続編というのは期待していない。 リチャード・ギアとジュリア・ロバーツにしても王子様とシンデレラを演じるにはちょっと歳をとりすぎた。 そこでまったく異なるストーリー、となるのだろうが、この出来が良くない。 いっそのこと「プリティ・ウーマン」をセルフ・パロディしてみるくらいの話の方が良かったのではないかと思うのだが。 敢えて違う話にしてみたのか、スタッフがなぜ「プリティ・ウーマン」がヒットしたのか全くわかっていないかのどちらかに違いない。

「プリティ・ウーマン」ではジュリア・ロバーツの素の魅力をうまく引き出したのが良かった。 しかし、素の魅力で勝負するには「プリティ・ブライド」のジュリア・ロバーツには無理がある。 なまじっかついてしまった演技力がやや空回り、というところ。 リチャード・ギアにしても、金持ちの御曹司→あくせくはたらくライターではイメージにかなりギャップがある。 コミカルな役どころも悪くないが、「プリティ・ウーマン」の二番煎じを狙うならそれは間違いだろう。

逃げる花嫁、ウェディングドレスで逃げる花嫁、の絵がが面白いだけだ。 その他にもコミカルさをちりばめてはいるが、ストーリーが破綻しているところで終っている。

あ〜まずい。 風邪をひきそうな気配。 この間と同じ症状だ…。 このままなんとか持ち直してくれればいいのだが…。 だって寝込んでいる暇ないんだってば。 年賀状を書かないと。

普段のネット・ライフにはあまり不自由しないパソコン環境だが、年賀状を書くとなるとちょっと事情が違ってくる。 2年前に買ったUSB1接続のプリンターで印刷しているものだから時間がかかる。 住所録管理、宛名印刷などかなり楽になったはずなのだが、なぜか無駄に時間を使っているような気がしてならない。 パソコンだとちょっとした変更でも簡単にできるから、相手毎とは言わないまでも、いくつもバージョンを用意してしまうからかもしれない。 印刷に出すのだったら潔くあきらめるところだが…。 いくつもバージョンを用意するといってもアイデアが豊富にあるわけではなく、あれこれ悩んでしまうから余計に時間がかかる。 今年はまったくといっていいほどインスピレーションがわかず、未だに悩んでいたりする。

ダイヤルMを廻せ 今までなぜか観る機会がなかったのだが、Movie Plusの放映でようやく観ることができた。 この前観たヒッチコック作品「北北西に進路を取れ」が私にとっていまいちだったので、あまり期待しないで観始めた。 話の導入部はやや退屈ですぐに観る人を引き込む、という感じではなかった。 が、それを差し引かなくてもこれは面白い。 状況は二転三転…最後までどうなるのか目が離せなかった。

出来が良いと思ったら、原作付きだった。 元々は舞台劇だったものを映画化したようだ。 多少古くさい部分はある。 「刑事コロンボ」シリーズのような優れた作品も、この映画の後に世に出た。 しかし、1950年代に、この映画はかなり斬新だったのではないかと思う。

推理もの、とはちょっと違った趣だが、ネタばれは観た時の映画の面白さを損ねてしまうので内容には触れないでおく。

せっかく日記を書いているのだから、今年一年を振り返ってみようかな…なんて。

CDいっぱい買ったし、ライブも行ってみたり、映画もテレビでが結構観たように思う。 特筆すべきは、日記ではあまり触れていないが、カメラ熱再熱といったところか。 どれだけカメラ関係で散財したかはあまり考えたくない。 せっかく投資したのだから、来年も活用していきたい&腕を磨きたいものである。

ま、どれもこれも来年も同じような調子で行くのだろう。 新たなマイ・ブーム発生するか? それはお楽しみ。