み〜
DEAD END

Godiego のある程度コアなファンの多くが一番好きなアルバムと挙げるのがこれ。 シングルヒット曲なし。 とはいえ、映画音楽に切り売りされているのだが…。 ま、それはともかく Godiego お得意のコンセプトアルバム。 社会情勢が暗かったことに加え、所属していた事務所が閉鎖されてしまったとかで、そんな事情を反映して歌詞の世界はかなり暗い。 サウンドはロック。 テクニカルなプレイが存分に楽しめる。 とにかくカッコいい。

おそらく私が十代の頃、もっとも針を落としたLPの一つだろう。 あの頃は時間がたっぷりあったので、歌詞カード片手に聴いていた。 そして、なぜこんな暗いのだろう、といつもどこかに答えを探していた。

ゴダイゴのアルバムがCD化されたとき、真っ先に買ったのがこの DEAD END だった。 廉価版になる前のCDである。 だから高かったし、LPで持っているのでCDで買いなおすのはどうかと思ったがこれだけは買った。 …が買ってずっこけた…。 曲間の時間が変わっているじゃないかぁ〜〜〜〜〜〜! 何もかも台無し。 曲間の時間がそんなに重要なのか?重要だった。 それ故 CD はお蔵入りに近い状態となる。 せっかく買ったのに。

しかしあんまり悔しいので、パソコン上で編集してLPに限りなく近い曲間に直した。 そしてそれを iTunes/iPod に登録している。 これで満足。

フィルターを試す!というスバラシイ(と思えた)案を実行に移すべく機会を狙っていたが、とうとう1ヶ月もたってしまった。 1ヶ月も寝かせた案、期待だけが膨らんでいたが見事、結果は砕けて散ってさんざんだった。

露出条件が厳しくなるというのはさして問題ではなかった。 が、階調がつぶれる。 銀塩だったらいくらかましだったのかもしれない。 しかしJPEG撮りする限り、デジはアナログの階調表現にかなわないように思う。 だからこそホワイトバランスをきちんと合わせなくてはならないのだろうが、さぁどうする? RAW撮りも試してみる必要があるか?

解決への道のりは遠い。 まずは説明書を再読か…。

実家のピアノが調律された。 置いてあるのは実家だが、私は自分のものだと思っている(笑)。 引っ越すときもピアノは持って行くんだ、と言いはっていたが現実はそんなに甘くない。 ごく普通の家庭にあるごく普通のアップライトピアノだが、そうそうどこへでも持って行くわけにはいかなかった。 そのピアノ、かわいそうなことに4年半も調律もせずほったらかしにされていた。 先日、音を出してびっくり! 音痴の私でも狂っているのが、それもかなりだ…、わかる。 その4年半、たいして弾きにも行かなかったのだが…(苦笑)。

そんなにほっておくと調律も丸一日がかりだったようだ。 調律なんて生易しいものでなくいろいろメンテもしてもらったらしい。 私が頻繁に弾いていた頃は毎年調律していた。 私が弾けなくなってから調律しなくなってしまったらしい。 調律代を出しているのは私ではないが、やっぱり私のピアノだ、ということで勝手に納得。 これからは、ちゃんと弾きに行くからね。 下手でちっとも上手くならないけれど…。

合い言葉なのよ。

東大寺

泣いて、笑って、踊って(?)…

シルクロード、そして悠久の宇宙まで旅して、銀河鉄道 乗って…

そして、夢のあと…


ゴダイゴ in 東大寺

夢を振り返ってみよう。

結成30周年にもなるグループのライヴとなると、ファンが一堂に会してもそれぞれが抱える想いは様々で十人十色。 隣の人と100%共感するなんて有り得ないのだ。 だから今まできちんと感想を書くことができなかった。 でもせっかくなので自分なりにレビューしてみようと思う。

東大寺の大仏殿の前で、ゴダイゴ…。 これ以上ピッタリはまる組み合わせが他のポップ系のグループであるだろうか? 聖武天皇1250年御遠忌の法要の一貫、世界遺産劇場、ゴダイゴ30周年というおまけ付き。 東大寺でコンサートを開いてくれるポップ系アーチストを決定するまでにはいろいろ紆余曲折あったようである。 ギリギリのタイムラインでゴダイゴに決定したのは運命の巡り会わせとしか思えない。 そんな裏事情はライヴの最終的な仕上がりには関係あってはならないはずだが、忙しいスケジュールの間を縫っての準備やリハーサル、さぞかし大変だったことと推察される。 しかし何よりメンバーがこのライヴに対して非常に前向きだったこと、そして私自身もこのライヴに臨む気持ちが非常にポジティヴだったこと、その気持ちが実際以上に良い想い出を私に残す結果になったのだろう。 それでいいのだ。 屋外のライヴである以上、音楽的なクオリティを追求することは難しい。 むしろ雰囲気を楽しむべし。 もちろん一ファンとして、あんな曲聴きたい、こんな曲聴きたい、という様々な想いはある。 なんといってもコンサートは久し振りだし。

待ちに待ったこの日、奈良に向かうため京都駅の近鉄電車のホームに行った。 …なんと!スティーヴを除くメンバー様ご一行いらっしゃるではないか! びっくり。 一気に目が覚めて、友人にメール打ちまくり。 写真を撮ることも忘れていた。 まぁ、パパラッチじゃあるまいし。 メンバーがいるということはこれからまっすぐ会場に向かえばひょっとしてリハ?とは思ったのだが、宿にチェックインしたらすっかりくつろいでしまい挫折。 後から聞けば、6時までは大仏殿の一般拝観があったとのこと。 結局私が会場近くに辿り着いた6時過ぎまでサウンドチェックすらできない状況だったらしい。 あらに後から報道されたところによると、スティーブが会場入りしたのはコンサート開始10分前だったとか。

その6時過ぎ、屋外なのでサウンドチェックの音も何もかも聴こえまくり。 リハと言えるようなものではなかったが、え?こんな曲がライヴで聴けちゃうの?のマニアックな曲のオンパレード。 いきなり涙出そうなラインアップ。 そんな時間に音を出しているくらいだから、開場時間は押し押し。 約30分近くの遅れで開場、開演。 ステージが高いという話だったがホントに高い。 テレビカメラがいっぱい入っている。 ワクワク。

大仏殿の方にうごめくカゲ。あの帽子姿は…! メンバーが入場して奏でられたメロディは

If You Are Passing By That Way
ゴダイゴの1st album A面一曲目だ。 過去の想い出を振り返る内容の詞、再起動コンサートの一曲目にふさわしすぎる。 そして、タケがデビュー30周年を記念して作った曲
Start Singing Again
細かいことは言うまい。ゴダイゴの再起動ともテーマがマッチしていてこれもドンピシャ。 タケの曲をミッキーがアレンジで料理する…これがゴダイゴの醍醐味の一つ。 途中でタケのソロ曲 Truly Me のフレーズが挿入されるところでは客席からどよめいた歓声があがった。 Truly Me はタケのソロ 1st album 一曲目。 まさに“再起動”を象徴するかのようなオープニング。

とにかくメンバーが楽しそうなのが嬉しい。 続いてシルクロードを旅する選曲。 Gateway To The Dragon から Leidi Laidi、Kathmandu と続く工程。 そしてアルバム「西遊記」の曲を次々と…。 Steppin' Into Your World は全盛期のライヴの定番曲でもあり、メドレー構成の都合か浅野氏のギター・ソロが割愛されていたのが残念なくらいだったが、他は、ライヴでは聴いたことのないものも多い。 わぁ〜という感じ。 トミーも歌う。スティーブも歌う。 A Fool はサポートメンバーの竹越さんのボーカルで。 タケが言うほど、タケの声質に似ているか?でも、ま、いいか…。 そして、Thank You, Baby ... そういえば去年アサタケで聴いて感動したっけ…。 Return to China で西遊記メドレーパートは締めくくり。

旅路はまっすぐ中国には戻らない。 一気に宇宙へ。

Millions Of Years
うっそぉ〜、な選曲。タケはライヴでは一人で歌えないような曲を書くことが多いのだがこれもご多聞に漏れずそのパタン。ライヴで演るにはボーカル・サポートあってこそ、という感じ。嬉しい。 宇宙と聞いたときは、Magic Capsule?Progress and Harmony?と一瞬のうちにいろいろ想像したのだが、そうきたか…。 で、行き着いた宇宙の先は Dead End ... ってコンサートとしてはこういうライヴ向きの曲が選曲されるのは大歓迎。 …が、後で冷静に考えていみると随分と虚無な世界感だなぁ…とも。 そこで Try to Wake Up To A Morning でミッキーの美しいピアノで気を取り直し、銀河鉄道に乗る。 「999」というのはどうもアンコールの前の一曲とかアンコールにふさわしいノリ。 でもまだ終らないよね?というファンの心を察したのか「まだ終りません」と。

ドラマ西遊記のBGMに続いたのは Monkey Magic の新バージョン。 そして Holy And Bright ... 浅野氏がアコギに持ち替えた次の曲はきっと新曲の Hangsang Sarang Hyeyo …旅は韓国まで来た。 そして Mikuni ... (あ〜ここはタケに歌って欲しかった…)。 これは確か福井県三国海岸をイメージして作られた曲、つまり旅はやっと日本に戻った。 メドレーでつながるのは組曲新創世記より Buddha's Song そう東大寺に辿り着いたのだ。 Buddha's Song のエンディングは Mikuni のフレーズのギター・ソロ。 アルバム収録版ではなく、全盛期のライヴ・アレンジのパタンだ。 浅野氏のギターが心地よく響く。

ここでメンバーは退場。 でもガンダーラを演ってませんからね、あまりにもわかりやすいアンコール。 このガンダーラ、サビ以外英語版で歌われた。珍しい。 個人的にはこの後、賑々しく Celebration で幕、を期待したのだがここで終わりだった。 メンバーは客席の歓声に応え、客席に背を向けて大仏様にも拝礼して…退場して行った。

東大寺南大門

どーしてこう人が多いんでしょうね。

【このトピックへのコメント】
  • tomoみ〜さん、お帰りなさい♪
    人多かったですか?ゴールデンウィーク真っ只中ですものね。
    奈良いいなぁ・・。み〜さん、奈良とか京都とか、似合う感じがします(^^)。
    (2006-05-07 23:11:46)
  • み〜写真を撮りながらプラプラしたかったのですが、ほとんど思うように撮れず…。
    今度は有給休暇でも取って行こうと思います。
    鎌倉の寺院など撮るのは結構好きです。
    (2006-05-09 01:05:42)

しばらくボッ〜っとさせて下さい...

…っていうか、手足が痛くてピアノ弾けません。 ペダル踏むのが辛いってどーいうことよ? (普通に歩いたりは問題ないんですけど…)

【このトピックへのコメント】
  • tomoみ〜さん、散策しすぎました?(ふふふ)
    またすぐ夢が見られますね(^^)。
    (2006-05-07 23:13:52)
  • み〜人が多過ぎて自分のペースで歩けなかったのは辛かったですね。
    それ以前に、いつまでも若くないってことですか(苦笑)。
    (2006-05-09 01:07:21)
Dallas: Complete Fifth Season (5pc)

海の向こうでは5th seasonのDVDが発売が予定されている一方で、日本ではやっと最終回目前。 そして、しつこく特番の放映。 内容は、前回の特番での各シーズン・ダイジェストを使い回しという、悪く言えば手抜き版。 おまけに最終シーズン・ダイジェストはしっかりネタバレになっているじゃないか〜!! これから見るファンの方はご注意あれ。

特番の性質上、吹き替えを担当された声優さんたちが「これで最後なんて残念」と口を揃えておっしゃる。 だ〜か〜ら〜、その後編の TVムービーもぜひ吹き替えで放映してくれればいいのに。 以前スター・チャンネルで放映したときは、確か字幕だったような…。

豆知識編でスピン・オフ・ドラマに触れたのはマニアック。 それ以外にもそんなのコアなファンしか興味ないかも?なマニアック・ネタをまとめていたのはなかなか面白かった。

撮りたいものがあるからカメラ…ではなく、写真クラブに入ってしまったからカメラ→何か撮らなければいけない、の順番で私は写真の世界に入った。 そのせいか「ある目的のものを撮る」というより「シャッターを押す」という行為が好きなのかもしれない。 過去に「写真なんか撮っていないで自分の目に焼き付ければいい」と言われた事がある。 しかし、写真に写るものは自分の目を通して見たものだけではないのだ。 だから私は写真を撮ることに固執するのかもしれない。 写真は正直だ。 恐ろしいことに、写真には撮っている時の自分の気持ちまで写る。 楽しければ楽しいほど写真を撮りたくなることがある。 写真を撮る=楽しい気持ちの記録だ。 逆にほんの些細なことでローになってしまった自分の気持ちまでが写真に表れていて後から驚愕することがある。 撮っていなければ、おそらく記憶に刻み込まれることもなく忘れ去ってしまったような些細な心境の変化まで、写真は記録する

記念的な意味合いで撮る写真もあるかもしれない。 が、その時その時の楽しい気持ちや素直な感動など何か感じた気持ちを残したいから私は写真を撮り続けるのだろう。 だから何かを感じたとき、特にプラスの感情の時、写真を撮りたいと思う。

写真を撮ったり、後からトリミングするときに心がけていることが一つある。 写っているものが全てではないということ。 フレームアウトしていたり、カゲになってしまっていたり、絵として写っていないものも感じられるような写真にしたい。 構図の撮り方として黄金分割法という王道があるのだが、さっぱりマスターできない(苦笑)。 かなり感覚に頼っているのだが、そもそも感情的に写真を撮っているからそんなものか…。

やたら展開が早い。 …というか J.R. 間抜け過ぎでらしくない。 ミシェルにユーイング石油の売却を迫るあたりは“らしい”のだが、その後、ウエストスターの会長の座が舞い込んでくる話にあっさりのってしまうなんて、あまりにも軽率で“らしくない”のではないか?

良い人ぽっかったクリフも、ユーイング石油の所有の為にミシェルを半ばだまして結婚してしまうなんて、悪い人に逆戻り。 というか今まで良い人ぽっかった方がおかしかったのだ。 やっぱりクリフはクリフ。 しかし元弁護士のはずなのに、何かと頼りないなぁ…。 まぁそこもクリフなんだが。

スライの変り身の早さも凄い。 2ヶ月前に知り合って「着いていきます…」って若い小娘ではないんだから…と思ってしまう。 まぁ J.R.にフラレタという見方も出来なくはないのでそれもありか…。 そのスライと仲良しのフィリス。 こうもきっぱりとJ.R.の下で働くことを拒否するとはねぇ…。 爽快すぎる。 当然といえば当然だが、「J.R.さんは良い人」と主張するスライとどう話を合わせていたのか…謎(笑)。

この期に及んでダスティが出てくるなんて、なかなか凄いダラスならではの人間模様。 結局、マッケィってやり手キャラだったのか…。 呑んだ暮れ親父系の方が似合っていたような気がするが。 このゴタゴタがすべて一回のエピソードに詰まっているところでアップアップ。 しかし、これくらい展開が早くないと J.R. があそこまで急激に落胆はしないか…。 おそらく、今まで何度も這い上がってきたJ.R.に二度と這い上がれないくらい落ち込んでもらうのがストーリーの結末としての落としどころなのだろう。

後の2回はおまけ的大サービスエピソードのはず。 展開としてのストーリーは終っている。 おまけを存分に楽しんで視聴者が納得すれば良し、という感じのエンディングなのだろう。 最終回らしい最終回になっているらしいが、続行か打ち切りか決まらないままシーズンエンドを迎えてしまうアメリカ・ドラマが実は多いらしい。 きちんと終止符をうってシリーズ終了になったのはドラマにとって、いや視聴者にとって、幸いの一つか…。 なつかしのキャラ総集編、楽しみである。

TVムービーがあるんだからJ.R.は何度でも這い上がるのだ。やっぱりそこまで見なくちゃ←しつこい?

ER V - 5th season DVD

スーパーチャンネルでERの第5シーズンが始まった。 医学生ルーシーが出てきて彼女の視点で進んで行く感じ。 第1シーズンのカーターの役割に近いか? 人間関係などぐちゃぐちゃだった第4シーズンから、ここで一回仕切り直しで再出発、といった印象を受けた。 キャストの人気が出てくるとどうしてもストーリー重視からキャラ重視になってしまう。 それをもう一度ストーリーを見直してみようか、という仕切り直しは好印象。 アンナ・デル・アミコがいなくなってしまったのはちょっと淋しいかな。 しかし、今後どんな展開になりますことやら。

実はNHKの放映はほとんど見ていないのだ…。 だってNHKの放映ペースってすぐ不規則になるので付いて行くのが大変。

ところで「ダラス」の“クリフ”が患者役で出てましたねぇ〜。 …というか“クリフ”役の役者さんを他のドラマで見たのは初めてかも。

外出時の服装…なんとなく、山手線の内側(沿線は含む)モードと外側モードがある。 山手線の外側でも、横浜は内側モード。 でも大宮は外側モードなのだ(笑)。

差別しているつもりはありません。ただなんとなく。さて、町田はどっちだったっけ?もう忘れた…

暑くも寒くもない季節…、休みの日の朝(もう朝じゃないよ!)、のんびりと目を覚ます。 ノートパソコンを持って、布団に逆戻り。 布団から肩を出していても寒くない。 枕をクッション替わりに、そしてパソコンを広げて、メールを読んだり書いたりネットしたり。 無線LANに感謝!(笑)