チェンマイ空港でY氏と合流して、とりあえずチェンライ行きのバスに乗ってみた。たいした距離ではないわりに、山を越えないといけないし、しかも途中の道路が工事中だったりして4時間ぐらいかかる。日帰りツアーもあるようだけど大変じゃないか?
これまた紛らわしいことにチェンマイとチェンライは別の町である。
チェンライはタイの北の果ての町で、これより北にでかい町はない。街中にはラオスに行く案内をしている旅行会社がいくつもあるし、以前はビルマ行きなんかもあったのかも。今はこのへんのビルマ国境は外国人には使えないのだけど。
というかチェンライの町自体にはそんなに観光名所はないので、観光客的には、国境を越えなくてもタイ北部辺境に行く拠点みたいなポジションの町だ。
で例によって特によそへ行かず、町を散歩した。
なんかとにかくすごく青い寺があるというので歩いて行ってみたら、道中わりと日が出てきて、暑くて大変だった。
きっさ店で休憩しようと思ったところ、思ったよりエアコンつきの店がない。やはりこれは地方都市だからだろうか。最終的にみつけた店は学校が集まる通りにあり、どんどん制服の学生が入ってくるし、なんなら裏口は学校に直結していた。中高年の観光客が来るような店ではなかったか。
そのわりに日が暮れるとものすごい大雨になり、しばらく夕食に出ることもできないほどであった。実は今回の旅行中タイは雨季なので、天気はわりと心配していたのだが、土砂降りで行動が制限されるほどというのはこのときだけだった。
なにしろかなりの豪雨なので、多少弱まってきても道が水びたしで大変だった。泊まったところの周囲は空き地だとかバナナ畑だとかだったのだが、雨が降るとカエルの声がものすごい。
なお青い寺はそんなに特筆すべきことはない。それより、その寺の近くにあったカオソーイの店がおもしろかった。
「カオソーイ」というのは北タイでよく出てくる料理で、多くの場合カレースープに二種類の麺が入った料理を指すようだ。しかし、この店では、全然違う担々麺みたいなスープだったり、ワンタンみたいなの(中国で言うところの腸粉みたい。もはや麺料理ですらない)を味噌タレにつける料理だったりして、カオソーイの定義がさっぱりわからない。しかも、どれも凝った味でおいしいことはおいしいのだ。
どうでもいいが泊まったホテルに猫がやたらにいっぱいいた。名前が「パン粉」とか「しょうゆ」とかだったけど、タイ人的にはかわいい名前なのか? パン粉ちゃんは確かにパン粉みたいな色だった。