海月玲二
2020-07-08(水)

無題

なんか最近急にraspberry piの音が出なくなり,しばらくあちこち情報を探しまわるはめになった.

どうやら5月のアップデートでサウンドシステムに変更が入り,HDMI音声出力とヘッドホンジャックがちゃんとalsa的に別のデバイスとして認識されるようになったせいらしい.まあ,そっちのほうがraspi-specificな対応をしなくてよくなるので,わかってみればもっともな話ではある.でも,これまでのソフトでそういう対応をしていた場合,ちゃんと「普通の」出力に直してもらわないと動かないわけだな.

最近の話なので,調べてもけっこう関係ない話がひっかかって往生した.まさかひとつき前かそこらの話だったとは.なぜかomxplayerだけはちゃんと音が出たので,「ハードウェア的な問題ではないはずだ」と確信できたからまだ調べる気力が続いたけど,そうでなかったらあきらめてたかもしれん.どういうことなのかわかってみれば,いろいろ書いてる人もいることに気づくんだけどね.RetroPieの掲示板とかには,わざわざstickyなスレッドまであって注意喚起されていた.

2020-06-18(木)

無題

キーボードを変えてから2週間ほど経った.だいぶ慣れてきて,なかなか具合がいい.なにしろ40%キーボードなので,場所をとらないのに加え,手首をほとんど動かさなくてすむ.あと想定外だったよい点としては,埃が溜まりにくいことだ.このキーボードは(前のエントリの写真でもわかるとおり)外枠がないので,キーの隙間に落ちた埃が外に出てくるのだ.すみっこが存在しなければ埃が溜まらない理屈だ.

ちょっとだけ気になった点としては,最下段真ん中の二つのキーは,できれば2uサイズの1つのキーだったらよかったと思う.どうせ両方ともShift+Spaceとして使っているので.まあ別に左右の手でそれぞれを打てばいいんだけど.

キーマップ的には,Enterの位置にまだちょっと悩んでいる.最初,(あまり使わないので)Altキーを単独押しでEnterにしていたのだが,Altキーの位置的にちょっと誤爆しやすくてやめた.俺がEnterを押すというのはコマンドを入力するときが多いので,誤爆するとわりと被害が大きめである.結局,右下の誤爆しにくいキーをEnter専用にしてみている.

そうすると「/?」の行き場がないので,現在左下にとりあえず入れてある.このキーが左下にあるのはかなり違和感があるな.でも(?はともかく)/はコマンド入力時にわりと使うので,専用のキーとしてはほしい感じ.

逆に,40%キーの特徴である,数字行がないのはすぐ慣れた.どうせ俺はそんなに数字打たないのでレイヤーキー同時押しで別に問題ない.むしろ記号や数字が物理的には近くなったので楽な気がする.

2020-06-03(水)

無題

というわけで自作キーボードだ.Setta21と同じひとが作っている,Naked48LEDというキットを組みたててみた.

俺のPCスペースは狭いので,コンパクトなキーボードがほしかったのである.ただこの手の40%キーボードはふつうの市販品もないことはないので,せっかく自作キーボードに手を出すのだから市販品にはない直交配列を試してみることにした.あとこのキットを選んだ理由としては,「自作キーボードはどうも左右分離型が多くて,一体型はそもそも選択肢がせまい」というのがわりと大きい.できれば持ち運び用にも使えたらいいなと思い,薄型スイッチで一体型を探してみたら,片手で数えられるぐらいしか見当たらなかったのだ.

それからやっぱり自作キット系は,ファームウェアで機能を好きにいじれるのがグッドだと思う.ついに「もともとdvorak配列」というキーボードを手に入れることができたのだ.dvorakを使い始めて10年近く経ってるな.OSがわでキーマップをいじる必要がないので,スマートフォンにつないだときなんかもそのまま使えてよい.そういや,最近「親指シフトキーボードがついに生産中止」というニュースを見たけど,自作すればなんとでもなりそうだ.……調べてみたら実際そういうの作ってる人もいるようだな.

ところでLEDには予想通り苦労させられた.まず 物理的に半田付けがたいへんなので,何個か失敗してやりなおしだ.しばらく失敗したことに気付かず,「なんかファームウェアをどう書いてもLEDの色とか光りかたがおかしいな〜」と悩んだパターンまであった.

さらにファームウェアの設定もなんだかよくわからない.LEDを制御する
APIが"RGB LIGHT"系と"RGB MATRIX"系とふたつあり,どっちを使うべきなのかわからない.どうも「本来LEDは一次元的に通し番号で指定するのだが,MATRIX系のAPIを使うと縦横の位置で指定できる」ということのようだが,この認識で正しいんだろうか.

よくわからないが,とりあえず「MATRIX系のほうにはレイヤー変更に応じて光らせるような機能がなさそう」という理由でLIGHT系を使っている.まあこのLIGHT系のほうにある機能も,なんか「事前に決めておいたLEDを決めておいた色にまとめて光らせる」みたいなのを自前で発動する感じなので,いうほど便利ではないかもしれない.最初はもっと便利に使えるのかと思ってたので,無駄に悩んでしまった.しょせんC言語にそんなインテリジェントな仕組みなど求めるほうがアレか.


2020-05-31(日)

無題

qmk firmwareをあれこれ試してみている.複雑なソフトなので,「このキーを押すとこの字が出る」以上のこともできるわけだが,それなりに謎が出てくることも多い.

いわゆるMod-TapとかLayer-Tapとか言うのか,「長押しするとモディファイヤキーやレイヤー変更になり,普通に打つと違うキーになる」という機能がある.だが,普通は実際にやりたいのは「押す長さで機能を変える」のではなく「何かとの同時押しか,そうでないかで機能を変える」ということなのだ.SandSとかそういうやつだ.

ちゃんとそのためのオプションがあって,RETRO_TAPPINGを#defineすると「長押し検知時間にかかわらず,同時押しでなければ単独押しキーが発動する」となり,PERMISSIVE_HOLDを#defineすると「長押し検知時間にかかわらず,他キーと同時押しなら同時押しとして働く」となる……はずなのだ.うまく動かないんだけど.どうもPERMISSIVE_HOLDはキーを離す順序が関係あるせいのようだ.でもRETRO_TAPPINGがうまく動かない理由はよくわからない.あまりにも押してる時間が長すぎる場合は駄目なんだろうか?

まあ結局これらはキーを押す長さで判断する機能ベースだからなのだ.たぶん.あきらめてここのページを参考に,static変数を導入して自前で判定することにしたら,俺が希望するような動作になった.よかったよかった.「同時押しだとシフトで単独だとスペース」みたいなキーコードを組み合わせごとにいちいち作る感じになって,なんか無駄が多いような気もするが,別に大量に作るわけでもないからいいか.

あとキリル文字を直接入力するのはちょっと難しそうだ.要するにunicodeを直接入力する方法が統一されていないかららしい.linuxだとibusを使ってれば可能性があるらしいが,そのためだけに変えるのもめんどくさい.

2020-05-29(金)

無題

授業のための動画を撮って,あとで編集したり確認したりしていると,当然「録音された自分の声はなんか違う気がする」問題が発生するわけだが,人間の脳とはすごいもので,しばらく聞いてるうちに全然気にならなくなった.というかそこまで自分の動画を見るはめになるとは全然思ってなかったね.

ところで,動画を撮るときは,もちろん一発で全部撮るわけではない.いくつかのカットに分けて撮ったり,あとから変なところを部分的に撮りなおしたりする.そういうわけなので,同じ服を用意したりするのが微妙に大変だ.いっそいつもスーツだったら楽そうだが,ふだん俺はスーツなんか着ないので,じっさいはよけいに大変になる.

今日は近所の1000円カットがやっと復活したので,ひさしぶりに髪を切ってもらって来たのだが,これまたタイミングの調整がめんどうだった.撮影がきりのいいところで行かないと,「説明してる途中で突然髪が短くなる人」みたいな感じの動画ができてしまう.もうめんどくさいなあ.みんなこういう問題はどうしてるんだろう?

あと動画を編集するとき,最終的に書き出す(というかエンコードする)ときの処理がけっこう重い.CPU温度が85度とかになってちょっと心配になってきたので,しょうがないからもう少しマシなCPUクーラーを買ってしまった.6千円もしたけど,ちゃんと10度以上下がって一安心.

マシンパワー自体は,たまたま去年A300とRyzen 2400Gを買っていたので,そこまで問題にはならなかった.ディスク容量についても,たまたま今年のはじめに簡単なNASとディスクを買っていたので十分だ.しかしこれは本当にたまたまで,マシン買い替えのコストや環境再設定の手間の負担を余儀なくされてる人もけっこういそうである.

2020-05-20(水)

無題

自作キーボードという趣味がちょっと前から気になっていたので,試してみることにした.

「自作」と言っても,「キットを組み立てる」というレベルだ.まあガレージキットみたいなもんだ.いきなり設計とかできるわけないしな.そもそもそれ以前に,キットを組み立てるのすら正直自信がないので,今回はまず簡単そうなテンキー型のキットを頼んでみた.サリチル酸という人が配布しているSetta21なるキットである.

というかいろいろ調べてる間は,「表面実装ダイオードを手ではんだ付け」とか見てこの界隈の正気を疑っていたのだが,実際やってみると,思ったよりなんとかなってびっくりした.LEDも特に失敗なくふつうに動いてしまった.温度調整はんだごてをわざわざ買ったかいがあったというものだ.40過ぎてもまだまだ意外に工作とか楽しめるんだな.ハズキルーペ的な奴はほしくなるけど.

今回ちょっとやらかしてしまった点としては,「microUSBコネクタを補強するときにエポキシ接着剤を盛りすぎて,あやうくヘッダがちゃんと入らないところだった」とか「ネジ止めするとき適当にやったら1本少しナメてしまった」あたりかな.次は本命のキーボードにトライしてみるつもりなので,そのへん気をつけよう.

あとファームウェアを書きこむときに,てきとうにググったら出てきたdfu-programmerというコマンドを使ったら,うんともすんとも言わないので少し焦った.どうも,使ってるマイコンによって別の書きこみソフトを使わないといかんらしいな.このキットが指定しているPro Microの場合,avrdudeとかいうやつなら問題なく動くようだった.

自作キーボード界のデファクトスタンダードらしいqmk firmwareとかいうやつ,なかなか機能豊富だし,カスタマイズするのも楽なのでおもしろい.もしかすると「キリル文字を直接入力するレイヤー」とか作れるんじゃないか?

2020-04-27(月)

無題

いわゆる遠隔授業も2回ほどやってみて,いちおう格好はついているような感じの今日このごろである.人数が多い(100人とか150人とか)ので,基本的には一方的な動画配信だ.

もともと,俺が動画を撮ることなど一生なかろうと思っていたので,動画の撮り方とか編集方法だとかを全く知らず,イチから調べるはめになった.結局,俺の環境では,リビングのテーブルにRX0を簡易三脚(ネジをつけたペットボトル)で立てて撮り,ShotCutで編集するのが一番楽なようだ.

非常にしょうもない些細なことでいちいちひっかかるので,どうにも大変だった.ホワイトボードをどの角度で持つと天井の蛍光灯が反射してウザいかとか,どの位置で坐るとちょうどいいサイズに見えるかとか,ほんとうにそういうしょうもないことである.技術的にも,googleドライブの動画配信とか学内の授業支援システムとかがどういう仕様なのかよくわからなくて,いろいろ試行錯誤するはめになった.

まあ,試行錯誤といってもある程度である.そもそも普通の授業と同等のクオリティを再現することなどできはしないので,できる範囲でいいと思う.学生みんなの環境に配慮する,というのも場合によっては無理だろう.

もちろん,別に俺は限界まで働いてるわけではないので,本当に一生懸命調べればもっと最適な方法はわかるかもしれないし,いろいろ工夫すればもう少し確実性のある成績判定は可能かもしれない.でも,正直そこまで俺たちは金を貰ってないので,やる気はない.今でも普段よりかなりめんどうなのに,給料は一緒なわけだし.

だいたいな,授業支援用の学内ネットワークというのはな,普通の授業が成立していることが前提のシステムなんだよ.それを使って全部の授業をやれという時点で普通には無理なんだよ.

でもアレだな,文科省的には今期の単位もふだんと同じ価値があることにするのかな.だとすると,来年度からも今期に作った動画を流すだけでもいい,ということにならないのかな.その場合,作った動画の著作権とか上映する権利とかは誰に帰属することになるのかな.契約書には,授業で作成した動画の著作権を譲渡するような文言はなかったような気がするけど.