海月玲二
2021-04-13(火)

無題

文科省のあほどもや大学を運営している連中が知っておかねばならないのは,「オンライン授業と対面授業を平行して実施するというのは,全面的にオンライン授業にするよりさらに難しく,無理な場合も多々ある」という事実だ.

教室にカメラマイク付きPCさえ置けば,そこにいるのと同様に授業が受けられるはずだというなら平行して実施も問題ないと思うが,俺は寡聞にしてそのような超高度なPCが存在しているという話は聞いたことがない.オンライン授業はオンラインでの準備と対応が必要であり,それは教室向きの準備とは別の作業である.

気軽に「同じ内容を半分ずつ対面とオンラインでやれ」だの「基本は対面授業だが要望があった場合はオンラインで受けられるようにしろ」だの言い出すやつは基本的にあほであり,実施方針を左右できるような地位にいるべきではない.

もちろん「どうしても疾患等の事情で通学できない学生にも学修の機会は与えられるべきだ」という意見は,福祉国家としては正しい.しかし,福祉国家を実現するためにはコストがかかる.予算なり人員なりを増強せずに,現場でがんばってなんとかしろかと言うのはブラック企業の発想である.

まあ,学校について言うならばブラックなのは国民なのかもしれない.みんな教育に多額の税金が投入されるの嫌いだからな.

2021-03-13(土)

無題

最近は試しに,日常的に写真を撮るときにRX0のRAWで撮ってみている.つまり携帯電話のカメラで撮るような場面の話だ.

darktableがだいぶ使いやすくなって,普通のどうでもいい写真をちょこちょこ現像してもさほど大変ではなくなった.というかpixls.usのひとたちが上げてる動画とか見てると,一枚一分かからず処理したりしててびっくりする.

というわけで,日常的な写真でもRX0のレンズとかRAW現像の暗部復活能力とかの恩恵を受けられてよかったねという話なのだが,画像転送方法の問題が残った.つまり,携帯電話でなんでも完結させるスタイルと違い,撮影した画像をなんとかしてPCに転送する必要があり,これがメンド臭い.あとカードやケーブルをいちいち抜き差ししてると,その耐久性的にもどうも気になる.旅行写真だけ現像してたときは,年数回しか転送しなかったので気にならなかったけど,普通の写真も現像するとなると,もっと頻繁に転送したい.

そこで,wifi転送を使ってみることにした.sonyのカメラは,本来MTPプロトコルを使ってwifi経由で転送できるはずなのだ(canonとかnikonとかのでもできるらしい).ただ,基本的にはwindows用の何とかいうソフトを使う必要がある.

日常的にはlinuxしか使っていないので,airmtpなるソフトを使ってみたところ,RX0でも問題なく動いてくれた.これはわざわざGUIを出さなくてもコマンドラインでも使えるので,そういう意味でも便利だ.めでたしめでたし.

なお,これを使うには一回だけどうしてもsonyのwindows用ソフトから接続する必要がある.俺が理解した限りでは,どうもsonyのカメラは何とかいうID的なものが設定されてないとwifi転送が機能せず,これを設定するためのやりとりは非標準的で情報が開示されてないパケットになっているらしい.しょうがないのでそこだけsonyのソフトで処理すれば,あとは別に問題なく動作する.linuxからこの設定をする方法も開発されているようだが,RX0では残念ながらこっちはちゃんと動作しなかった.原因はよくわからない.

darktableに最近追加されたcolor calibrationとかいうモジュールであるが,こいつの説明を例によってAurélien Pierre氏が書いてたので,日本語にしてみた.これまた例によって画像は入ってないので,原文で見てね.

まあアレだ,俺はカラーチャートなどというものは持ってないので,紹介されてる新機能がリリース版に来たとしてもあんまり関係ないか.読んでから思ったけど.というか写真の色が少々変でも,もともとそんなに気にしてないかもしれない.カラーグレーディングしようとか考えたこともない.形がちゃんと写ってないとか,なんかピントが合ってないとか,つぶれてる部分があるとかは,それなりに気になるのにな.色彩感覚低い.

ところでこのdarktable日本語訳シリーズは誰か興味持ってるんだろうか.いやもともとは俺が読みたくて結果として日本語版ができてるだけだから,誰も読んでなくてもできるんだけど,公開する必要があるかは微妙である.べつに読みやすい体裁に直す予定はないし.

2021-02-28(日)

無題

darktable日本語マニュアルにちょこちょこモジュールの説明をつけ足してみた.いちおう最低限使うのに必要なぐらいは日本語版の文章がたまってきた気がする.しかしいかにも読みづらいので,できれば画像も入ったpdfにしたほうがいいんだろうけどなあ.日本語がない部分は英語のままにした感じのやつ.まあめんどくさいのでやらないと思う.

というかアレだ,旅行行かないと書くことないなこの日記.せめて猫写真のページに写真を追加してみたりした.スースで撮った写真がかなり多いので,ある時点からずっとキャプションが同じになってしまってなんか変なかんじ.

だんだんペースが遅くなってきているが,darktableマニュアル日本語版を更新.今回はマスク関係の章.

例によって,思ったよりいろんな機能があったことをはじめて知った.なんか境界に自動的に合わせてくれる機能とかけっこうすごい感じだけど,そもそも俺は単独の被写体が重要な写真とかあんまり撮らないな.猫とか撮ったときは使えるだろうか.輪郭がもさもさだから難しいかな.

でもまあパラメトリックマスクなら,「赤さだけ下げる」とか「暗いとこだけ明るく」みたいな操作をする手段のひとつとして,俺でも使えるかもしれない.よう知らんけど.

2021-01-31(日)

無題

最近,ちょっと興味があって,Youtubeで開催されていた統計学関係の勉強会みたいなやつを見てみた.

板書やスライドを使って話をするとか,聞いてる人からの質問を受けて話をしたりするとか,大学関係でやってるようないわゆる「勉強会」的な雰囲気はオンラインでもだいたい再現できていて感心した.やはり「参加者が興味を持っていて積極的に参加している」という条件なら,オンラインでも既存の技術を組み合わせてなんとかなるようだ.今回見たやつでは,話す人がVtuber的技術にも精通しているおかげで,物理的にやるよりむしろ便利な面すらあった.

それはいいんだけど,これさ,もしかすると,もっと技術的敷居が下がれば「勉強会とか講演会とか学会とか,情報交換や議論が目的の会を物理的に開催する必要はない」ということだよな.いずれ「学会参加の旅費なんか出さなくていい」とか「研究会に参加するぐらいで一日勤務先を空けるな」とかいう話になったりしないだろうか.「新幹線が開通したので,東京〜大阪の出張で宿泊が認められなくなった」という話の延長なのかもしんないけど.

いや,俺自身は,もうその手の会には関係ない人種なので関係ないことだけども.大学の「授業」については,そういう話ではないしオンラインで完全に代替することは不可能なのだ.

darktableマニュアルは,なんかmarkdownで書いたのを変換してpdfとかwebページにしたりする仕組のようだ.せっかくだから訳したぶんだけでもpdfにしてみようかと思ってちょっと説明を読んでみたけど,なんかweb関係のシステムをかなりあれこれと入れないと動かないことがわかった.うーんめんどくさい.

まあパッケージシステムに任せるだけではあるが,滅多に使わないパッケージが大量に入るのは管理しにくくてやだなあ.

翻訳のほうは,utility module関係も少し増やしてみた.こまごました機能もちゃんと説明を読んでみると意外に気付いてないことがあるもので,クリッピング警告の下閾値はsRGB想定の場合もっと下げていいとか知らんかった.どうも,普通に見わけられる暗さなのにアンダークリップ警告が出るなあと思ってはいたのだ.印刷しても大丈夫な想定のデフォルト値なんだろうか.

あと大物としてはマスク関係とかカラーマネジメント関係とかちゃんと読んでおきたい.