本日、息子の中学受験のすべての結果が出揃った。第一志望は玉砕。本人曰く、他の科目は出来たが算数を失敗したそうで、不合格も認めざるを得ないとの事。こりゃ私の都立高校受験の時の失敗と同じだな、DNAはウソつかないなと妙に納得した。

お試し受験の学校と答案に自信のあったと言っていた学校もあえなく失敗。今年はいつになく高レベルの受験生が殺到したせいだと思われる。これで通算2勝3敗となった。

受験校すべてを失敗する「全落ち」も珍しくないこのご時世で、死ぬほどの努力もせず、それゆえ心身共に不調を訴える事も全く無く、2つの合格をゲット出来た事を幸せに感じたい。また、そのどれもが決して自由奔放過ぎるのではなく、躾と勉強の指導が最低限キッチリしている学校だというのもラッキーであった。長い目で見てもどちらの学校に行ってもいいだろうと思う。

カミさんからの電話によると、息子は函館行きを選択したようだ。今後6年に及ぶ大自然と寮生活で、都会の学校よりもはるかに心が鍛えられるに違いない。思えば、そんな環境が人生のこんな所で待っているのは、息子にとってとても幸せな事なのかもしれない。

結局、私がひそかに狙っていた学校へ行く事になった。私の願いもまた叶ったのである。

ふふふのふ

やっと一昨日の夕方に新組織への異動内示があった。我々以外の、地方から東京へ異動しなくてはならない人が、応じるか辞めるかの決断に時間がかかったためにここまで内示が遅れたようだ。それにしても異動半月前というのはなぁ・・・。

ほぼ狙った部署への異動だった事がわかってひと安心。製品を治療領域で2つに分け、その担当製品の研修を構築、実施する部署である。現在の担当製品も含む部署ではあったが、これから勉強しなければならない製品も多々あり、やっぱり簡単に楽はさせてもらえないようだ。

今回の内示でもその結果の受け止め方には悲喜こもごもだ。大きく分けて研修部署と問い合わせ対応部署とに別れるのだが、その両方を日常業務としていた我々は、どちらが今後もやり続けたい業務かはあらかたはっきりしている。はっきり言って問い合わせ対応の電話番を好む者は極めて少数である。

だが、全員が希望通りとはならない。振り分け案を提出する側、それを承諾する側の思惑もある。希望と異なる部署への配属を内示された者の表情は暗い。でも、良くも悪くもその配属を上司に判断させたのは誰でもない今までの自分なのだし、そもそもこの新組織がいつまで続くかもわからないのだ。単純にクサる事はない。

週明けにでも正式な公示が出されるようで、そうなると新組織とそのメンバーの全貌が明らかになるだろう。私の場合は、昨年10月に現部署に異動してわずか5ヶ月後の出戻りとなる。これじゃ何のための異動だったのか。とはいえ、また人生何度目かの新規スタートラインにつくのである。