出雲眞知子
環和我話 2003-12-23 00:25「一番大事なこと」へのコメント:

梅矢さん、コメントありがとうございました。

彼にとっては、卒業が1年遅れることで、自分はみんなと違う、という気持ちが強いのでしょうね。わたしから見れば、1年前後するくらいどうってことない、と思うわけですが。

まあ、彼は彼なりに考えているだろうと思います。

それに、わたしは4月からの10ヶ月程度のつきあいですが、ゼミのメンバーは2年半の仲間でもあるので、事情を話して連絡をとってもらっています。彼らがきっとうまくやってくれるでしょう。
ちょうど1年前、職場で発生したピンチを切り抜けるために、わたしは自分にできるだけのことをした。驚いたことに、それができるのはわたしだけだったのだ。それまでわたしを軽視してきた人々はほとんど何の力も持っておらず、わたしに頼るしかなかったのである。

結果、その人々のわたしに対する態度は一変した。1年前と今とでは、職場でのわたしの実質的なポジションは全然違う。わたしは言うべきことを言い、それがかなりの程度具体的に形になるようになった。

そんな1年間を経て、今年はやりたいこと、やるべきことが、できるようになったと思う。大変な1年間だったが、無駄ではなかった。

だから、今年は是非ともいい年にしたい。いい年にならなければ嘘だと思う。
めいっぱい遊んできたのはいいのだが、風邪を引いてしまった。喉が痛い。げほげほ。

だから、年のはじめにかっこよく抱負なんていうのは書かない方がいいのだろう。

ああそうだ、伊豆のシャボテン公園の近くにある、アンモナイト博物館がよかった。

いったいどうやって飯食ってるんだろう、と思うような館長が(どうやらわたしと同年輩、若い頃からの念願かなって博物館を作ったらしい)、嬉々として化石の掘り方を説明してくれます。
【このトピックへのコメント】
  • 環和我話「Re:反省」確かに、パラダイスかも。アンモナイト博物館の情報はここにあります。ちなみに、このアンモナイト博物館の向かい側にある、宇宙美術館の方は、2,3年前に行ったのですが、もっとパラダイス度が高いという印象でした。どちら...(2004-01-06 23:30:19)
年賀状をちゃんと出しただけでなく、今夜は、今までに届いた賀状をもとに、せっせと住所録の整理をした。ここ数年間絶対ありえなかったほどの自分のまめさに驚く。

そろそろ作業を打ち止めにして、来年出す(ことになると思われる)住所のリストをファイルにしたら、もう、今すぐにも来年の分の年賀状の宛名印刷ができるさ。すごっ!

あちこち日記を読んでいたら、年賀状印刷の作業が妻の役割になっている(しかも、ため息まじり)という家庭がけっこう多いらしい。

うちも、まず住所録を電子化したところでそれがわたしの仕事になり、次にデジカメ写真を使って賀状そのものをワープロソフトで作り始めたのもわたしだ。

つまり気がついたら、表も裏もわたしがやることになっていた。だから、去年のようにわたしがストライキに入ると、我が家は年賀状を出せなくなる(子供たちの分だけは作ったけどね)。やっぱりこういう家庭内の仕事の偏在というのは、よくないなあ。

この際だから、整理したファイルを分割して、そっちの仕事や友人関係はそっちでやって、と言ってしまおうかなあ。でも、仕事でも友人でもけっこうだぶりがあるから、分けるとかえってややこしくなるだけかも。
元気だ。不思議なほど。

風邪も尻尾を巻いて退散したらしく、多少咳が出る程度で、咽の痛みはすっかりなくなった。

これほどのハイテンションがそう長続きはするまいとは思うけれど、適度なレベルで持ち堪えて維持したい。

そうしなければ、失った膨大な時間は挽回できない。
朝のテレビで、新手の詐欺の話をやっていた。

20歳そこそこの若い人をねらって、数回普通にデートしていい雰囲気になったところで、高額の商品を買わせてしまう、というもの。

まあひどい話だが、それを見ていた夫が、職場に保険のおばちゃんが何度も来て、ついつい世間話をしているうちに仲良くなって契約しちゃう、というのと似てなくもないなあ、と言うのを聞いて、それもそうかも、と思う。

そこから話は、かつての職場に出入りしていた保険の外交員さんの話になり、夫もわたしも知っている人なので、あの人は契約を取るのがうまかったなあ、と思い出す。

でも、バブルの終わり頃、5千万とか1億とかいう保険に変えないか、と言ってきたときには、さすがにそれはないでしょう、と断ったことなども。まあ会社が立てたプランなんだろうけど、夫が死んだ後、妻がまともに働かずして生活費を全部保険でまかなおうという金勘定で保険を勧めるやり方に、さすがにわたしも腹が立ったことを覚えている。

その後まもなくバブルははじけ、すでにこちらが職場を移っていたこともあって、その外交員さんとも会うことがなくなった。わりと年配の、それこそ親しみを込めて「おばちゃん」と呼びたくなるような人だったので、ちょうど定年くらいだったかもしれない。

そんな話の流れで、しばらく夫とうちの保険の話などをしていたら、突然娘から、「もし死んだら何円、なんてこと、平気で言わないでよ。」とぴしゃりと言われてしまった。ごもっとも。
ぬるり思考 2004-01-09 10:24「Re:32才は中年女性?」へのコメント:

どうこじつけようにも逃げ場のない、正真正銘の中年のわたしからみると、この話題でショックを受けたり盛りあがったりできるのは、30代の特権だよなあ、と羨ましく思いますよ(笑)。
【このトピックへのコメント】
  • ぬるり思考「Re:Re:Re:32才は中年女性?」確かに20代だったら問題なく若者だし、40代になるとさすがに中年確定だろうなぁと思うので、この中途半端さは30代の特権なのかもしれないですね。だから30代って結構面白いのかもなぁ。若々しい人と、中年...(2004-01-09 13:18:29)
ぬるり思考 2004-01-09 13:18「Re:Re:Re:32才は中年女性?」へのコメント:

ちょっとだけ足掻いてみますが(笑)、40代も、なってみるとわりと良いもんです。

たぶん、年齢が上がれば上がるほど、時間展望が持ちやすくなるので、無駄を減らして、自分に可能な選択肢を上手に選ぼうとするようになるからなんじゃないか、と近頃思っています。

以前、誕生祝いに雪見さんからいただたコメントに、「楽しく坂をころげていきましょう」というのがあったんですが、それはそれですごく納得したんだけど、そのとき実は、「いや、わたしはまだもうちょっとだけ登るぞ!」なんてことも思いました。まだまだこれからさ、という感じでしょうか。

もちろんその一方で、40代というのは、先が見えてくるというか、やり直しがきかないと思うことも増えるし、自分の人生を投げ出したくなるような、そんな危険もあるとは思いますけどね。
【このトピックへのコメント】
  • 雪見坂を転げ落ちるようだと感じるのは主に肉体的なことですけど。でも、同じ年齢でも感じることは人によって違うだろうし、わたしは精神的にも下り坂です(とほほ)。眞知子さんの最近の日記を拝見するととても充実してて「当分上り坂もオッケー!」と感じますよ。いいなぁと思います。 でも、まぁ、わたしはいつも思うんだけど、下ることは自然なことでもあるし、上りが良くて下りが悪いというもんでもない。要は上り方、下り方なんだと。負け惜しみっぽいけど(笑)。 それと 「中年」というものに自分がなってしまってしみじみ感じるのは、心が身体に取り残されている不安定さです。このギャップをうまくコントロールするのが当面の課題かな。(2004-01-09 17:31:11)
  • 出雲眞知子あ、そうですね、上りが良くて下りが悪いわけじゃない。それに、お肌の衰えとか白髪とか、ちょっと忘れていただけで、現実は・・・。このところ妙にハイテンションが続いているせいで、現実が見えなくなっているらしいです。(2004-01-09 18:36:24)
問題
以下の文章の中に、いくつ矛盾があるかみつけなさい。
(なお、文章は、わたしが勝手に作ったもので、引用でも何でもありません。)

安全な地域だから、自衛隊を派遣します。
危険なので、メディアは取材に来ないでください。
自衛隊は、復興支援に行くのであって、戦争しに行くわけではありません。
イラクの人々は、復興支援に来た自衛隊を軍隊とは思わないでしょう。
自衛隊は事実上の軍隊なので、憲法9条を改正するのが自然なのです。
日本の安全保障にとって、アメリカとのパートナーシップが何よりも大切です。
アメリカの要請に応えて日本が自衛隊を派遣することは、日本の平和のためなのです。
アメリカに一方的に押し付けられた憲法をいつまでも大事にしていたら、主体性がないと言われてもしかたないでしょう。

出題の意図
ひとつひとつを断片的に見れば、もっともだなあ、と思うかもしれません。
でも、すべてを結びつけようとしたら、どうなるかを考えてみましょう。
環和我話 2004-01-10 11:42「問題」へのコメント:

回答ありがとうございました。
出題の意図の裏まで読んだ、模範解答です。満点差し上げます。

補足:よんひゃんさんのところで、他の話題との引き合いで、「問題」が引用されたことに気づいたので、出題の意図の部分まで含めて引用してください、というお願いのメールを送りました。
意図の方が、肝心なので。
うまい表現が見つからないのだけど、雪見さん(日記の1月9日)の心境を読んで、ああいいなあ、と思った。自然体で。

わたしの「上向き」は、その前のかなり危機的な「下り」の反動のようなものでもあるので、またまた反動がきそうな心配も。

それに、ひょっとすると、日本の景気と同じで、上がると見せかけて、ちっとも上がらない可能性もあります(笑)。

実は風邪も、治りそうで治らない。相変わらずの咳、それに声がひどい。センター入試までに治ってないと、やばいぞ。

(ちょっと書き直しました。)
永らく、漬物石のようにのしかかっていた仕事をひとつ、クリアした。

いやあ、もうまったくもって、しんどかった。

書く量はたいしたことはないのだが、どういうふうに書くか、で頭を悩まし続けた。書くためには読まねばならず、かといって、十分な時間的精神的余裕はなく。

ぎりぎりの瀬戸際まで追い詰められて、ついに土壇場で方針を変えてすっかり書き直したのだが、それが吉と出るか凶と出るか。

原稿を送ってからしばらく、丁度連休で、返信はなく。こりゃやっぱりボツかも、と思いはじめていたところ、出版社の担当者から、O.K.の返信がきた。「簡潔、厳選でよい」と言われた。ほっとした。

わたしにこの難仕事を押し付けてきた編者からも、短い礼状がきた。くそー、言ってやりたいことは山のようにあるぞ、と思うが、全部飲み込むことにした。

この漬物石がとれれば、だいぶ楽になる。実際、すごーく楽になった。今日はちょっとばかりルンルン。

さーて、次なる大物にとりかかろう。
【このトピックへのコメント】
  • 環和我話「Re:漬物石」>くそー、言ってやりたいことは山のようにあるぞ、と思うが、全部飲み込むことにした。いや、結局一晩考えて、我慢がならないことは少しだけちゃんと言うことにして、今朝メールを送った。これがまた吉と出るか、凶と出る...(2004-01-14 13:25:20)
環和我話 2004-01-13 22:25「漬物石」へのコメント:

>くそー、言ってやりたいことは山のようにあるぞ、と思うが、全部飲み込むことにした。

いや、結局一晩考えて、我慢がならないことは少しだけちゃんと言うことにして、今朝メールを送った。

これがまた吉と出るか、凶と出るか。

いい関係を取り戻そうと思うからこそ、言うしかないのだが、これで完全に決裂なら、それもまたしかたがない。

さて、切り替えて、しばらくこのことは忘れよう。