出雲眞知子
ロードオブザリングが、アカデミー賞を総なめとか。

実は昨日、家族で観てきた。観る前は、家で1と2のDVDをじっくり見直した。賞がどうとかいうのはどうでもよくて、ただただ堪能。

帰りに子どもたちに、「あなたたちが今ぐらいに大きくなったところでこの映画が出来て、よかった。」と言ったのだが、本当にそう思う。

もうちょっと小さくても、もうちょっと大きくても、、これだけじっくりたっぷりとは、一緒に観られなかったかもしれない。

この物語が世にあってよかったし、それがこれほどの映像になって観ることができて、よかった。それを一緒に観て黙って頷きあえる者たちがいて、よかった。
先手を取られたな。
わたしもおんなじことを書こうと思ったよ。

でも、書いてもわたしが誰だかおわかりにならないだろうな、と。
更新が止まったままだったつきなみさんに比べて、わたしの方は、名前も書く場所もころころ変わっちゃったし。

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日本語が変だった。先を越されたな、だな。
娘の保育園の卒園時のクラスのメンバーで久しぶりに集まった。
みんなずいぶん大きくなったのだが、ひとりひとりの雰囲気はほとんど変わらず。

うちは保育園の途中で引越したので、小学校がみんなと違う、ということもあり、最初のうち、娘はみんなから離れてもじもじしていた。だが、ほどなく、気がついたらどれが娘だか見分けがつかない状態になっていた。ついに居酒屋の中で(空いてたからよかったものの)こども10人規模の「だるまさんがころんだ」とか。

母親集団は勝手におしゃべり。中学生になる上の子がいる人たちは、携帯電話代が大変だ、とか、最近また仕事探しをしている人は、不景気と年齢の壁にぶちあたっているとか。

保育園にいた頃は、子育てに追われていたのでゆっくり話しをする余裕もなかったのだが、これくらいたつと、集まりやすくなる、というのを実感した。きっと、ときどきまたこういう機会があるだろう。

お気の毒なのが、つきあいで同席した父親3名。お互い話すこともあまりないらしく、沈黙が支配していたもよう。
【このトピックへのコメント】
  • 環和我話「Re:お久しぶり」この日の娘の日記を読ませてもらった。「夜、ほいく園の友達と(なつかし〜!)、ご飯を食べた。ママたちももり上がっていたし、わたしたちはもっともり上がっていたよ。」簡潔で的確。...(2004-03-08 22:04:36)
環和我話 2004-03-07 10:32「お久しぶり」へのコメント:

この日の娘の日記を読ませてもらった。

「夜、ほいく園の友達と(なつかし〜!)、ご飯を食べた。ママたちももり上がっていたし、わたしたちはもっともり上がっていたよ。」

簡潔で的確。
【このトピックへのコメント】
  • hirika娘さん日記書いてるんですかー。おおー。(2004-03-08 23:14:30)
  • 雪見どんな若い人にもなつかしい思い出があるんだなぁ。(しみじみ)(2004-03-08 23:25:54)
  • 環和我話「娘の日記」hirikaさんが、おおー、と言ってくださったので、ちと説明。娘は以前もときどき、日記を書いていたことはあったんだけど、だいたい数日で自然消滅。ところが今回はかなり続いている。といっても、2月11日からだから...(2004-03-08 23:55:40)
  • 出雲眞知子「なつかしい」って、意味わかって使ってるんだろうか、ちょと不安ですが。(2004-03-09 00:01:27)
環和我話 2004-03-08 22:04「Re:お久しぶり」へのコメント:

hirikaさんが、おおー、と言ってくださったので、ちと説明。

娘は以前もときどき、日記を書いていたことはあったんだけど、だいたい数日で自然消滅。

ところが今回はかなり続いている。といっても、2月11日からだから、まだ1ヶ月いってないけど。でもほぼ毎日欠かさず書いてる(2日分くらいまとめて書くことはあるけど)。

1ページにその日の出来事を書き、裏のページにイラスト(たいてい女の子の絵)と今日のゲームのコーナー(その日にやったゲームやミメルのこと)、という形式。

どうも、これは続きそうだな。

読ませて、というと、全然気にせず見せてくれる。今のところはね。
息子のクラスの3学期の親睦会の係で、早くなんとかしなくっちゃ、と思いながら、結局ぎりぎりになって企画を立て、案内を作成して担任の先生に配布をお願いした。
この時期になっても、仕事を休む余裕などないので、週末の夜のお食事会。担任の先生にも、よろしければご出席ください、とお誘いをした。

担任は若い男性で、わたしの日記を長くお読みの方はご記憶だろうか、3年前に新卒で着任して、わずかの間につぼみが花開くように教師としての力をつけてきた人だ。だが、ここにきて、初めての高学年の担当ということもあってか、生徒同士のトラブルなどが重なって、体調を崩すなど、ちょっとした壁に突き当たっている模様。

親睦会も、「体調が思わしくないので、残念ながら欠席します」とのご返事。

出欠をとりまとめていただいたお礼を連絡帳に書いて、そこに「お大事に」と一言加えたら、折り返し、「不摂生がたたったようです」という返事が返ってきた。

ちょうど他に連絡する用件もあったので、そのついでに、「不摂生というより、悪がきどもがご心労をおかけしているせいでしょう。すいません。」と返した。

するとまた連絡帳に返事が。「悪がきなんて思ってません。悪がきだとしても、子供たちを誇りに思っています。わたし自身の仕事の仕方を考えるときなんだと思います。」

ありゃー、ほんの軽口のつもりで書いたのになあ。もう用件は何も残っていなかったのだが、思わず「あーー、先生、まじめすぎますぅ。もっと肩の力を抜いてください。」という返事を書いてしまった。

「よく言われます。リラックスするようにやってみます。連日、交換日記のようになってしまい、ありがとうございます。」と返って来た。

もうこの学年になると、めったに使うことのない連絡帳が、行ったり来たりで3往復して、確かに立派な交換日記になっていた。
クラス親睦会の参加人数。

最初、店に、12名で予約。

出欠票のとりまとめで参加希望が10名だったので、予約を10名に変更。
しかしあとでもう一度チェックしたら、参加希望を1枚見落としていた。この段階では、ひとりくらいキャンセルが出るかもしれないと思い、まあいいか。

保護者会(わたしは欠席)で学級委員さんに、キャンセルは前日まで、と伝えてもらったところ、その日の夜電話で2名キャンセル。となると9名か。もう一日待ってから連絡しよう、でまあいいか。

本日学級委員さんから電話。保護者会で、こちらに出欠票が届いていなかった方が参加希望を出したと言っていたとのこと。はて、どこかで紙が消失したもよう。これで11—2+1=10か。なら、まあいいか作戦大成功。

ところが、さらに続く。もうひとりの学級委員さんのところに、おひとりキャンセルの電話があったとのこと。やや、やっぱり変更連絡せにゃならんか。が、その学級委員さんが、たまたま今日わたしが予約したお店でランチをしたので、お店に−1を伝えてくださったという。お、じゃあ、予約数10—1=9になっているはず。

というわけで、途中経過のややこしさにもかかわらず、わたしがお店に最終確認の電話を入れた時には、「(既に修正済みの)9名のままお願いします」の一言で済む。

素晴らしい、ぴったりじゃないですか。
環和我話 2004-02-16 22:32「Re:たんか」へのコメント:

以前わたしが声を荒げた上司氏、その後もまたいろいろ、とんでもない勘違いでこちらの意向と食い違う対応をしてくれて、そのたびに粘り強く交渉。

まるで無関係なふたつのことを結びつけて、あっちでやったからこっちは必要ないと言われる。それぞれ別に理由があってやってることなのに、なんで勝手にリンクさせちゃうんだろう。
かつて委員会で、改善策を検討することを条件に認めてもらった件、もう二度としないと約束したんだから認めない、の一点張り。こっちは、その改善策をきちんと実施したのだから、認めて、と言っているのだが。

どんな勘違い発言に対しても、こちらは感情を極力コントロールし、理性をフル回転させて、理詰めで交渉するしかない。
辛抱強く粘って粘って、了解をとりつける。

そうやって交渉しなければ、明らかに不利益を蒙る人がいることがわかっているのだから、わたしの立場でできるだけのことはする。その一念だ。

両方ともようやく解決を得て、後者の件に関連する院生の指導教授に報告。「(当該の院生に)オトナの社会のむづかしさと同時にgood willの大事さを分かってもらうことにしますね。」と返信がきた。

good will。忘れたくないし、なくしたくない。
環和我話 2004-03-02 18:27「Re:結論」へのコメント:

飲み会はまだ先。

その前に、まず、今回の一件で、とばっちりを受けてやめることにしたという人に電話。
わたしが今の地区に移ってきたばかりのときに、温かく迎えてくれた人だ。

お互いに不満や問題点を共有する。でも、やめる、という決意に変わりはないことも確認。
そうかあ、本当にやめちゃうんだあ、と思う。

次に、サ代会に出るな、はひどすぎるでしょう、という意見をとりまとめてくれた方に電話をする。

いやあ、見事に意見が一致。目的は共通でも、やり方は人それぞれでしょう、というところ。
無理をしても逆効果、できることをやっていく、というやり方しかない、ということもおんなじ。

しかも、あの人は指導者として魅力的でしたよね、と名前を挙げられた人(引越しで他の地区に移られた方)が、わたしがまさにそう思っていた人とおんなじ。

その他にもいろいろ話す。

わたしの考え方を間違っていない、ときちんと言ってくれる人がやっぱりいたよ、と思う。つい先日まで、やはりやめるしかないかあ、と思っていたのだが、もうちょっと、とどまることを考えてみようと思う。
今、一番ホットな共同研究をやっているパートナーは、非常に生産性の高い仕事のしかたをする人だ。

が、わたしの方は、研究のネタはいっぱい抱えているものの、どれひとつとしてなかなか形にできずにいる。表現は汚いが、まさに宿便状態。

(中略、にしました。)

やりたいことや、やれることは、山のようにある。いかんせん人間はひとり、時間は1日24時間。いったい、わたしはこの大量に溜めてしまった宿便を、どうやって排出したらいいのだろう。

今年中に、宿便の多くを、体外に出したい。