環和我話 2004-07-02 22:07「いまどきの・・・」へのコメント:
雪見さん、どうもありがとう。確かに、「なんで?」と聞くのはありですね。回答に納得すればきちんと取り下げられる「なんで?」、であれば。
先日ついでにちょっと書いておこうと思っていて、これまた、書かないうちに時は過ぎ行く、になるところだったことを、やっぱり書いておきますね。
少し前に、ある授業で、グループワークのプレゼンテーションをやったときのこと。グループのひとつのリーダーの学生が、なんか勘違いしてやしない?という軽い調子のプレゼンをやって、ティーチングアシスタントをしてくれている大学院生が、「それは、プレゼンじゃないよ。」と指摘してくれた。
すると発表者の学生は、「ぼくは、こういう軽い乗りにしたくてやったんだから、これでいいんだ。」と開き直った返答。
そこでわたしは、「自分なりのやり方をするのはかまわないけれど、そのやり方に対して批判的な見方が存在することは、ちゃんと理解できなきゃ駄目だよ。」とコメントした。
どうもそういう婉曲な言い方では理解できなかったらしく、その学生は、授業が終わってからも、「なんで自分のやり方が駄目なのかわからない。」とぼやいているので、「どんなやり方をしても構わないけど、プレゼンテーションについてあなたより豊富な知識も経験もある院生のアドバイスに対して、あの態度はないよ、ああいう応答の仕方はするもんじゃない。あれじゃあ、ひとりよがりなままで終わっちゃうよ。それって、すごく恥ずかしくない?」と言ったら、パッと彼の顔色が変わった。自分が何を間違えたか、一瞬にして理解したらしい。