hirika
 あけましておめでとうです。
 今年もここはくだらない、読み流せて何も心に残らないことを書いてゆこうと思っておりますので、みなさまよろしくどうぞ。あ、その分本家の更新はがんばろうかな、と思ってますので(←かなりむずかしいが。つーかここ、本家を知ってる人で読んでる人っているんだろーか、知り合い以外で)。

 ほんとは昨日も書こうかな、と思ってたんだけど、年末に引き続き年明け早々不具合があって、それでかなりげんなりして、書く気をなくしていたのでした。
 間が悪いっつーか。ちょうど精神状態がよろしくないときに立て続けにこういうことがあったので、「あーもうやだ。ここで書くのやめようかな」と本気で思ってみたり。しかし金は払ってあって、有効期限10月まであるし。
 普段だったら「まぁしょうがないや」ですむことだろうとは思うんだけど、どうにもねぇ。ここまで気持ちが荒れるのも9月以来かね? 荒れたり陰鬱になったりと言っても、以前のように日常生活に支障を来たすほどにひどくはないのでいいんだけど。

 で、あれです。もし今後ここで不具合があった場合、一時的に他のところに退避すると思われ、その間読めなくなりますがよろしく。
 お店は昨日も営業していたのですがあたしはお休みをいただき、今日が仕事始めでした。
 下のトピックはお昼の休憩中に書いたものなのですけど、いやー、わざわざ書くことでもないですな。<一時的に他のところに退避すると思われ、その間読めなくなります
 あはははははははは。はー。まぁいいや。

 気持ちが滅入りがちのときは、やはり家にいるより仕事に行った方がいいみたいです。お客さまとの他愛のないおしゃべりが気を紛らわせてくれるし、人と笑いながら話をする、というのは本当に心をやわらかくしてくれます。
 家族団欒もうれしいことはうれしいけれど、ちと複雑ですな。どうにもならない葛藤だとか、消すことのできない確執だとか、“近い”からこその複雑な感情が混じってしまって素直になれません。
 自分をよく知らない人だからこそ素直になれたり談笑できたりってのがあって、それが救いになることも多々あったりします。まぁ客商売ですから、嫌なことも多いですが。
 まぁそんな感じで、ほぼ通常モード(やや下降気味)に戻ったのかな。

 そうそうついでに書いておくと、うちの環境だとこの日記のログ、ダウンロードできません。……いや、できるんだけど文字化けしちゃってて「あらあらあら」みたいな。
 まぁそれもあって、ここではあまり大切なことは書かないようにしようというか、データ飛んでも別にいいや、と思いながら書いていたりする部分もあります。
 て、また余計なこと書いてますな。
 よほど暇な人か、書きたくて仕方がない人か、日常生活に戻ってる人だけよねー。
 休憩中、暇つぶしもあってネットにつないでるんだけど、どこもかしこも日記更新されてなくて、なんかちょっと寂しいぞー。
 つーか、放心状態って言った方がいいのかなぁ。年末、別サイトのアレが終わったら気が抜けて、その無防備なところへネガティブアタックがあって、まぁそれは多少回復したんだけれども、だからと言って「よし、書くぞ!」てな気分になれない。
  • キリトさんへの手紙
  • 本家散文
  • 別サイトの続き物と短編1本
     と、文章にしておきたいことを書き出してみるとこれだけあったりするんだけどねぇ。つか、キリトさんへの手紙は年内に書き上げるつもりだったんだがくじけたんだった(1月6、7日のライブのようすを知る前に書いておきたいんだけど……無理だろうなぁ)。
     で他にも、ここに実はちょっと真面目に(と言ってもメモ程度)腐女子とか同人について書きたいと思ってることがあって、本当に「書きたいこと」はあるんだけど、どうにも「書きたい」っつー衝動が沸いてこなくて困るっつーか。
     なんだろうねぇ、自分の内に感動がないっつーかさ。こう、ネガティブな感情でもいいから、何かしらあれば書くための原動力になるんだろうけどさ(吐き出さずにいられない、とか)、悲しみすらもそれを呼ぶほどにはならないっつー。
     心の状態を考えれば良いことだとは思うのよ。ビョーキが少しずつ回復に向かっている、とゆーことだと思うしさ。ただ、ずっと以前本家のどこかに書いたような気がするんだけど、「自分の内からネガティブな感情──怒りとか憎しみがなくなったら、何も書けなくなるんじゃないか」という不安ね、これがさ。
     あたしはどうしたって考えずにはいられないし、それを文字にせずにはいられないらしいから、たぶん負の感情がなくなっても書きたいことはなくならないだろうな、と思う。だからまぁ「書けなくなるんじゃないか」とゆー不安は消えたっぽい気がするんだけど、それが今は「書きたいことはあるんだけど、実際に書くという行動を起こすまでの衝動がない」っつー葛藤に変化しつつある気がするねぇ。
     まぁとは言え別サイトのアレ。本当にもんのすごく思い入れが強いわけで、1年以上かけて書いてきたそれが、取りあえず5章あるうちの1章だけとはいえ書き上がったわけだから、そりゃ放心もするだろうし、燃え尽きたって感じにもなるわなぁ、みたいな。
     が、だからと言ってこのままだとアレなわけで。書きたいって気持ちばかりが先走り、そのせいか多少焦燥感に駆られたりもしないでもないので、なんとかしないと。や、焦らないのが一番いいんだけどさ。でもなんか、今は何をどの順番で書いたらいいのかすらわかんないぞ。どーしよー。
  •  最近、おもしろいなぁと思いながらここを読んでいるんだけど、なんか、なー。件の方は何を望んでいるんんだろう、と思う。
     物事のすべてを己の思い通りにしたいのかね? それともただ単にかまって欲しいだけなのかなぁ。
     もし仮に、すべてが思い通りになったとして、まったく文句のつけようがなくなったら、一体どうするんだろ。
     デスコミュニケーション。

    あ、時間切れなので(休憩終了)続きは後で。書かないかもしれないけど。
    【このトピックへのコメント】
    • ウロボロス「Re:何を望んでいるんだろう。」つーわけで続き。 すべてを己の思い通りにしたいってことは、服従あるいは従属させるってことで、つまりは支配なわけじゃん。相手の意志なんぞ関係なくとにかく従わせたいっつーのはさ、コミュニケー...(2004-01-07 00:38:51)
    ウロボロス 2004-01-06 14:19「何を望んでいるんだろう。」へのコメント:

    つーわけで続き。

     すべてを己の思い通りにしたいってことは、服従あるいは従属させるってことで、つまりは支配なわけじゃん。相手の意志なんぞ関係なくとにかく従わせたいっつーのはさ、コミュニケーションじゃないよなぁ、と。てかその前に、すべてに首肯されたらそれはそれでまたお怒りになるんだろうし、なんつーか、ね。「いちいち言葉にしなくとも自分の思うところを理解してその通りの言動をしろ」みたいなさ。
     かまって欲しいだけならやってることがお粗末というか、こうあんまり、賢いやり方じゃないし。相手の言葉に耳を貸すこともしないのならそれは独り言とおんなじでさ、やっぱしそれもコミュニケーションとは違うよなぁ、みたいな。
     人に向かって言葉を発するっていうのは、「他者とコミュニケーションを望んでいる」という気持ちの現れだと思うのね。たとえそれが怒りとか憎しみであっても、自分の内にそういう感情があることを伝えたいからだと思うのよ。
     コミュニケーションを求めているにも関わらず、自らそれをデスコミュニケーションにしてしまう。矛盾してるのよねー。で、その矛盾に気づいてんのかな、みたいな。自分が何してんのかわかってんのかな、みたいな。わかっててやってるんだったら(以下自主規制)。

     なんか、さー。頭は悪くないんだろうけど自分自身と向き合うことから逃げ、自分が負うべき責任を他者に転嫁して問題を解決しようとする人って結構いるよなー。
     つか、自分を他者に預けて己で背負おうとせず、つまり自分で自分の存在を承認していないから、いくら人に向かって言葉を発したところでデスコミュニケーションになっちゃうのかもー。

     あ、ちなみにあたしはコミュニケーションを拒絶する場合、とにかく黙り込むです。
     日本武道館2DAYS。

     つーわけで、今日明日はツアーファイナルですな。『JUSTICE & EVIL』ってのに「ニュートラルはないんですか?」とツッコミたくなるあたり、何かと勘違いしているようです(ロウとカオスだし)。
     なんつーか、キリトさんは何年か前に「既成概念や固定観念をぶち壊せ」と言ってたわけで、ツアーパンフをちらりと読んだ限りではあれです、「やっぱり人って変わらないよな」みたいな。だから何だって話なんですけど。

     『JUSTICE & EVIL』
     『WINNERS & LOSERS』(明日のライブタイトル)

     なんとなく、「パラドクス」てな言葉を思い出したりもするんですが。
     「“答え”なんぞいらない」と豪語していたあたしですが、実は今日明日参加するらしい妹ちゃんから教えてもらうことになっています。いや、「必要ないよな」とは思うけれども、一応念のため確認しないと(キリトさんへの自己投影と依存は相変わらず高いのです)。
     ところで、ライブ前に妹ちゃんにメルしたところ、「パーカーが売ってたので購入してしまった…」と。あああー、会場限定のグッズとかあるんでしょうねぇ。まぁ後で通販の用紙が届くとは言え、なんかちょっぴり寂しいです。ガチャガチャもなぁ……。
    「誰も自分のことをわかってくれませんでした。実は自分の考えが
    理解されがたいものなんだと知りました。寂しくて辛くて死にたいとすら
    思いました。そんな時、バンドを始めました。
    俺は今、目の前の障害は避けて通るしそれができなかったら叩き潰す。
    皆に、俺みたいにしろとは言いません。死にたいと思うことだって、それは
    それでいいと思う。でも待ってみて。別の方法が、答えがあるはずだから。」
    と、「ANSER」を歌う前に言ったんですよ。
    ---
     今検索してて見つけた文なんですが、新潟で上記のようなことを言っていたらしいです、キリトさん。
     思いっきり自己投影! みたいな?
     あたしは「死にたい」と思えるほど素直じゃないとゆーか、そういう思いが浮かんでこないくらいに歪んでいるわけですが、なんか、ね。
     あたしにとっては「書くこと」がその方法だったわけですよ。

     ちなみに後日いただける『ANSER』の答えはここに書いたこととは別だと思うです。
     雑音を入れたくないために取捨選択し過ぎって気もするけど、それがいいのかも。ただただ真直ぐに、その流れを感じることができる。不安になることはない。失う覚悟もできている。本当に失ったらその喪失感は言葉にできないほどのものなのだろうけれど。
     昨日のライブレポを早くも人様の日記@はてなで発見。

     「解散説を否定するように、2004年もこのまま行くから心配せずついて来いと、しつこく繰り返してました」

     つーことで。そうですか。
     実はあたしも10月頃、お客さま@ピエラーちゃんからとある噂を聞き、かなり動揺していたんだけれども、うーむ、「まぁ、とりあえず信じておきますか」みたいな? そんな感じ。まぁ噂になろうがなるまいが「いつかは解散する」っつーのは確定してる事実だもんな。不老不死じゃあるまいし。
     でもなんか、ねぇ? 「もし仮に噂が本当だったとして、なぜ今の時期に?」ってすげー考えたんだよね。だって今のピエロの流れを考えたらさ、解散なんてどー考えたっておかしいっつーか納得いかないっつーか、辻褄が合わないっつーか理屈に合わないっつーか、道理に反するっつーか論理的に破綻してるじゃん(大袈裟過ぎ)。
     『ID ATTACK』は攻撃の合図、『奇術的旋律』は足場固め、ライブは攻撃そのもの。GOサインしか見えず、これからが本番ていう今、失速するのはおかしいのよ。
     あたしはピエラーの友達いないし、熱心に情報収集してるわけじゃないから雑音がほとんど入ってこなくて、それでピエロの活動の流れがそう見えるのかもしれないけど、でもどうしても「何で今の時期に解散? そりゃおかしいだろ?」と思っちゃうのよね(不安になりつつも)。

     でまぁ、そういう噂が立つってことは何かしら要因があるってことで、こういろいろ考えてみたんだけど、あれかね? 『ANSER』が問題なのかね? あれを聴いて「置いていかれる」と思っちゃう人が多くて、その不安が噂を生んじゃうのかなぁ。
     『ANSER』──あたしはあの曲はとてもやさしい唄に聴こえるんだけど、他の人にはどう聴こえているんだろ。
    ---
     ……て、スパイラルライフなんぞ聴きながら書くことじゃないと思いつつ。あのー、「キリトさんキリトさん」言ってる自分の状態はね、一応自覚してます。
     結構平気だと自分じゃ思ってるんだけど、こういう「キリトさんへの依存」て形で現れるってことはね、アレなわけですよ。あはははははははは。まぁピエロちゃん自体に動きがあるせいもあるんだろうけど、それにしたってね、「もう少し黙っていられないのかお前は」と自分でも思うし。
     どうにもねぇ。それこそ「わかっててやってるならそれは(以下不適切な発言)」ですよ。
    【このトピックへのコメント】
    • ウロボロス「Re:どうしてそんなに不安なの。」 ご説明ありがとうございます。 噂の出所は2chの可能性が高いかも、ということですか。信憑性のないことしか書き込まれないと思っていましたが、そういうことがあると「もしかして」と不安を煽ら...(2004-01-09 00:14:46)
    ウロボロス 2004-01-08 00:19「どうしてそんなに不安なの。」へのコメント:

     ご説明ありがとうございます
     噂の出所は2chの可能性が高いかも、ということですか。信憑性のないことしか書き込まれないと思っていましたが、そういうことがあると「もしかして」と不安を煽られますね。あたしが聞いた話も「事務所の元スタッフが……」と、特定の人物を指してのことだったので(誰かは知りませんが)余計不安になったんですけど……。

    >そこに「ANSWER」やベストアルバム発売、気合の入りすぎたツアーが、不安に繋がっちゃったんじゃないかな、と思うんですが、うーん。

     これはまぁ、仕方がない……です、ね。

     あまり関係はありませんが、キリトさんが郡山で『自分達を潰そうとするヤツがいる』と言っていました。で、ですね、ふと「それはもしかして身内(スタッフ関係者友人知人その他)の人間のことも指してんのかしら?」と邪推してしまいました。
     昨日から具合が悪く、本日とうとうダウン。つーわけで医者に行って診てもらったらインフルエンザとのこと。ぎゃふん。
     ふつーの風邪だと思ってたのになー。2日から昨日まで7連勤で、疲れが溜まっているから余計具合が悪いと感じるだけだと思ってたのになー。
     なんかいつもよりたくさんの種類のお薬を処方してもらって、ちょっぴりうれしかったり(うれしがってる場合ではない)。
     つかこの、それほど熱はないのに起き上がってるのがツライ、とゆー状況をなんとかしたいよー。
    【このトピックへのコメント】
    • 出雲眞知子うわっ、どうぞお大事に。(2004-01-09 21:39:43)
    • hirikaありがとうございます〜。(2004-01-10 19:45:44)
     妹ちゃんから1月6、7日、日本武道館2daysのレポが届いた。
     人様の日記を読んでも、肝心なところは「わざとやってんのか? もったいぶってんのか?」とゆーくらいに省かれており、非常にいまいましい気持ちだったというか、ある種の(自分自身に対する)落胆を感じていたんだけれども、これでその思いも晴れた。

     というわけで、また聞きなのであれだが、あたしをいまいましい気持ちにさせていたキリトさんのMCがどんな内容だったのかというと。癌で入院しているピエラーちゃんがいて、あと2、3日の命なので何かしてあげてくれないか、と病院から連絡があったそうだ。最初はそれを「ファンを差別したくない」と断ったそうなんだが、結局その子に逢いに行き、しかし何も言えずに手を握っていることしかできなかった、と。ただ、「もう頑張らなくていいよ」と言ったらしい。
     だが、妹ちゃんのレポじゃよくわからん。「そしてこのツアーがはじまった」で締められてるし。それにこのMC、どのタイミングで言ったんだよ。

     なんか、なー。「なんか」って言葉しか出てこないよ。あとは苦笑。

     10月3日の栃木。「来たくても来れない人もいる」とキリトさんは言っていた。「栃木のときはなんか少し変だった。テンションが低い──というよりなんだろう、おとなしいとゆーか、そんな感じ。落ちついてるんじゃなくて、打ちのめされて落ち込んでるみたいな、そういう感じの静かさがあった」って自分で書いてるな。なんか「ああ、そういうことか」みたいな。
     なんか、ねぇ? ほんとに「なんか」しか言えないよ。
    「ANSWER」でも「もう一人で歩けるよ」を「もう一人じゃなかったよ」と。私の聞いた限りでは、12/24の大宮から変わってた。
    ---
     妹ちゃんレポによるとそういうことらしいのだが、これにもちと苦笑。それだと歌詞の意味とゆーか、曲が伝えたがっていることが違ってくる気がするんですがー。
     やっぱり「もう一人で歩けるよ」に込めた意味を伝えるのはむずかしいのか。それとも、意味を変えようとしてるのか。
     人は孤独であることから逃れられはしないのに。

     ……あ、てゆか、そういう意味なら歌詞が違っても同じか。ただ、あたしとは別方向の解釈をする人の方が多いだろうってだけで。
     熱も37℃くらいまで下がり、咳もほぼ出なくなったし、なんとかなりそうな気がしたので仕事に行ってみた。
     が。「起きあがれる=仕事ができる」という状態ではないのだな、ということを実感しつつ2時間で早退。
     昨日まで寝込んでたのにいきなり立ちっぱなしっつーのはやはり無理なんだな。つか、ふつうの風邪と違い、熱・咳きがおさまっても身体の状態がかなりよろしくない。
     目を回してるんじゃないかってくらいクラクラするし、全身が非常にだるい。ときどき軋むように痛んだりもするし。
     風邪はひき慣れているので大体身体の状態を把握できるんだけど、風邪とインフルエンザは違うみたいで、どうにもこう、治ったのか治ってないのか、大丈夫か大丈夫じゃないのか、ってのの判断がつかん。
     体調はまだまだよろしくないのだが、気持ち的にはかなり落ちついたもよう。なぜか、今朝起きたらとても清々しい気持ちとゆーか、まるで憑き物が落ちたような感じだったのよ。
     まぁそれで「これなら仕事もイケるかも」と思ったわけだが。まぁいくら気持ちが大丈夫でも身体がそれについて行かなきゃどーにもならんわな。

     で、「依存だろうがなんだろうがもういいや、書きたいから書くんだよ」つーことでしつこくピエロの話。
     1/6にキリトさんが言ったらしい「何が正義で、何が悪なのかわからないけど」という言葉に、「今さらそんなことを言うのか、あんたが」と思った。
     や、あたし正直、キリトさんはそこを越えちゃってるもんだとばかり思ってたのよ。むー。やはりあたしの買い被りだったとゆーか、理想を押しつけ過ぎだわね。

     数ヶ月前、角川文庫『サブカルチャー反戦論』の中に「なぜ『人を殺すのは悪いことだ』と言えないのか」という内容の大塚英志氏の言葉を見つけ、店頭で思わず涙ぐみそうになった。

     キリトさんにも大塚氏のようであって欲しいと、あたしは望んでいるんだろうね……て書くと語弊があるな。つまり、何が正しくて何が悪いかなんて本当のところどうでもよくて、「これはこうだ」と言い切って欲しいってゆーね。
     もしそれが明らかに嘘だとわかっていたとしても。
     今日は体調はまずまずなのに気持ちがダメダメだー! どーにかならんのかコレ! うきー!
     ああ、どこか知らない世界へ行きたい……(遠い目)。
     やっぱりあたしにはわからない。わからないので、わかったふりをして「戦争は悪いことだ」なんて言えない。
     ただ、ひとつだけはっきりとわかるのは、「戦争が起きると人が死ぬ」ということだ。そしてあたしは「人が死ぬのはやだな」と思う。

     ……なんてことを思ったのは、昨日つい『サブカルチャー反戦論』を部分的に拾い読みしたのと、さっきお夕飯食べてるとき、他に見る番組がなかったのでうっかりニュースステーションを見ちゃったせいだと思う。
     何人かの方がやっていたのであたしもやってみた。
     ファンタジー職業適性診断

    戦士レベル  -6 あきらめましょう
    盗賊レベル  -8 あきらめましょう
    僧侶レベル  -2 あきらめましょう
    魔法使いレベル 5 天性の才能あり

    占い師「そなたに最も似合う職業は、綿密な調査が得意な『魔法使い』じゃ。
    何事にも『慎重さ』『丁寧さ』『正確さ』を求めるタイプじゃな。
    自己主張は弱く、感情表現も弱い。『無表情』で『寡黙』なところが特徴じゃ。
    プライベートなことでも気さくに問い掛けてくる『盗賊』タイプが苦手なようじゃの。
    周囲の話題にならないようにするため、苦手なことを知らせておくことをお勧めするぞ。」

     ……どう思う?
     つーか良かった、全部「あきらめましょう」じゃなくて。危うくファンタジー世界でも社会不適合になるところだったわ。