今日購入した
『SUMMARY of Johnnys World』を先ほど観ました。
セットはすげえ、と思います(さすが12億)、フライングも確かにすごいです。……が、そうやっていくら素晴らしい仕掛けを作ったところで、使う者の技量がそれに見合うものでなければ評価する以前の問題だ、というのが初見の正直な感想です。
KAT-TUNとNEWSの2グループをメインにJrのユニットも勢揃いしているわけですが、それが散漫な印象を生む一番の要因かな。何がしたいのか、というのがわかりません。オイシイところを抽出して全部ぶち込んでみました、という感じなんでしょうか。にしても緩急もないし進行のリズムがバラバラ、全体を貫く1本の筋みたなものが感じられません。
や、別にNEWSにあまり興味がないからこういうことを書いているわけではないです。個人的に小山くんは好きですし、観ていてマッスー良いなあ、と思いましたし、初めてちゃんと聴いたけど、NEWSはみんなそこそこちゃんと歌えるんだな、と感心しましたし。ただ、少クラで聴いたときも思ったけど、NEWSって聴いててもするりと抜け落ちてしまい、心に何も残らないんですよね。特に欠点もなくすべてが均一できれいに揃っている印象、そしてそれが良いところなんでしょうけど、それが却って彼らをつまらなく見せている。
まあこれはあたし個人の好みのせいでそう感じるのかもしれませんが、一方KAT-TUNはというとまったく逆なんですよね。個々に見るとかなりいろいろな部分で偏りがありますし、すごく不揃いで見ている方向もやりたいこともバラバラという感じ、なぜひとつのグループとして成り立っているのかが不思議なくらいなんですけど、逆にだからこそKAT-TUNであれるのだ、と思うのです。そして、そういうKAT-TUNだからこそ、そもそも他のグループと共にメインにすることに無理があったんじゃないか、と思うのです。単独でメインにするか、バックに徹するか、そのどちらかではないとむずかしいと思うんですよね。
とは言え、まあたとえばですけど、亀と山Pの二人を完全にメインして他の10人を脇に置く、というのもありだったんじゃないかとは思うんですけど、でもまあ、それじゃあ納得できる人は少ないでしょうねえ。しかしどうにも、これは承服しかねる内容というか、かなりアレですよ。いくら常に短所や欠点には極力目を瞑りあえてそれを書かないあたしでも、全体的な良さを見つけることができないんだから相当です。まぁとは言え、個々に見た分には楽しい場面もあったんですが。
てことで。
龍神亀すごいカッコ良くてかわいいんですけど!! それになんか、最初から最後まで通してめずらしく色気あるよ。
『アンダルシア』田口めちゃめちゃカッコイイ〜!!
そして一番ラブ指数が上がったのは、
中丸とウサギ裕翔(ゆうと)のボイパ!
いやもうほんと、
中丸大好き! 好き好き好き! って感じでした。KAT-TUNメンバー相手のときもそうだけど、ちっちゃい子の相手をするときの中丸って本当に「おもしろくて楽しくてやさしいお兄ちゃん」という感じで大好きです。
それとA.B.C.は相変わらず良かったです。ダンスはもちろんアクロバットも揃っててきれいだし、ああしてバックをきちんとやってくれていると安心して見ていられるし。
……え? 赤西くんですか? あの、すみません、あたしあの頃(昨年8月)の仁の髪型ってダメなんです。それにメインが12人もいるとなかなか歌ってるときのイイ顔が映らなくてあんまり楽しくないというか。ダンスは『DREAM BOY』のときより色気アップ、見ていて笑っちゃうくらいでしたが。
で。
まあここまでこういうこと書いてきて本当にあれなんですけど、最後にカメラに向かって口を歪め爪を噛むふりをする仁の顔──すみません、つい止めて
10回くらいリピートしてしまいました。
もうほんと、アホ極まりないです。なんだかんだ言ったところで結局あたしってこうなのよ、みたいな。